経営コンサルタントの竹内謙礼の公式ブログ。

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2014年が「最悪」と言われる理由

こんにちは。いろはの竹内です。

前回のメルマガでもお伝えした通り、
19日より、「予測カレンダー」の販売が開始となりました!

■11月30日まで17,800円から限定価格『8,800円』
≪2014年度版≫
売れる販促企画&キャッチコピーカレンダー先行予約販売開始!
詳しくはコチラ!
https://e-iroha.com/calendar2014/

このカレンダー、実は私がコンサルタントを始めた時は、
まったく想定していなかった商品なんです。

でも、たくさんのクライアントにアドバイスをしていくうちに、

「1年先が分かれば、どんなにラクだろう」

と思い始めて、試行錯誤してたどり着いたのが、
この「予測カレンダー」という、次年度を徹底して予測する方法でした。

本来ならば、この時期ぐらいから
来年度の計画を立てなくてはいけないと思うんですが、
ご商売をされている人たちは10月と11月は大忙しです。

先のことを考える余裕なんてありません。

だったら、みなさんの代わりに、オレが先を読んでやろうじゃねぇか!
と思って作り始めたのが、このカレンダーを作るきっかけでした。

というわけで、今回は先行予約販売企画として、
もうひとつ、2014年の予測的なお話をさせていただければと思います!
そう、2014年は、『良いお客』を作る絶好のチャンスなんです!

休日の並びとしては“最悪”の2014年

さて、毎年、予測カレンダーを制作するうえで、
一番最初に行う作業というのは、暦の並びを見ることなんですね。

例えば、ゴールデンウィークの休日はどうなっているのか、とか。
給料日の後の連休はどのくらいあるのか、とか。

未来を予測することが非常に難しい中でも、
“暦”だけは確実な“未来”に起こりうることですから、
ある意味、先が読みやすい出来事だったりするんですね。

では、2014年は、いったいどんな暦の並びなのか?

結論から言うと“最悪”ですね。ええ。

ちょっと近年稀にみるぐらい、テンポが悪い休日の並びになっています。
とにかく、「火曜日」の休みが多いんです!
ざっと紹介すると・・・。

2月11日(火)建国記念日

4月29日(火)昭和の日

9月23日(火)秋分の日

12月23日(火)天皇誕生日

おいおいって言うぐらいの飛び石連休が多い年になるんです。
つまり、土日に休んで、月曜日に出社して、また火曜日に休んで、水曜日に会社に行く。
と、こんなドタバタな1週間が、1年間で4回もやってくるんです。

「で、だから何なの?」

そう思った人も多いと思います。
でも、ここからが本題です。

まず、こういうテンポの悪い休みの並びになると、
消費者はあまり長距離の移動はしたくなくなります。

もちろん、有給を使えばバッチリ4連休になる会社もあると思いますが、
今回は建国記念日をのぞいて、ほとんど月末に差し掛かっていますから、
そう簡単に4連休をとるのは難しい状況だと思うんですね。

言ってしまえば、火曜日の祝日でさえ、休日出勤の可能性だってあるんです。

そうなると、当然、遊びに行く場所は近場になりますよね?

日帰りでいけるところがせいぜいで、
おそらく、観光地よりも、ショッピングモールやアウトレットなんかが、
例年よりも集客力が高まると思います。

しかも、これを確定づけることとして、

来年は消費税の増税が控えています。

そうなると、余計に消費者はお金は使いたくないし、
遠くにも行けないから、必然的に行動範囲は狭められることになります。

「できるだけお金は使いたくない」

「でも楽しみたい」

「だけど遠くにいけない」

そうなると、ちょっとお得感がある、『企業が主催する販促イベント』が、
飛び石連休のレジャー候補として上がりやすくなるんですね。

実際、1989年と1997年の消費税の増税時の新聞を振り返ると、
ゴールデンウィークは“近・安・短”にお客さんが動いて、
店舗のイベントや販促が非常に好調だったらしいです。

だから、今年こそ、お客さんと接触的に触れ合うイベントを開催して、
「良いお客」をしっかり育てる年にしてほしいんですね。

例えば、試飲会、試食会などは、
お客さんにとったらお金をかけずに遊べる絶好のレジャーだと言ってもいいでしょう。

また、工場見学や、親子で楽しむサービスの体験、
スタッフと一緒に触れ合える野外イベントなんかも人気が出ると思います。

同業者で集まって、アウトレット品を寄せ集めて即売会をやってもいいですし、
人の集まる公園やイベント会場に、出張で露店を出してみるのも一手だと思います。

普段であれば、自分たちの「遊ぶ」を優先してしまう人たちも、
飛び石でポツンと空いてしまった日程になってしまうと、
どうやって埋めていいのか、わからなくなってしまい、
結果的に「近場でお得感のある遊び」を考えやすくなってしまうんです。

いいですか?

もう、商品を送りつけたり、値引きしたりするだけでは、
お客さんは「優良顧客」になってくれない時代なんです。

お客さんはスマホを手に入れたことにより、
24時間、365日、情報に触れ合えることができるので、
お客さんと浅い関係しか作られていない商品や会社では、
すぐに浮気して、逃げていってしまいます。

「お客さんを呼ぶイベントなんか面倒だからやりたくないよ」

そう思うかもしれませんが、
実は「やりたくない」ではなく「やらなくてはいけない」という時代になっていることに、
そろそろ売り手側は気づかなくてはいけません。

これは、今回の2014年のカレンダーで強く述べていることなんですが、
実はもう、「検索エンジン対策」っていう考え方そのものが、
古い時代になってしまっているんです。

「言葉」を調べられて、競争する時代から、
自分で「言葉」を生んで、それをお客さんに調べてもらう時代になってきているので、

もう、SEOやキーワード広告で争うことは、
あまりにもノウハウのレベルが高くなりすぎてしまって、
中小企業の販促手法としては、だんだん時代と合わなくなってきているんですね。

だから、お客さんに、自分の会社、自分の商品を調べてもらうために、
売り手側はどんどん「言葉」を作っていかなくてはいけません。

その言葉つくりのために、
売り手側は積極的にお客さんと触れ合うチャンスを作っていかなければいけないと思います。

※≪注意≫

今回のカレンダーの特集企画は、
グーグルや楽天に頼らない10年先も儲けられるビジネスアイデア
を紹介しています。

■11月30日まで限定価格 定価17,800円→8,800円

【2014年版】
売れる販促企画&キャッチコピーカレンダー先行予約販売開始!

詳しくはコチラ!
https://e-iroha.com/calendar2014/

編集後記

人間は、そもそも未来を予測できない生き物なんです。
だから、『事業計画書』を作らないと、
予定通りにビジネスを進めることができないんですね。

だけど、その『事業計画書』を作るためには、
絶対に『先を読む』という作業を行わなければいけないし、
その『先を読む』という行為を『事業計画書』に落とし込んだのが、

「経営戦略」になるんです。

だけど、今、多くの人が「経営戦略」の作り方を間違っている状況です。

自分の思いつきで売上目標を設定する経営者。
上司のご機嫌伺いのために用意した、適当な販促企画。

お互いが、将来を直視せず、

「どうせ、先のことなんか誰も分かんないよ」
「売上目標なんて達成できなくても、なぁなぁでごまかせるよ」

そんな思いで「経営戦略」をみんなで作ってしまうから、
「未来」がいい加減になってしまい、
場当たり的な売り方しかできなくなってしまうんですね。

未来は「予想する」という気持ちよりも、
「想像する」という気持ちを強く持たなければ、
質の良い「経営戦略」にはならないと思いますよ。

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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