こんにちは!
いろはの竹内です。
さて、今、ネット業界と言えばこの話題。
ライブドア社長の堀江さんが逮捕されました。
今回の事件が想定外だった人もいれば、
ある程度、予測していた人もいたと思います。
特に私の周りにでは堀江さんに対する意見は賛否両論。
「あの人はピュアだから騙されたんだよ」
「話を聞いた限り、バカな人だなぁって思った」
「オーラがあったよ、オーラが」
「あの人はボクがもっとも尊敬する人だね」
「担がれやすい人なんだよ」
まぁ、有名人ですからね。
いろいろ言われてしまうのは無理ないと思います。
で、このメルマガの読者でも、ネット関連の人が多いですから、
今回の事件で学ぶことがたくさんあったと思います。
さて、私が今回、
この事件でみなさんに学んで欲しいことは・・・。
マスコミの対応で学ぶべきこと
今回ですね、堀江さんの報道を見ていて思ったんですが、
使われるWTRの映像が異常にローアングルが多いんですよね。
つまり、足元から顔を見上げるような映像。
下から上に向けてのカメラワークで撮影しているのが
とても多く使われているのに気がつきました。
この映像手法は相手を必要以上に大きい人物に移しますし、
同時に人物撮影をするときに、
あまり相手に良い印象を与える角度ではありません。
だから、余計にこのローアングルを多用することにより、
悪い印象を持たせながら、なおかつ
高い地位から低い地位へ落ちたことが強調される。
映像ワークひとつで、
人に対するイメージを180度変えてしまうんですよね。
堀江さんは確かに偽計取引や風説の流布などの
悪いことはしたかもしれませんが、
映し出されている人物はいつもの「堀江さん」であり、
素材は何一つ変わっていません。
でも、
与える情報の出し方や、評論家の先生のコメント、
キャッチコピー、映像等で、
マスコミは二次元の画面だけで、
見たことも、触ったこともない相手を、
悪人に仕立て上げてしまうことができるのです。
今回は堀江さんがお金持ちから、逆に悪者になったから、
気がつく人が少ないと思いますが、
もし、これが逆だったらどうなっていましたかね?
凄い悪者から、ヒルズ族になっていったという、
漫画みたいなストーリーだったら、
やっぱり同じ「堀江さん」という素材でも、
マスコミはメチャメチャ好印象な映像でまとめたと思いますよ。
で、
私が今回の事件で学んだことは、
『「演出力」で商品の伝達力はいくらでも変えられる』ということです。
素材が同じでも、写真やキャッチコピーが、
その商品の「価値」を決めるんですね。
中身の良さ悪さは、情報伝達で言うと「次」になる。
堀江さんのキャッチコピーが「ヒルズ族」から、
「錬金術」ってキャッチコピーに変わるだけで、
堀江さんへの印象が変わったように、ね。
さて、あなたは今回のライブドア事件で何を学びましたか?
評論家みたいな話をみんなでするよりも、
こういう歴史的な大事件からは、
たくさんの演出テクニックが学べますよ。
編集後記
さて、2月10日行われる、
ネット利用者のアンケート調査によるセミナーですが、
おかげさまで全席完売しました!
ありがとうございます!
2月10日はネット利用者の生の声を引き出して、
戦略や傾向、対策も含めて、たっぷり4時間講演させて頂きますので、
皆さんよろしくお願いしますね!
あと、そのセミナー後に行われる、
タケウチ商売繁盛研究会の説明会では、
ネットショップ運営者の「大質問大会」を開催する予定です。
http://www.e-iroha.com/seminer/red.html
※タケウチ商売繁盛研究会 新年会員募集中!
http://www.e-iroha.com/kenkyuukai.html
現在、2名しか参加者がいないので、
メルマガの書き方や広告の買い方、
ページの作り方等、細かい指導ができそうな感じです。
増えても、まぁ20名が定員ですので、
みなさんの顔はしっかり覚えられそうですね。
参加費5000円の3時間セミナーなので、
たぶん、どのセミナーよりもお得だと思いますので、
もし、仲間に入りたい人がいらっしゃれば、
遠慮なくおっしゃってくださいね。
では!