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なぜ、社長は人の話を聞かないのか?

こんにちは。いろはの竹内です。 
 
 
次女の結婚式の前日。 
 
 
準備に追われて、目の回るような1日を過ごして、 
 
ようやく深夜にゆっくりする時間ができたので、 
 
リビングでほっと一息ついていたんですね。 
 
 
そこにやってきたのが、 
 
結婚式に参列する長女でした。 
 
 
「いよいよ、明日だね」 
 
 
遠くを見つめる長女。 
 
自分の妹が結婚することで、 
 
子供の頃の思い出にでもふけっているのでしょうか。 
 
 
「お父さん」 
 
「なんだ」 
 
「明日なんだけどさ」 
 
「うむ」 
 
 
 
「泣く予定ある?」 
 
 
 
「・・・ある」 
 
「じゃあ号泣したらさ」 
 
「はい」 
 
 
 
「私、ドン引くからね」 
 
 
 
父親なんだから思いっきり泣かせろや! 
 
 
そこまで言うなら、さんざん泣き散らかして、 
 
ドン引きさせてやりますよ!(結果、泣きませんでした) 
 
 
 
そんなわけで、本日のメルマガは、 
 
「引きこもり経営者」 
 
というお話をひとつ。 
 
 
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なぜ、社長は人の意見を聞かなくなるのか? 
 
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商売はほとんど日々「同じこと」の繰り返しになるので、 
 
すぐに経営者は「こうあるべき」と、勝手に決めつけて、 
 
人の意見に耳を貸さなくなってしまうんですね。 
 
 
新しいアイデアがあっても受け入れられず、 
 
修正のアドバイスも無視するようになって、 
 
 
次第に従業員や外部の人から、 
 
「何を言っても無駄だ」と思われるようになり、 
 
少しずつ距離を置かれてしまうんです。 
 
 
そうすると、孤立する経営者は、 
 
自分のことを肯定してくれる人で周囲を固めようとします。 
 
 
気の合う経営者だけの集まりに参加したり、 
 
自分の意見に賛成してくれる従業員だけを近くに置いたり、 
 
 
周囲から見れば、コミュニケーション力が高くて、 
 
たくさんの友達や従業員に囲まれている経営者でも、 
 
四畳半の部屋に閉じこもっているような、 
 
引きこもりの経営者になってしまう人が、 
 
思いのほか、多いのが実情だったりするんです。 
 
 
 
 
いいですか? 
 
 
 
 
一番厄介なのが、 
 
「自分は周囲の意見に耳を傾けている」と、 
 
思い込んでいる経営者なんですね。 
 
 
すでに周りには反対意見を言う人は残っておらず、 
 
いわゆる“味方”の仲間しかいないので、 
 
それらの意見に耳を傾けても、自分の意見を肯定してくれるだけなので、 
 
「周りの意見を聞いている」とは、程遠い状況だったりするんです。 
 
 
 
特に最後まで社長のそばに残っている人は、 
 
処世術を身につけている人が多いので、 
 
「社長に嫌われない方法」を熟知していたりします。 
 
 
「この意見は、こうアレンジすれば機嫌を損ねないだろう」 
 
「このアイデアは、たぶん通らないから伝えるのをやめよう」 
 
「反対っぽい意見を出して、考えているポーズだけは取ろう」 
 
 
このように、人の意見を聞かなくなった経営者は、 
 
思考がパターン化されているので、 
 
従業員に手玉に取られやすかったりします。 
 
 
結果、社長は「人の意見を聞いている」と思い込みやすくなり、 
 
都合よく、耳の痛い話には距離を置いてしまうので、 
 
改善策が実践できず、どんどん経営を悪化させてしまうのです。 
 
 
 
 
さてさて。 
 
 
 
 
みなさんの会社の社長は、人のアドバイスに対して、 
 
しっかり耳を傾けていますか? 
 
 
 
経営者が「バランスよく人の意見を聞いている」というのは、 
 
思い込みであって、おごりでもあって、 
 
実のところ、自分の身の回りで、 
 
最もバランスが取れた意見を持っているのは、 
 
 
 
新規のお客様だけだったりします。 
 
 
 
バランスよく人の意見を参考にするためには、 
 
常に会社を客観視できる新しい視点が必要であって、 
 
その視点は、自分の中に「絶対にない」と思えるぐらいの、 
 
謙虚な気持ちが、経営者には必要なんだと思いますよ。 
 
 
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編集後記 
 
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私自身、長い付き合いの経営者にアドバイスをする際は、 
 
考えが凝り固まって、視野が狭くなっている時があるので、 
 
別の角度で意見を言ってくれる第三者に介入してもらって、 
 
アドバイスの軌道修正を図ることがあります。 
 
 
私のような外部のコンサルタントですら、 
 
短期間で思考が固着してしまうことがあるので、 
 
ルーティンで仕事をしている社内のスタッフは、 
 
もっと視野が狭くなって、 
 
考えにも柔軟性がなくなっている可能性があります。 
 
 
 
そのような引きこもりの経営にならないためにも、 
 
定期的に、外部の人を入れた勉強会を開催したり、 
 
お客との意見交換会を開催したりして、 
 
思考の固着化を防ぐ施策を行う必要があると思いますよ。 
 
 
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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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