こんにちは。いろはの竹内です!
さて、みなさんは昨夜のW杯の日本代表のサッカーの試合、
ご覧になりましたでしょうか?
見事に本田選手がPKを決めてくれましたね!
でも、私が気になるのは、
あの時、ハンドをしてしまったオーストラリアの選手です!
頭を抱え込んでしゃがみ込む、あの切ない表情は、
きっとロッカールームでふさぎこんでいることでしょう。
あまりにも、あの悲しそうな顔が脳裏に焼きついてしまったので、
ちょっと名前を調べたところ、
「マット・マッカイ」
1983年1月11日生まれ。ええ、まだ30歳の若者です。
しかも2006年のW杯予選のクゥエート戦で代表デビューしたと
次に出場した試合は2009年のインドネシア戦。
3年間も干されてようやく試合に出場したと思ったら、
それでも踏ん張って、なんとか代表に復帰したところで、
ハンド。
あの時、「僕は触っていないよ」
あからさまに頭を抱えてしゃがみ込んだ彼を見て、
私は「なんて素直な子なんだろう」と思いました。
もし、
マッケイ選手を攻めないで欲しいと思います(読んでない。
ということで。
サッカーのことを何も知らない経営コンサルタントがお届けする、
本日のお話は、
「サッカー」を絡めた経営のお話をさせていただきます。
本当に何も知らないけど、大丈夫かな?
香川選手の年棒が8億4000万円(税抜)のワケ
昨夜のサッカーの試合で活躍した選手のみなさんは、
おそらく、
おそらく、何百人、何千人、何万人の中から、
「トップクラス」
と呼ばれるサッカーのうまい人だけを選んで、
そこで形成されたのが、「日本代表」ということになります。
で、日本でナンバーワンの選手のみなさんですから、
当然、年棒もとんでもない金額になります。
例えば、23歳の香川選手で8億4000万円。
長友選手で2億4400万円。
こんな感じで、何事でもそうなんですが、
「トップクラス」
だから、お金を稼ぎたければ、
頑張って「トップクラス」に入らなくてはいけません。
ある業界の「トップクラス」でも構いませんし、
ある商品の「トップクラス」でもOKです。
営業成績で「トップクラス」だったり、
研究の世界で「トップクラス」だったり、
とにかく自分がトップクラスに入れる仕事をすれば、
その見返りに、満足できる「報酬」を得ることができるわけです。
だから逆を言えば、
「もっとお金が欲しい」というのは、
ちょっとナンセンスな話になってしまうわけですね。
営業がちょっと得意とか、
業界で3番目ぐらいで有名だとか、
SEOがほんの少しできるとか、
その程度のトップクラスより“ワンランク下”
やっぱりお金は回ってこないし、
ビジネスチャンスにも恵まれないで終わってしまうんです。
いいですか?
ちょっと乱暴な意見になるかもしれませんが、
自分が「トップクラス」に入れない仕事を、
ずっと続けている意味はないと思うんですね。
報酬だって中途半端になるし、
やりがいだって中途半端になるし、
第三者からも認められませんから、
当然、ストレスが溜まる仕事になってしまうわけです。
だから、なんとかして、
ライバルが多くて競争過多状態の市場から抜け出して、
「このジャンルだったらトップクラスになれるんじゃないか?」
という自分がナンバーワンになれそうなマーケットを見つけて、
そこで1番を目指した方が、
無理してナンバーワンを目指すのは大変ですが、
ライバルが少なかったり、弱かったりする市場で、
トップクラスに入るのは、案外、ラクだったりするわけです。
今、世間で「成功者」と言われる経営者だって、
たまたま自分が「トップクラス」
一歩間違ったら、
楽天の三木谷社長が、漫才師になれたとは思えないし、
ユニクロの柳井社長が、
香川選手と本田選手だって、
今はサッカー選手で「トップクラス」かもしれませんが、
コミケで同人誌を売らせたら、
世で言う成功者なんて、
自分がトップクラスに入れる市場を、
今のポジションが確立されているだけであって、
もし、この市場の見つけ方を間違っていたり、
また彼らには違った人生が待ち受けていたんだと思います。
さてさて。
みなさんは今「トップクラス」に入れる仕事をしていますか?
ちょこっとだけ市場をズラしてみたり、
ちょこっとだけセールスポイントを変えてみたりするだけで、
あっという間に「トップクラス」
自分が気づかないだけであって、
もしかしたら、日本代表に選ばれるぐらいの
素晴らしい才能がアナタには眠っているかもしれませんよ。
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編集後記
よく高速道路のサービスエリアで、
障害者用の駐車場に思いっきりクルマを停める人っていますよね。
ああいう非常識な光景を見ると、
先日、この話を知人の経営者にしたところ、
「そういうことをする人は、『かわいそうな人』
と、教えてくれました。
その社長さんいわく、そういう常軌を逸した行動を取る人は、
必ずどこかでとんでもないしっぺ返しが返ってくるらしいんですね
悪いことは、何倍も、何十倍もになって返ってくるから、
そういう人を見たら、
「この人は、この後、
と思えば、怒りも収まると教えてくれました。
でも、この社長さんの言う通り、
確かに、
相手を裏切ったり、
その後、幸せになったケースは一度も見たことがないんですね。
「こいつ、最低な人間だな」
と思うと腹が立ちますが、
「この人、本当にかわいそうな人なんだな」
と、思ったほうが、少しだけ心の棘が抜けたような感じになって、
気持ちが軽くなるところはありますよね。
でも、そんな偉そうなことを言いながら、
実は自分が誰かに「かわいそうな人だ」
やっぱり自分の常識は、他人の非常識ぐらいで思っていたほうが、
緊張感があってちょうどいいかもしれないですね。