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「売れない」を「売れる」に変えるシンプルな方法

こんにちは。いろはの竹内です。 
 
 
先日、自宅に立ち寄った次女が、呑み会があるというので、 
 
駅までクルマで送ってあげることにしたんですね。 
 
 
「久しぶりの呑み会なんだよね♪」 
 
 
嬉しそうに話す娘。 
 
 
ついこないだまで小さかった我が子が、 
 
お酒をたしなむようになったことに、 
 
なんだか感慨深いものがあります。 
 
 
赤ワインでも呑むのでしょうか? 
 
それとも、今どきの子らしく、 
 
微アルコールのドリンクなんかを注文したりするのでしょうか? 
 
 
気になったので、娘に訊いてみることにしました。 
 
 
「いつもどのくらいお酒を呑むんだ?」 
 
 
 
 
「血が酒に変わるぐらいまで」 
 
 
 
 
「・・・は?」 
 
「だから、血が酒に変わるまで呑むんだって!」 
 
「・・・」 
 
「そのくらい呑まなきゃダメだろ」 
 
「・・・」 
 
「な?」 
 
 
 
 
「な?」じゃねーよ! 
 
 
 
 
まったく、どんだけ大酒呑みなんでしょうか?(父ぐらい) 
 
 
 
そんなわけで、本日のメルマガは、 
 
 
『商売は「思い」』 
 
 
というお話をひとつ。 
 
 
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商売人はアーティスト。 
 
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日経MJで10年間、売れているお店や会社を、 
 
600社以上取材してきて、最近、ようやく分かったことは、 
 
「売れる」という消費現象は、 
 
売りたい人の“思い”をどれだけお客に伝えられるかという、 
 
「熱量」でほぼ決まってしまうということなんですね。 
 
 
「この商品の良さを伝えたい!」という思いがあるからこそ、 
 
売場も一生懸命作り込むし、セールストークにも力が入るし、 
 
面倒なSNSの更新も続けるし、勉強もたくさんするので、 
 
売り手の「思い」と「売上」というのは、 
 
ある程度、比例してしまうところがあったりするんです。 
 
 
一方、「思い」がない人は、どんなに頑張っても、 
 
売上を伸ばすことができません。 
 
 
たとえば、「売上がもっと欲しい」という人は、 
 
自分のことしか考えていないので、 
 
「思い」が自分自身に向いてしまって、 
 
お客に商品の良さを伝える力が、どうしても弱くなってしまいます。 
 
 
また、「たくさんのお客に来店して欲しい」という人も、 
 
自分のお店の売上のことしか考えていないので、 
 
「思い」が集客人数にしか向いていないので、 
 
SNSやチラシが、宣伝臭くなってしまいます。 
 
 
このように、伝えたい「思い」が、お客に向いているのか、 
 
それとも、自分自身の「欲」に向いてしまっているのかで、 
 
「売れる」か「売れない」かというのは、 
 
9割方、決まってしまうところがあるんです。 
 
 
 
 
いいですか? 
 
 
 
 
世の中で、一番「思い」を伝えることが難しいのが、 
 
ホームページやSNSなどの、デジタルコンテンツなんですね。 
 
 
直接会ったり、話したりすることは、 
 
売り手側の「思い」がお客に伝わりやすいので、 
 
オンラインよりも、商品が売りやすいところがあります。 
 
 
一方、パソコンのモニターやスマホ越しに見る画面では、 
 
その「思い」が伝わりにくくなってしまい、 
 
結果、お客の心を動かすことができなくなってしまいます。 
 
 
つまり、ドラマや映画、漫画や絵画、音楽と同じように、 
 
相手とリアルで会っていなくても、 
 
熱量を込めたデジタルコンテンツを作ることができなければ、 
 
お客への「思い」が伝わらないので、 
 
結果、売上につながらないサイトやSNSになってしまうのです。 
 
 
 
さてさて。 
 
 
 
みなさんのデジタルコンテンツには、 
 
売り手側の「思い」は込められていますか? 
 
 
ホームページ制作会社に適当にリニューアルさせたり、 
 
外注業者にネットショップの運営を丸投げしたり、 
 
SNSの業者にインスタグラムを代行運営させたりしても、 
 
 
最も「思い」が伝わりにくいデジタルコンテンツで 
 
最も「思い」が伝えられない売り方をしてしまうので、 
 
永遠に「売れない」という事態から抜け出すことができなくなってしまいます。 
 
 
商売で成功したければ、 
 
小難しいマーケティングの手法を学ぶのではなく、 
 
自分で作った音楽や映画を売り出した人に話を聴きに行ったほうが、 
 
思いを込めた売り方を学べると思いますよ。 
 
 
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編集後記 
 
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コロナ禍以降、 
 
多くのネットショップの売上がガタ落ちになった理由は、 
 
「思い」の伝え方が分からなくなったことが原因だと思います。 
 
 
コロナ過で爆発的に商品が売れたせいで、 
 
必死になって「思い」を込めて売ることを忘れてしまって、 
 
結果、お客に「思い」が伝わらなくなって、 
 
売上が落ちて、気持ちが焦って、 
 
さらにお客ではなく、自分自身に「思い」を向けてしまって、 
 
「売上が欲しい」「お客が欲しい」という言葉が、 
 
サイトやSNSからにじみ出て、お客に逃げられているんだと思います。 
 
 
小さなお店は、もう一度、初心に帰って、 
 
デジタルツールによる「伝え方」を学んだほうが 
 
売上のV字回復に直結すると思いますよ。 
 
 
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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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