ポスターと似たような目的で使われるのがタペストリーです。お店での販促キャンペーンの案内や、展示会での集客などで用いられます。ポスターよりも目立たせることができますので、注目を集めたいときにおすすめの販促物です。
タペストリーはポスターよりも価格が高いため、印刷してから失敗だったとわかったときの損失が大きいです。この記事を参考にしていただいて、間違った方法で制作を進めないようにしていただければと思います。
タペストリーとは?
タペストリーはポスターと似ていますが、具体的にどんな違いがあるかをご説明します。
タペストリーとは、人物や風景などをさまざまな色の糸で織りだした、つづれ織りの壁掛けのことです。タペストリーは英語ですが、もともとはフランス語のタピスリから来ています。
表面に見えているのは横糸で、太い横糸で縦糸を包みこんでからすき間を埋めるために圧力をかけているので、縦糸は表面からは見えません。太い横糸によって、カラフルな図柄やさまざまな模様を表現しています。
タペストリーはゴブラン織りと呼ばれることもあり、華やかな外見から室内を飾るインテリアとしてよく使われています。高級素材が使用されたものや、有名な芸術家が手がけたものなどは、たいへん値打ちのある芸術作品として高く評価されています。
現代では、壁につり下げる大きな宣伝広告や、印刷した長方形のインテリアなどもタペストリーと呼ばれています。また、化学繊維生地にプリントをしたものが多く出回るようになり、入手しやすくなっています。
展示会やイベントでの販促に
タペストリーはいかがですか?
タペストリーは美しく人目につくことから、お店の宣伝や、展示会やイベントでの販促などに使われることも多くなっています。
多くの企業が紙のポスターだけを掲示している場にタペストリーがあると目立つので、多くの人は何をしているのだろうと興味をそそられます。
タペストリーは、生地の種類やサイズ、色合いなどは自由にアレンジ可能です。現代のタペストリーはどんな絵柄やデザインであっても印刷できるので、宣伝文句などを自由に盛り込むことができます。
また、風雨にさらされても簡単に破れてしまうことはなく、丸めてもクセがつかないのでポスターよりも長持ちします。かわいいタペストリーや、お得情報などが書かれた人目をひくタペストリーを作って、展示会やイベントなどでの集客を目指しましょう。
タペストリーって自作できるの? 自作するためのキット
タペストリーを自分で作ってみたいなら、自作キットが販売されています。タペストリー作りに必要なパーツはバラ売りでも販売されていますが、キットなら個別にそろえる必要はなく、必要なものが一度にそろうので便利です。
一般的なタペストリーキットに入っているものは、以下の通りです。
・タペストリーバー2本
生地の上辺と下辺にセットする棒で、タペストリーポールやタペストリーパイプなどと呼ばれることもあります。生地の大きさを考えて、必要な長さのものを選びましょう。
・補強テープ2個
生地の、タペストリーポールを通す部分に貼って補強します。
・キャップ4個
生地にタペストリーポールをセットしたあと、キャップを挟みこんで固定します。
・つり金具
でき上がったタペストリーをつるすための金具です。タペストリーポールと一体型になっていることもあります。
・つり紐
つり金具に通して、タペストリーをつるすための紐です。
・説明書
タペストリーの作り方が記載されています。
タペストリーの自作キットは、布は自分で用意するものが多く、ほかの必要な部品はキットの中に含まれています。中には、美しい絵柄の布もキットに含まれているものもあります。
バーや紐は必要? タペストリーの基本的な仕様
