経営コンサルタントの竹内謙礼の公式ブログ。

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メルマガが突然週一回の配信になってしまったら?

こんにちは。
いろはの竹内です。

さて、私、震災のあった3月11日は、
実は東京の渋谷にいたんですね。

で、ご存知の通り、地震で交通機関が麻痺してしまって、
クライアントのところで、ずっと待機することになってしまったんです。

でも、時間が経つに連れて、気持ちだけは焦ってしまい、
なんとか実家のある千葉県の市川市までは歩いて帰ろうと思い、
クライアントの会社を出て行くことに決めました。

「竹内さん、その大荷物で千葉まで歩いて帰るんですか?」

同じ方角に一緒に歩いて帰宅しようとした社員さんが、
私の膨れたカバンを見て声をかけてきました。

「そ、そうかな?」
「長距離を歩くのなら、荷物は軽くしたほうがいいですよ」
「でも、無駄な荷物なんて持ってないよ」
「探せばありますよ!」、
「例えば?」
「重くて役に立たないもの、とか」
「・・・」
「何かの代役で済んでしまうもの、とか」
「・・・」
「前から捨ててもいいと思っていたもの、とか」

「・・・あった!」

   ipad !

重くて役に立たなくて、
何かの代役で済んでしまって、
前から捨ててもいいと思っていた、

僕の大切なipad!(大切か?)

確かに、千葉までの道のりで、
コイツを持ち歩くのはキツイですね~。

なんたって重量720g。
チワワの子犬と同じ重さの「鉄板」を持ち歩くことは、
あんまり頭のいい選択ではありません。

でも、私にとったら、長蛇の列に並んでまで買った、
大切な大切なipadです(だから本当に大切か?)。

「竹内さん、ipad置いていきましょうよ」
「・・・」
「もういいでしょ、ipad2も出るんだし」
「・・・」
「さ、行きましょう、こんな旧型モデル置いて」

「旧型モデルとは何だぁ!」(逆ギレ)

結局、置いていくのも可愛そうだったので、
重いのを我慢して、ipadも持って帰ることにしました。

でも、予想通りipadは3G回線が
震災の影響で不通になりっぱなしで、
本当に役立たずの鉄板になってしまい、
さらに、途中で重くて邪魔で鬱陶しくなり、
立ち寄ったコンビニの前で、

「ねぇ、ipadって燃えるゴミだっけ?」

と、言い出してしまう始末で、
一緒に帰っていたクライアントのところの社員さんに呆れられてしまい、
最後は歩くことにも疲れて、ゲロ込みの道路にも耐えられなくなり、

1時間後には、元の渋谷のクライアントところに、
ipadと共に戻ってしまいました。えへっ♪

まぁ、翌日、無事に家には帰りついたんですが、
今度機会があったら、
ipadをダンボールに入れて空き地に持っていって、

「誰か可愛がって下さい」

って張り紙でも貼って、置いてこようかと思います。

と、そんな「野良ipad」の話は置いておいて、
今日は最近のメルマガ事情について、
ちょっとお話させて頂きますね。

楽天がメルマガ配信に規制をかけるかもしれないって話、
みなさん、ご存知ですか?

メルマガが週に1回になっちゃったらね

この「楽天メルマガ規制問題」は、
ちょっと情報が錯綜しているので、なんとも言えないところがあるんですが、
一番分かりやすくまとめているネタは、コレだと思います。

4月13日 通販新聞
http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2011/04/post-749.html

今まで、日時に規制がかかるものの、
ネットショップが好きなだけ配信できていたメルマガが、
震災の自粛にあわせて、
「週1回」しか配信できなくなってしまったらしいんですね。

まぁ、正直、ちょっと便乗規制くさいところがあるんですが、
これには、“大人の事情”として迷惑メール、個人情報保護法等、
さまざまな問題が絡んでくることなので、
一概にはなんとも言えませんが、おそらく、

「もう、お客さんも迷惑がっているからさ、
メルマガの配信数も、そこそこにしようぜ」

というのが、楽天側の本音だったんだと思います。

でも、そうなると困るのが、
当然のことながら楽天の出店者ですよね。

今まで週に何回も打ってきたメルマガが、
週に1回しか配信できなくなってしまうと、
やっぱり売上がガクンと落ちてしまいます。

「それは困るよ!」

このように、もし、“メルマガ規制”が本格実施されれば、
そりゃあ、楽天の店長さんは大慌すると思います。

でも、心配には及びません!

