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生成AIを「使用禁止」にする会社

こんにちは。いろはの竹内です。 
 
 
先日、地元の商店街の裏道を歩いていると、 
 
強風にあおられて、コロコロと転がっている 
 
奇妙な物体を見つけたんですね。 
 
 
拾い上げてみると、なんとウズラ! 
 
 
ピーピーと鳴いているので、 
 
とりあえず、抱えて自宅に持ち帰り、 
 
その後、発見現場の周辺を探し回ったところ、 
 
 
ウズラを飼育している家を発見! 
 
 
無事、飼い主に返すことができました。 
 
 
とても貴重な体験をしたので、 
 
帰宅した妻に興奮しながら今日の出来事を伝えることにしました。 
 
 
「凄いことがあったんだよ」 
 
「なにが?」 
 
「道を歩ているとウズラを拾ったんだよ」 
 
 
 
「私はイタチを拾ったことがあるわよ」 
 
 
 
 
ふー。 
 
 
 
上には上がいましたね。(まさかのイタチマウント) 
 
 
 
そんなわけで、本日のメルマガは、 
 
 
「検索世代は生成AIに強い説」 
 
 
というお話をひとつ。 
 
 
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「検索」は、頭を使う。 
 
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「検索」とは、知りたいことがあって、 
 
その“指示”を言語化し、検索窓に入力して、 
 
はじき出された検索結果から、 
 
最適の回答を選び出す作業のことなんですね。 
 
 
つまり、 
 
「指示」→「回答」→「選択」 
 
という作業のもとで、欲しい情報を入手して、 
 
様々な仕事に役立てていることが、 
 
「Googleを使って仕事をする」という行為になります。 
 
 
で、この一連の流れは、実はChatGPTなどの生成AIも、 
 
同じプロセスだったりします。 
 
 
プロンプトという“指示”を入力し、 
 
はじき出された情報の中から、 
 
自分の求めていた回答かどうかを判断する作業は、 
 
Google検索も、ChatGPTも、大きな差はありません。 
 
 
つまり、Googleで何かを調べようと思っても、 
 
入力する検索キーワードがズレている人は、 
 
永遠に正解にはたどり着くことはできないし、 
 
 
ChatGPTがどんなに正確な回答を導き出したとしても、 
 
その内容の中から、望んでいる答えを見つけ出して、 
 
仕事に役立てるための「考える力」がなければ、 
 
まったくもって、役立たずのツールで終わってしまうのです。 
 
 
 
 
いいですか? 
 
 
 
 
生成AIを仕事で使いこなせるのは、 
 
もしかしたら、若い人たちよりも、 
 
Googleの検索を仕事でフル活用していた、 
 
中高年のほうかもしれません。 
 
 
なぜならば、パソコンに向かって適確な「指示」を出して、 
 
そこから導き出した「回答」の中から、 
 
適切な回答を「選択」した経験があるので、 
 
生成AIを仕事で使いこなすことは、 
 
そこまで難易度の高い作業ではなかったりするからです。 
 
 
一方、今の若い世代は、検索で「指示」を出さなくても、 
 
アルゴリズムが「回答」を導き出してくれる世界に慣れているので、 
 
複雑な「選択」をする機会が、中高年よりも圧倒的に少なかったりします。 
 
 
つまり、回答にたどり着くまでの“考える”機会が少ないために、 
 
生成AIで導き出した回答が的外れだったり、 
 
ようやくたどり着いた回答に自信がなかったり、 
 
仕事のいたるところで躓いてしまう可能性が、 
 
中高年に比べて、多くなることが考えられます。 
 
 
もちろん、優秀な若者で、勘の良い人材であれば、 
 
サクサクと「指示」と「回答」と「選択」のスキルを高めて、 
 
中高年よりも、はるかに効率的に、 
 
生成AIを使いこなせるようになると思います。 
 
 
しかし、“検索”をフル活用した経験が乏しい、多くの若い世代は、 
 
生成AIを使うことができたとしても、正しい答えを導き出すことができず、 
 
5~10年後の近い将来は、 
 
今の中高年よりも「仕事のできない」とレッテルが貼られてしまう人が、 
 
増えてしまう可能性があるかもしれません。 
 
 
 
さてさて。 
 
 
 
みなさんの会社では、若い社員に生成AIを使わせていますか? 
 
 
 
さらに若い世代の10代は、 
 
自分の欲しい情報を手に入れるために苦労した経験が乏しく、 
 
出てきた回答の中から、正しい答えを選択した経験も少ないので、 
 
さらに生成AIに“向いていない世代”になってしまう可能性があります。 
 
 
そんな彼らと10年後に仕事をするのであれば、 
 
入社した社員に、3年間ぐらい生成AIの利用を禁止して、 
 
Googleの検索で仕事をさせたほうが、 
 
生成AIを使いこなす本当のスキルが身につくかもしれません。 
 
 
「若い人=生成AIに強い」という、 
 
根拠のないフィルターは、早々になくしたほうがいいと思いますよ。 
 
 
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編集後記 
 
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コツコツとXを運営しているのですが、 
 
https://x.com/eiroha 
 
改めて、自分はこのSNSに「向いていない」と思ってしまいます。 
 
 
まず、「ヒマ」がない。 
 
 
サラッと気の利いた文章を1日に何回も投稿することができないので、 
 
タイムラインへの表示が圧倒的に少なく、 
 
フォロワーがまったく増えません。 
 
 
あと、Xに流れてくる情報が心地よいものではないので、 
 
他人の意見を気にするような自分は、 
 
この手のSNSには向いていないんだと思います。 
 
 
そう考えると、Xを使いこなせる人は、 
 
・ヒマな人 
 
・他人の意見を気にしない人 
 
このあたりのユーザーが多いような気がします。 
 
 
でも、「ヒマ」で「他人の意見を気にしない人」って、 
 
 
 
一歩間違ったら、すごいあぶない人ですよね? 
 
 
 
だけど、それらの壁を乗り越えて、 
 
四六時中、Xを見続けて、他人の意見を気にしないぐらい、 
 
Xにのめり込むことができれば、 
 
 
「Xを使いこなす」という世界が見えてくるんだと思います。 
 
 
ただ、その理屈が分かっていても、やっぱりXにのめり込めない自分は、 
 
不向きだと思うし、相性が悪いんだと思います。 
 
 
そんなわけで、今後も仕事に差し支えない範囲で、 
 
ちょいちょいXに投稿をしていきますので、 
 
よろしければフォローをよろしくお願いします! 
 
 
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多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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