タペストリーのサイズと形などはさまざまです。タペストリーを設置したい場所や、タペストリーの柄とのバランスなどを考慮して決定すると良いでしょう。
基本的な仕様は、縦長の長方形です。飾るときには、壁や天井などからつり下げて使用されることが多いでしょう。この場合、タペストリーの上部と下部にセットするタペストリーバーや、つり下げるときに使う紐が必要です。タペストリーバーがあれば生地がしっかりし、ぴんと張った状態に保つことができるのできれいに見えます。さらに、紐があればフックなどがあるところにはどこでもつり下げることが可能です。
しかし、タペストリーはつり下げる以外にも飾る方法があります。据え置き型や自立式のタペストリーもあり、バーや紐を使わずにフックやクリップなどで設置されることもあります。自立式のタペストリーの場合は、タペストリーバーを上下につけて、紐を使わずに後ろに立てたスタンドバーに設置されるケースが多いです。
タペストリーを注文するときに知っておきたい加工法
タペストリーを注文するときには、加工を加えることができます。見た目に変化をつけることができるのはもちろん、耐久性を上げるためにも加工されます。
アレンジすることで、使いたい場所やシチュエーションにぴったりなタペストリーを作れます。センスを盛り込むとともに利便性を高めるために、タペストリーの加工法についても知っておきましょう。
防炎加工
生地の裏面に、日本防炎協会認定の防炎ラベルを取り付ける加工です。防炎性が高いので万一の火事にも備えることができ、商業施設など人が集まる場所で使用するときにも安心です。
ラミネート加工
タペストリーにラミネートフィルムを貼って、耐久性や耐光性を向上させる加工です。表面にややツヤが出るので見映えも良くなり、表現力も高めることができます。ツヤが出る光沢のあるフィルムと、ツヤのないマットフィルムから選択できることもあります。
屋外などでタペストリーを使う場合、雨風への耐久性を上げるために使われます。
UVカット加工
UVカット仕様のコールドラミネートを貼って、タペストリーの印刷の色あせを防ぎます。直射日光の当たる場所に屋外展示をしたいときにおすすめの加工です。UVカットの効果は、日光の照射時間や光の強さなどによって異なります。屋外の日光だけでなく、屋内の照明による色の変化も防ぎます。
割パイプ加工
小型のタペストリーの場合、生地を挟みこめるタイプの割パイプで簡単に設置できるように加工ができることもあります。挟みこみ加工とも呼ばれています。
袋縫い加工
タペストリーポールを通しやすいように、上下にポールが通る穴を作って袋縫いをします。穴の大きさは、ポールの太さに合わせて決定します。袋縫い加工はオプションではなく、標準で行われていることも多いです。
ウェルダー袋加工
袋縫い加工と同じようにタペストリーポールの穴を作る加工ですが、ミシンを使わずに熱で溶接することによって袋を作ります。袋縫い加工よりも長持ちするのが特徴です。
左右ヒートカット加工
タペストリーの左右を、熱で溶かしながら裁断してほつれを防止する加工です。
長持ちするようになります。
ハトメ加工
タペストリーは、タペストリーポールを使わずにロープやワイヤーなどで設置する場合もあります。その場合に、ロープやワイヤーを通すための穴をあけるハトメ加工をします。穴をあけたあと、金属製の金具で補強するあけロープやワイヤーの摩擦やタペストリーの重みにより穴が広がってしまうことはありません。ハトメ穴の数や、穴と穴の間隔は指定できます。
このように、さまざまな加工方法がありますので、使い続ける期間や設置する場所ごとに適した加工を選んでください。1回だけイベントで使うものと、継続的に店頭などで使うものでは、必要な耐久性は違います。
タペストリーの一般的なサイズは?
規格外でも注文できる?
