経営コンサルタントの竹内謙礼の公式ブログ。

  1. 竹内謙礼の公式メルマガ
  2. 81 view

売上が落ちた時に「絶対」にやってはいけないこと

こんにちは。いろはの竹内です。 
 
 
食にうるさいほうではないので、 
 
妻が作る料理には、ほとんど文句を言わないんですね。 
 
 
しかし、数年前から「これは言いたい」と思うところがあり、 
 
勇気を出して、その思いを妻に伝えることにしました。 
 
 
「すみません」 
 
「なによ」 
 
「冷凍食品なんだけどさ」 
 
「それがどうしたの?」 
 
 
 
 
「温める時間を“勘”で決めるのは止めよう」 
 
 
 
 
「・・・」 
 
「勝負師みたいなことは止めてさ」 
 
「・・・」 
 
「冷凍コロッケを指で押して確認したりしないでさ」 
 
「・・・」 
 
「袋に書いてある時間通りに温めようよ」 
 
「・・・」 
 
「聞いているのか?」 
 
 
 
 
「ふふふふっ♪」 
 
 
 
 
 
やれやれ。 
 
 
 
 
 
直す気ゼロです(袋を先に捨てるので温める時間が分からないそうです♪) 
 
 
 
そんなわけで、本日のメルマガは、 
 
 
「変えない勇気」 
 
 
というテーマでお話をひとつ。 
 
 
【竹内謙礼の公式YouTube】 
『働きながらできる1人スモールビジネス』 
https://www.youtube.com/watch?v=PJDqNB2F2Cc 
 
********************************************** 
 
正しいと思った売り方を、続けなさい。 
 
********************************************** 
 
売上が下がると、人は不安になって、 
 
新しい施策に、ついつい手を出したくなってしまうんですね。 
 
 
SNSの運用だったり、 
 
新規事業だったり、 
 
新しい広告だったり、 
 
 
今までやったことがないものをやれば、売上が回復すると思って、 
 
流行りの売り方に手を出して、ありったけのお金を突っ込んだ結果、 
 
売上が伸びるどころか、さらに業績が下がって、 
 
どうにもならなくなる小さな会社というのは、 
 
実はめちゃくちゃ多かったりするんです。 
 
 
 
なぜ、新しいことに手を出したら、大失敗するのか? 
 
 
 
それは、慣れていないことをやるからです。 
 
 
新しい売り方だから経験もないし、判断もできないから、 
 
失敗するのは当たり前です。 
 
しかも、新しいことに人もお金も投資するわけですから、 
 
今までコツコツと積み上げてきたことが後回しになって、 
 
二重で業績が悪化してしまうのです。 
 
 
 
いいですか? 
 
 
 
商売は、経験と信頼の積み重ねで成立しているものなので、 
 
そう簡単に、売り方を変えてはいけないものなんですね。 
 
 
自分が「この売り方は間違っていない」と思っていれば、 
 
その信念を貫いて、ひたすら正しいことをやり続けていれば、 
 
やがて売上は自然回復していくものなんです。 
 
 
一方、売上が落ちて、焦っている時に、 
 
新しい売り方にチャレンジしても、 
 
ほぼ間違いなく、失敗で終わります。 
 
 
気持ちは焦っているし、 
 
投資できる予算は少ないし、 
 
慣れていないからミスが多いしで、 
 
 
落ち目の時の新しい売り方が、うまくいくことはないんです。 
 
 
それよりも、自分が今までやってきた、一番、自信のある売り方を、 
 
徹底的にブラッシュアップしたほうが、 
 
売上のV字回復に近づく、最良の施策になります。 
 
 
 
さてさて。 
 
 
 
みなさんの会社では、売上が落ちた時に、 
 
突然、新しい売り方を始めたりしていませんか? 
 
 
新しいことにチャレンジするのは、 
 
あくまで経営に余裕があるときだけです。 
 
 
経営が苦しい時に、新しい売り方にチャレンジしてしまうと、 
 
「売上が欲しい」という経営者の欲が出てしまい、 
 
ほとんどがお客のためにならない、粗悪な売り方になってしまいます。 
 
 
新しいことを始める勇気よりも、 
 
今までやってきたことを続ける勇気の方が、 
 
商売に大切だということを、忘れないでください。 
 
 
【タケウチ商売繁盛研究会】 
「この売り方を続けるべきかどうか……」悩んだら相談して下さい。 
https://e-iroha.com/kenkyukai/ 
 
********************************************** 
 
編集後記 
 
********************************************** 
 
小さな会社の売り方は、 
 
そんなにバリエーションが多いわけではありません。 
 
 
人と予算が限られているので、 
 
「新しい売り方」なんて、ほとんど存在しておらず、 
 
従来の売り方を少しだけ工夫して、 
 
それをブラッシュアップしていくことぐらいしか、 
 
やることがないんです。 
 
 
そもそも小さな会社の売上は、季節要因やお客の気まぐれで、 
 
プラスマイナスで30%ぐらいはブレるものですから、 
 
些細な売上の誤差で、今までやってきた売り方を放り出してしまうのは、 
 
非常にもったいないことだったりします。 
 
 
だからこそ、 
 
 
あなたが今までやってきたことは、 
 
「ほぼ間違っていない」という自信を持ってください。 
 
 
間違っているのは、大抵、新しく始めたことです。 
 
 
もっともっと自分のことを信じて、 
 
正しいと思った売り方を、貫き通してもいいと思いますよ。 
 
 
★経営者に自信を持ってもらうことも、コンサルタントの仕事です。 
「タケウチ商売繁盛研究会」とは?→YouTube解説 
https://www.youtube.com/watch?v=yGFmUiFvHhs&t=7s 
 
 
 
※メルマガの内容は出典とURLを明記していただけ 
れば流用、拡散は大歓迎です。 
 
※あれ?
メルマガが届かなくなったぞ? 
もう一度、メールアドレスを登録してみましょう! 
https://e-iroha.com/melmaga/mailmagazine2.htm

竹内謙礼の公式メルマガの最近記事

  1. なぜ、あの米農家だけが儲かっているのか?

  2. なぜ、中高年になると「言い訳」ばかりするのか?

  3. 「商売のセンス」はどこで学ぶのか?

  4. 経営者の「私は間違っていない症候群」の治し方

  5. 楽天市場で、今、なにが起きているのか?

関連記事

楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
竹内謙礼の無料動画セミナー 女子大生の看板サンプルブログ 羽沢横浜国大駅のブログ
経営コンサルトによる記事を検索してご覧頂けます!
アーカイブ
PAGE TOP