こんにちは!
いろはの竹内です。
最近、ネタになりそうな面白い体験をしたら
忘れないうちに、すぐに携帯のメモ機能に
書き出すことを心がけるようにしたんですが、
先日、そのメモ機能を覗いたところ、
『亀とポップコーン』
という、自分でメモしたのに意味不明な一文に遭遇しました。
亀とポップコーン……。
はて? 何なんでしょう? これは?
何かのおまじないでしょうか?
数日前に「こりゃ面白い!」
書いたメモを見ても、内容をまったく思い出せません。
なので、もしかしたら、
ネット上に亀とポップコーンに関わる
抱腹絶倒な面白ネタが書かれているのかと思い、
グーグルで「亀とポップコーン」って検索したところ、
「うちの亀はキャラメルポップコーンの匂いがします♪」
という、もっとどうでもいいTwitterにぶつかり、
さらに迷走するハメになってしまいました。
亀とポップコーン……本当に何なんでしょうか?
もし、思い出して、本当に笑い転げるような面白いネタだったら、
このメルマガで書かせていただきますので、ぜひ、
(そんな話、期待なんかしません)
ということで。
今回の“ネタ”は、その携帯で思わずメモってしまった、
ちょっとためになる話をひとつ。
みなさん、「プレスリリース」を使って、
爆発的な売上を作ったことはありますか?
マスコミに“取材される”ということ。
先日、
参加者のみなさんから一番多く頂いた感想が、
「プレスリリースがメディアに取り上げられても、
というご意見でした。
確かに、私もサラリーマン時代に広報担当をしていましたが、
メディアに自分のプレスリリースが取り上げられてニュースになり
売上にドカンと繋がったケースは、
本当に数えるほどしかありませんでした。
なぜ、プレスリリースは、
私も当時は、
「俺のプレスリリースはダメなんだ」
コンサルタントになり、いろいろな販促に携わるようになって、
ようやく、広報のプレスリリースのあり方について、
ある答えを導き出せるようになったんですね。
まずは、根本的なところで、
「プレスリリース戦略では、売上にほぼ直結しない」
という事実を認識することです。
プレスリリースによってメディアに登場するニュースは、
基本的には読者にとって「ためになる情報」ですから、
当然、読んでいる人は“情報が欲しい”という姿勢で、
ニュースと触れ合うことになります。
つまり、“買う”ではなく“情報を得る”という姿勢なので、
企業のニュースを見ても「お金を使う」という気持ちには、
なかなかスイッチが切り替わらないんです。
「でも、メディアに取り上げられて、
そうおっしゃる人もいると思いますが、
そもそも、そのような事例が、“特別”なんだという現実を、
多くの広報担当者は理解する必要があるんだと思います。
冷静に考えてもみてください。
お笑い芸人だって、モデルだって、歌手だって、
テレビに出演するなんて、ほんの一握りの人たちですよ。
仮に雑誌や新聞にちょっと取り上げられたって、
ほとんどの人が「はい、それでおしまい」というレベルですし、
“ブレイクする”という芸能人やスポーツ選手なんて、
おそらく世の中の確率で言えば、1000分の1ぐらいの打率で、
ちょっとテレビに出ただけでは、
ほとんど“ヒットに繋がる”ということはないんだと思います。
そのような事情を考慮すると、
「メディアに取り上げられて、ブレイクした」
ということが、意図的にできるものではなく、
ビックリするような低い確率の販促活動であることは、
なんとなく理解できると思います。
例えるのなら、知人にお笑い芸人を目指している人がいて、
「俺、売れないんだよ」
って弱音を吐いているところに、
「頑張れよ、明石家さんまやタモリだって成功したんだから、
って、アドバイスするようなもんですよね(笑)
特別にうまくいった事例を出して、
あたかも「みんな成功する」というような表現をするのは、
ちょっと、事例としてはナンセンスになってしまうわけです。
いいですか?
広報担当者のプレスリリース戦略に関しては、
とにかく過度な期待をしないことです。
何度も何度も、ブレイクすることを夢見て、
ひたすらマスコミにプレスリリースを配信して、
「1000回やったら、1回ぐらいブレイクするかな」
ぐらいのつもりで取り組むもぐらいが、
「そんな効率の悪いことできないよ!」
そう思うかもしれませんが、
プレスリリースを配信することで、
たとえ大ヒットに繋がらなかったとしても、
その情報のおかげで、
何より、ニュースや記事は、広告の“後押し”になったり、
広告費を抑制するサブ的な販促の役割を果たしたりしますので、
実は数字には換算できないメリットが、
広報戦略のプレスリリースにはあったりするわけです。
そして、そんな気が遠くなるような地道な努力を、
ずっと諦めずに、夢を持ちながら、
創意工夫を繰り返して、突っ走り続ければ、
いつかどこかで、プレスリリースが“ブレイク”するはずです。
芸歴20年のお笑い芸人が、
突然、テレビで人気者になるように、
諦めずに、ずっと自分の信じる道を進む人にしか、
奇跡の大ヒットは起きないんだと思いますよ。
だから、世の広報担当者のみなさん、諦めずにがんばれ!
そんな「広報」「プレスリリース」の戦略アドバイスも
「タケウチ商売繁盛研究会」で指導します。
■詳しくはコチラ!
https://e-iroha.com/kenkyukai/
■2月23日(土)
「タケウチ商売繁盛研究会」入会説明会in大阪
http://www.netshukyaku.jp/
編集後記
さて、冒頭でも告知をさせて頂きましたが、
今年も大阪商工会議所で5回目の開催となります
「2013年 ビジネスを成功へ導くためのキーワードセミナー」
を企画させて頂きました!
≪募集開始!≫3月26日(火)詳しくはコチラ!
http://www.osaka.cci.or.jp/
これは私が販売している
「2013年の売れる企画とキャッチコピーカレンダー」を、
4月からの“新年度バージョン”でセミナー形式にしたもので、
2013年度の販促予測と、その対応策について、
“即”売上に繋がる販促ネタを2時間お話をさせていただきます!
特に2014年4月1日に8%になる
「消費税アップ」の対策については、
いろいろと情報が出始めているところがありますので、
分かりやすく整理して、販促手法を説明していきたいところです。
また、当日は「販促予測カレンダー」を元に、
『どうやったら、売れる企画の思考法が身に付くのか?』
という“考え方”をテーマに、実践的なノウハウに関しても、
レクチャーしていきたいと思います!
新年度なので、
新入社員や新しい部署で働くスタッフなどのご参加、