タペストリーのサイズは、印刷のコピー用紙のように特定の規格サイズが存在するわけではありません。しかし、目安となるサイズはあります。
個人が部屋に飾ってインテリアとして楽しみたい場合は、A2サイズ(420mm×524mm)が定番です。大きすぎることも小さすぎることもなく、部屋に飾るには程良い大きさでしょう。一方、お店や企業が販促として用いる場合は、より大型サイズのタペストリーが好まれます。よく使われるサイズは、A1(594mm×841mm)やA0(841mm×1189mm)、B0(1030mm×1456mm)などです。
イベント会場などでタペストリーを飾る場合は、パーテーションに設置されるケースが多いです。その場合は、パーテーションの高さに合わせてタペストリーを制作すれば、タペストリーを地面に引きずってしまったり、短すぎてパーテーションが丸見えになったりすることはないでしょう。お店の入り口などに設置するときには、屋根や天井から地面までの長さを測ってタペストリーの長さを決めるのがおすすめです。
規格外サイズやオリジナルサイズで注文したいなら、特注サイズでも対応してくれる業者があるので相談してみましょう。
どんな生地がおすすめ? タペストリーの素材の種類と特徴
タペストリーには、さまざまな種類の生地が使用されています。耐久性や発色の良さなどそれぞれに異なる特徴があるので、どの生地にするか比較して検討しましょう。使用する場所は屋内なのか屋外なのか、使用する期間はどれくらいの長さなのか、取り外しはよくするかなどを考慮して選べば、用途にぴったりの生地を見つけられます。
合成紙
合成樹脂を主原料とした破れにくい紙素材で、タペストリーの推奨生地でもあります。発色が良いのが特徴で、マットに仕上がるので上品な感じです。耐久性があるので、紙素材ですが短期間であれば屋外での使用も可能です。切れ込みがあると裂けてしまうこともありますが、手で破れないほどの強度があり、伸縮性にも富んでいます。印刷方法はインクジェットが一般的です。
トロマット生地
しっかりした厚みがありながら、軽くて使い勝手の良いポリエステルの布素材です。化学繊維なので格安で、扱いやすいのが特徴です。紙の場合折りたたむと跡がついてしまいますが、布なので持ち運びしやすく小さくたたむこともできるので、よく取り外しをするならこの素材が向いているでしょう。
布素材の中では丈夫で、やや光沢があります。短期間であれば屋外での使用も可能ですが、長期間屋外にさらされると色あせてしまいます。
ターポリン生地
合成紙やトロマットよりも耐久性が高い、テント地の素材です。ポリエステルやナイロンの素材を、合成樹脂でコーティングしています。風雨にさらされても強いので屋外の設置にも向いていて、長期間展示しておくことができます。重さがあり折りたたみしにくいので、持ち運びには向いていません。
トロピカル生地
トロマットの約半分ほどの厚さで、薄いポリエステルベースの布素材です。とても軽くて、小さくたたむことも可能です。トロマットよりも耐久性はやや落ちます。タペストリーのほか、屋外ののぼり広告などにもよく使用されています。
スエード生地
光沢を帯びていて手触りも良い、リッチなイメージのあるポリエステルの素材です。やや厚みがありしっかりとしていて、発色が良くきれいに印刷できます。アイロンをしっかりかけると伸びてしまうので、蒸気でしわを取る程度にとどめましょう。印刷方法はインクジェットです。
テトロン
テトロンポンジとも呼ばれる、薄くて軽量のポリエステル素材です。価格が安くコストパフォーマンスにすぐれていますが、それほど耐久性はありません。裏抜けが良く、表側に印刷した字や絵などが裏側からも透けて見えます。
オリジナルのタペストリーを特注で制作する方法
オリジナルのタペストリーを作るときには、サイズや材質、加工方法などを自由にアレンジしたい場合もあるかと思います。そんなときは、特注でタペストリーを制作してくれる業者に依頼するのがおすすめです。
まず、作りたいタペストリーのデザインやサイズ、数量などを決めます。それを業者に伝えて見積もりを出してもらいます。どの生地を使ったらいいかわからない場合は、相談してみましょう。使用する場所やシーンに合わせた最適な生地を教えてもらえるでしょう。複数の生地で見積もりを出したり、生地見本を送ってくれたりする業者もあります。価格や生地の厚さ、手触り、光沢などを確認して決定しましょう。見積もりの内容に満足し、最終的に決定したら印刷と縫製、加工に入ります。
ビジネスだけでなく趣味でも!
アニメのタペストリーを制作するには
個人的な趣味として、アニメやゲームなどのお気に入りのキャラクターでタペストリーを作る人もいます。好きなキャラクターのお気に入りのシーンや名シーンなどをタペストリーにすれば、部屋に飾って楽しむことができます。同人イベントに参加するときなどは大きめのタペストリーを作成して飾れば、存在感を出して人目をひくことができるでしょう。
アニメのタペストリーを制作するときは、まず印刷したいデザインを決めます。それをデータとして保存しておきましょう。次に、タペストリー本体のサイズや向き、生地などを選択します。業者によっては、まず見積もりを出してから正式な注文となることもあります。業者によっては1枚から製作可能なこともあるので、好きなアニメキャラを個人的に楽しみたいときに利用されています。アニメのキャラクターの等身大タペストリーを作ることも可能です。
タペストリーのデザインを外注する方法
タペストリーのデザインをどうしたらいいかイメージがわかず、自分ではうまくデザインできないこともあるでしょう。
そんなときは、デザインを業者に外注できます。デザイン事務所や広告代理店に依頼するほか、クラウドソーシングを活用して個人デザイナーに依頼するという方法もあります。
外注するなら、プロがすべてデザインを手がけてくれるので手軽です。その反面、制作費用は高めになります。個人デザイナーなら安価で作成してくれるケースも多いですが、制作指示やスケジュール管理などが必要です。
タペストリーの制作を請け負っている会社では、デザインのテンプレートを無料で用意していることもあります。デザインがうまく決まらないものの、外注費用はかけたくないというときにはテンプレートによる作成も検討してみると良いでしょう。
タペストリーって高いの?価格の相場は?
