経営コンサルタントの竹内謙礼の公式ブログ。

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経営者は少しマゾなぐらいがちょうどいい。

こんにちは! いろはの竹内です。
先日、広島で「このお好み焼き屋が一番うまそうだ!」と言って飛び込んだ店が、

まぁ、衝撃的なぐらいマズイお店だったんですね……。

言葉ではうまく表現できませんが、
「長靴にソースつけて食べたら、たぶん、こんな味」

という、未体験ゾーンのお好み焼きに遭遇してしまったんです。
で、私、ここでカミングアウトしてしまいますが、

「おいしいお店」を見抜く力がゼロに近い人間なんです。

思い返せば、飛び込みで入ったお店の7割ぐらいは、
美味しくないお店といってもいいかもしれません。

特に札幌に関しては、自分で飛び込んだ店は1勝19敗ぐらいの勝率で、
もう地区予選すら突破できない成績でばく進中です!

なぜ、そのような悲劇を繰り返すのか?

私、長靴味のお好み焼きを食べながらちょっと考えてみました。
で、ひとつ結論が出たんですが、

おそらく、販促のコンサルタントをやっているせいか、
販促の上手な演出のお店に、鼻が効いてしまうんだと思います。

つまり、「販促」は頑張っているんだけど、
食事の味には頑張っていないお店に入ってしまって、
結果的に“まずいお店”の的中率が、神がかり的になってしまっているんだと思います。

と、いうことで、みなさん、

今度、僕と一緒に食事にいきませんか?(いかねーよ)

そんなふざけたグルメ話は置いといて、
本日のメルマガのネタは、

「言い訳」について、ちょっと耳の痛いアドバイスを少々。

面倒くさいことから逃げる人は、金儲けの資格なし。

コンサルティングをしていると、必ず「言い訳」を平気でする人と遭遇します。
「それはできない」
「それはやりたくない」

このように、何かと「言い訳」をして、
困難から逃げだそうする人は、思いのほか、多いんですね。

でも、よくよくその人の話を聞いてみると、
本人は「言い訳」をしている意識がまったくないんです。
「言い訳」ではなく、都合のいいように記憶をすり替えているだけなんですね。

「それは、以前、やってみたけど意味がなかった」

「そのようなチラシは、前も売れなかったから、やりたくない」

このように、自分の都合のいいように記憶(データ)をすり替えることで、
「やらない」「できない」ということを、すぐに正当化しようとするんです。

さらに、もうちょっと分析すると、
「やらない」「できない」とすぐ記憶をすり替えることは、
だいたいが「面倒くさい」アドバイスのケースが多いんですね。

例えば、
「ホームページにお客さんの声を載せよう」
というアドバイスをしても、お客さんにインタビューをしたり、
写真を撮ったりするのは、非常に面倒くさい作業だったりするわけですね。

だから、このような面倒くさいことについては、
「やってみよう!」という気持ちよりも、

やらない「言い訳」ばかりが頭に浮かんでしまい、
結果、この戦略を回避することを優先させてしまうんです。
先ほどの事例で言うと……

「お客さんの声を載せると、ページが胡散臭くなったりしませんか?」

「お客さんが、自分の顔写真を載せることを嫌がりませんか?」

「そんな「お客さんの声」なんて、買うときに誰が読むんですか?

このように、その戦略が「正しい」か「正しくないか」という論議に持ち込む前に、
「やらない理由」を探すことに全身全霊をかけてしまうんです。

いいですか?

お金儲けの仕掛けに関しては、
おそらくもう「面倒な作業」しか世の中に残されていません。
「面倒なこと」は、先述したように、誰もやりたがりません。
さらに、その「面倒なこと」を5年、10年続けられる人は、もっといません。

そうすると、その積み重ねは、必ず参入障壁をあげてくれるので、
必然的にオンリーワンの商材、オンリーワンのサービスとして存続して、
必ず勝てるビジネスモデルになるのです。

これにすでに気づいている経営者は、率先して「面倒なこと」をやりたがります。

でも、これに気づいていない人は、何かと言い訳をして、
「面倒なこと」「大変なこと」「苦手なこと」「時間のかかること」を、
自分の都合のいいように解釈して、「やらない」という選択を取ろうとするんです。

だから、もし、これから本当にお金儲けがしたい人は、
自分自身が、ビジネスの話をしているときに、

「あれ、今のは言い訳かな?」

「あれ、今、自分の都合のいいように解釈していないか?」

と、自分自身に厳しい視点が向けられるような、
強いハートが必要なんだと思いますよ。

でも、その客観的な視点って、なかなか持てないんですけどね……

■3月25日・26日の2日間集中セミナー

自分に厳しくなりたい経営者、サラリーマンは集まれ!
「Amazonに負けないお店作り」
http://www.shogyokai.co.jp/seminar/index.html#amazon

編集後記

さて、3月25日、26日の2日間集中で、
商業界主催のセミナーを開催します!

・実店舗は、今後、ネットビジネスとどうやってつきあうのか?
・アマゾンに負けないネットショップの作り方
・販促チラシ、DMでファンを獲得する方法

などなど、たっぷり2日間、レクチャーさせていただきます!
このような“非日常”の集中セミナーは、
必ず自分の業務のやる気にスイッチを入れてくれるので、

「なんか、最近、やる気が沸かないんだよねぇ~」

という経営者やサラリーマンの人は、ぜひぜひ参加していただければと思います。
必ず「参加して良かった!」と思えるセミナーにしたいと思いますので、
ぜひぜひ、ご参加のほど、よろしくお願いします!

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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