当然のことながら、楽天側はありがたい「選択肢」を提示してくれるはずです。

「いいかい、月に10万円のシステム使用料を支払って、
さらに1通当たりに0.3円の課金を承諾するのなら、
自由にメルマガを配信してもいいぜ!」

つまりですね。

楽天はメルマガ配信のサービスの一環で、
「エクスプレスメール」という仕組みがございまして、
これを月々10万円の利用料金を払って使用させてもらい、、
さらに1通0.3円の課金を楽天さんにキッチリ支払えば、

なんと、好きなだけメルマガが打てるようになるんです!

いえーい!

・・・って、喜んでいる場合じゃないっすよね!
だって、考えてもみてください!

今まで無料でガンガン使ってきたサービスがですよ、
突然、年間で120万円の費用が発生するようになって、
さらに配信したメルマガの数に課金されるわけですから、

そりゃあ、たまったもんじゃないですよね!

例えが悪いですけど、
タダで危ないクスリをガンガン打たれて、
「すげぇ気持ちい~」って言っていたら、

急に「次回からは注射1回3万円だぜ」って言われて、
止めるにも止められなくなってしまって、
最後は給料のほとんどを危ないクスリに突っ込んで、

そんでもって渋谷の路上で警察に捕まっちゃう、
どっかの芸能人の旦那さんと、
同じになっちゃいますよね(違うか?)。

もちろん、この楽天メルマガ有料説は、
あくまで通販新聞に書かれている「仮定」の話であり、
私が言っていることではございません。

記事によると、もうすでに楽天の営業さんが、出店者さんに、
「有料になるかもしれないから、エクスプレスメール使ったらどうですか?」って、
売り込んでいるっていう話が書かれていますし、
まぁ、正直、真相のほどは分かりません(ってことにしましょう)。

でも、これだけは言えるのが、
もし、仮に楽天がメルマガ配信に規制をかけて、
月々の高額な配信利用料と、
さらにメルマガに課金をかけてくるようなことがあれば、

楽天を中心にしたネットショップ運営は、
大きな転換期を迎えることは間違いありません。

メルマガの書き方や、広告の買い方も変わると思いますし、
自社サイトの運営や、ヤフーの運営に注力を注ぐところも出てくるかもしれません。
また、さらに投資して
楽天の運営に力を注ぐネットショップが出てくることも考えられるし、

メルマガ自体の存在価値に、疑問を持ち始めるネットショップも、
いろいろ出てくる可能性もあります。

だから、この規制が良い悪いに関係なく、
“今までのやり方”が通用しなくなることだけは、確かだと思います。

5月20日に開催されるセミナーでは
そんな“次世代”のネットショップ運営について
お話したいと思っています。

5月20日の複数サイト運営セミナー
http://www.maildealer.jp/seminar/seminar0520.php

おそらく、メルマガ配信に規制が入ると、
ビジネスチャンスが生まれる販促手法と、
そうでない販促手法が大きく分かれてくると思いますので、

その点をしっかり見極めていかないと、
ライバル店舗よりも遠回りな販促を強いられると思います。

あと、やはり、ひとつのショッピングモールに、
自分の会社の売上のほとんどを賭けてしまうのでは、
ちょっと怖いですよね。

うまくリスクを分散しながら、売上を伸ばす方法も、
セミナーではお話していきたいと思っています。

このメルマガ配信規制を
「チャンス」にするのも、「悲劇」にするのも、
あなたの行動ひとつだと思いますよ。

編集後記

この楽天のメルマガ配信規制が「有る無し」に関係なく、
これからのメルマガは、もっと丁寧に書かなくては、
やはりダメな時代になってきているんだと思います。

でも、この「メルマガを大事に書け論」は、
実は数年前から私がずっと言っていることでもありました。

ちなみに、私のメルマガ執筆ノウハウを、
ガンガンに突っ込んだ教材がコチラになります。

「超メルマガ作成講座」
https://e-iroha.com/dvd_melmaga/index.html

少し古いんですが、
それでも、「メルマガを書くときはこういうところに注意しろ」というのが、
かなり細かくレクチャーしているので、
メルマガ執筆の初心者の人には、ためになる教材になると思います。

5月20日のセミナーに来れない人は、
ぜひ参考にしてくださいね!

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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