タペストリーの価格は、選ぶ生地やサイズ、加工方法などによって異なります。安いトロマットやテトロンなどであれば、小さなサイズのものは1枚1000円台から制作できることもあります。
生地とサイズ、価格の例は以下の通りです。
トロマット A1 3000~10,000円
トロマット A0 3500~10500円
トロマット B0 4000~11000円
ターポリン A1 3500~10500円
ターポリン A0 4000~11000円
ターポリン B0 5000~12000円
合成紙 A1 4000~11000円
合成紙 A0 5000~12000円
合成紙 B0 7000~15000円
上記は1枚注文したときの例ですが、まとめて注文すると1枚あたりの価格は安くなります。
さらに、注文から届くまでの日数によっても価格は変わります。急いで届けてほしい場合は、プラス料金になるのでよく確認しましょう。納期に余裕をもつほど安くなります。
タペストリーを製作する際の一般的な納期は?
展示会やイベントなどに合わせて、急いでタペストリーを注文したいときもあるでしょう。一般的に、タペストリーを注文すると届くまでにはどのくらいかかるのでしょうか。
業者によっても異なりますが、通常は受付日から2~6営業日ほどで出荷されます。受付日とは、デザインのデータを入稿して入金が完了し、注文が確定された日のことです。土日祝日は計算に含まれないので注意しましょう。また、出荷される日とは、タペストリーが届く日のことではありません。
配送業者に出荷されて自宅に届くまで、配送方法や地域にもよりますが2~5日ほどかかります。この日に必要と決まっているなら、間に合うように余裕をもって注文することが大切です。
タペストリーの注文方法に関して
タペストリーの印刷を業者に依頼するときは、注文方法を知っておきましょう。一般的な注文の流れは以下の通りです。
依頼する業者を決める
タペストリーを注文するときは、まず依頼する業者を決めます。依頼できるところは大きく分けて、タペストリー制作会社と印刷会社の2種類があります。「見積もり無料」「サイズオーダー可能」「1枚から注文可能」などそれぞれに特徴があるので、自分の希望に合ったところを選びましょう。サポート体制が充実しているところや、価格設定が良心的なところを選ぶのもポイントです。
デザインをデータにして準備しておく
印刷したいデザインを、データにして入稿できるように準備しておきましょう。デザインを作成するには、フォトショップやイラストレーターなどのデザイン系ソフトを使う方法と、WordやExcel、PowerPointなどのoffice系ソフトを使う方法の二通りがあります。印刷会社のテンプレートを使って作成することも可能です。
生地やサイズ、加工方法を決める
次に、タペストリーの生地やサイズ、加工方法を決めましょう。屋内使用なら合成紙、屋外に設置するならターポリンなどと、ニーズに合わせて選ぶことができます。各素材の特徴をしっかりおさえて、価格も考慮に入れながら選びましょう。
タペストリーは、サイズも豊富です。商業用であればA1やB0など大きなサイズが良く使われていますが、設置したい場所に合わせてオーダーすることが大切です。規格外のサイズを頼みたいなら、フリーサイズで注文できるか確認して見積もりを依頼します。
データを入稿してチェックする
生地やサイズなどを決めて注文したら、次はデザインのデータを入稿しなければなりません。業者の入稿フォームに、名前やアドレスなどの必要事項を入力し、データを添付します。データは業者にメールで送る方法と、インターネット上でアップロードする方法があり、業者によって異なります。
データを入稿できたら、完成イメージを閲覧できるので不備がないか確認しましょう。もし左右が合わない、ズレがあるなど不備があれば、データを再入稿してチェックし直します。
支払いをして配送を待つ
データの確認が終われば、支払いへと進みます。業者によっては、データ入稿の前に支払いを済ませなければならないところもあります。データ入稿と支払いが完了すれば、業者から納期案内メールが届く場合が多いので確認しておきましょう。業者側は、印刷をして出荷するという流れになります。
写真やデザインデータを入稿する際の注意点
写真やデザインのデータを入稿するときには、いくつか注意したいことがあります。
実際にタペストリーが完成したときに「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、以下の要素に注意してください。
業者のテンプレートを利用する場合にガイドラインを守る
簡単にデータを入稿できるのは、業者のテンプレートを使った入稿方法です。テンプレートを使えば、規定サイズのデータを簡単に作れるので、サイズ間違いなどのリスクを減らせるでしょう。
まず、印刷用のテンプレートをダウンロードしてデータを作成します。仕上がりと同じサイズの長方形を選んで作成し、そこに写真や文字などを配置していきます。文字や画像などは入れる範囲が設定されているので、うまくその枠内に収まるように注意が必要です。
このガイドラインを無視すると、縫製や裁断などによって文字や絵が切れたり見にくくなったりしてしまいます。文字が枠外にはみ出ると、読めなくなってしまいます。反対に、絵や写真などは枠外まで塗りつぶさないと、裁断がずれたときに印刷するものがなく、外側の端が白くなってしまうかもしれません。
注意事項をよく読んで、その通りに絵や写真の位置を設定しましょう。デザインの中に画像を挿入する場合、画像のデータも別途送らなければならないこともあります。
メールで入稿する場合容量制限に注意
業者のメールアドレス宛にデータを添付して入稿する場合は、データの容量に注意が必要です。あまり大きすぎる容量のファイルには、対応していないこともあります。
あらかじめ最大容量を確認しておきましょう。
郵送で入稿する場合にやり取りに時間がかかる
業者によっては、DVD-RやCD-Rなどでデータを郵送で送ることもあります。オンライン上での入稿やメールの添付よりも、時間がかかることがあるので注意しましょう。
手間がかかるので、できるだけWebサイトもしくはメールで入稿できる会社を選ぶことをおすすめします。
入稿依頼する前にしっかりセルフチェックしよう
どの方法で入稿する場合でも、データを送る前にしっかり確認しましょう。きちんとセルフチェックしていれば、イメージ違いや印刷のズレなどを減らすことができます。どんな点に気をつければよいのかわからないときは、入稿方法に合わせてセルフチェックのポイントをおさえたチェックリストを用意している業者もあるので、積極的に活用しましょう。
タペストリーを注文できる店舗一覧
タペストリーを制作してくれる印刷会社はいくつもあります。そのいくつかをご紹介しましょう。
大型出力屋
「大型出力屋」では、屋内用や屋外用のほか、自立式のタペストリーも扱っています。使用用途や使用期間に合わせて、1枚からでも印刷は可能です。スピード納品にも対応しているので、急いで届けてほしいときにも選べます。色校正初回無料サービスや、素材サンプル無料サービスなどもあります。
大判プリントの達人
最短で当日発送可能なのが、「大判プリントの達人」です。1枚から製作可能ですが、まとめて注文すると割引があります。色を事前にチェックしたいときは、お試し印刷無料サービスを利用できます。丁寧に制作された商品には、安心の品質保証もついています。
ラクスル
最後にご紹介するのは、ネット印刷「ラクスル」です。さまざまな仕様から選ぶことができ、最短2営業日から出荷可能です。生地は、ターポリン・合成紙・トロマットから選べて、タペストリーポールもついた状態で届き、付属品も同梱されているので届いてからすぐに設置できます。取扱いのサイズも豊富で、オリジナルサイズで制作したいときや、規定生地以外で作ってほしいときには見積もりを依頼できます。1部2000円~と圧倒的な低価格なのも魅力です。
まとめ
タペストリーの制作を円滑に進めるためのサイズ、素材、加工方法、発注方法などを解説しました。多くの人の目をひく魅力的なタペストリーを作るための参考にしてください。
また、この記事でまとめているような基本的な知識をおさえておけば、発注のときに思い悩むことが減るでしょう。