こんにちは! いろはの竹内です。
先日、美容整形外科のお医者様とお酒を呑んでいる時のこと。
「あー、明日、朝から手術なんだよなぁー」
と、嘆いているので、「どんな手術なんですか?」
「身体中の脂肪をかき集めて、
と、壮大、かつ非常に効率的な、夢のあるお話をしてくれました。
ええ、私、このような話は、
ドラゴンボールで悟空が使った「元気玉」
さすがお医者様です。
自分はまだまだ世の中の半分のことも知らない未熟者だと痛感する
ということで。
本日のお話は、私の会社「有限会社いろは」に
買収の話が飛び込んだエピソードをひとつ。
こんな小さい会社でも、「買いたい」って会社があるんですねぇ。
あなたの会社、おいくらなんですか?
実は昨年の夏頃、うちの会社を「買いたい」
とあるマーケットで上場している企業から、仲介業者を挟んで、
私の会社「有限会社いろは」を子会社化したいというお話が、
突然、私のところに持ち込まれてきたんです。
「おいおい、うちの会社は個人業みたいなもんだぜ」
と、最初は冗談だと思って取り合わなかったんですが、
その上場会社が、
コンサルタント業である私の会社に、
まぁ、
もし、その会社の株を保有できて、
売上を伸ばして、株価をちゃんと上げることができれば、
5~10年ぐらいで数億円ってお金が転がり込んでくるような、
ちょっと夢のあるようなお話だったんです。
で、昔からお付き合いのあるM&
とりあえず、「買いたい」と言ってくれている、
先方の社長さんと取締役の人と面談することにしました。
実際に子会社化した際の話とか、今後の事業展開などについて
かなり具体的にお話しをさせていただいたんですが、
最終的に、方向性や経営スタイルが一致しないところがあって、
この話は“ご縁がなかった”ということで流れてしまいました。
でも、この話をいただいた時は、さすがの私も、一瞬、頭の中に
「会社を売って、ドロップアウトするのもアリかな」
という考えがよぎってしまいました。
ええ、こういう気持ちになったことは、正直、否定はしませんよ。
残りの自分の人生、株を売却した数億円のお金を運用しながら、
のんびり南の島で日曜菜園でもしながら暮らすという人生も、
私は決して全否定するつもりはありません。
もちろん、今のコンサルティング業も性に合っていると思うし、
セミナーをやったり、本を書いたり、
それなりにやりがいのある仕事だとは思っています。
また、最終的に人生のやりがいなんて“仕事”
でも、全力で、しかも、命がけで仕事に取り組んでいる分、
身体も神経もボロボロになるまで頑張っているからこそ、
どこかで今の状態から「逃げ出したい」と思うのは、
キレイごとなしで、通常の人間が考える「思考」
いいですか?
私が「会社を売却する」という現実を目の当たりにしたときに、
もうひとつ浮き彫りになった不安は、
自分のビジネス感覚が「あと何年持つのか?」
今まで、“有名”と言われるコンサルタントの先生を
たくさん目の当たりにしてきましたが、ほとんどの人が“老い”
時代の流れについていけなくなり、最後は「精神論」
お弟子さんと信者づくりに明け暮れる、
コンサルタント業に限らず、ビジネスの世界では、
積み重ねた経験が武器にもなりますが、
やはりお金儲けの「スピード」と「感覚」、そして「判断」と「
どこかの頂点のピークポイントを迎えてから、
あとは経営感覚が下り坂になっていくだけなんだと思います。
それを考えると、
「会社を高く売れるときに、売っておく」
というのは、決して間違った判断ではないと思います。
今回、私の身に降りかかった買収話は、
もう私の中で「会社を売ろう」という気持ちはサラサラないし、
またいつもの自分に戻って、
でも、自分がいつまでも、
会社の「出口戦略」と真剣に向かい合った時に、
さてさて、あなたの会社の10年後、
日本経済が好調で、上場会社のお金が有り余っている「今」、
「会社を売ってみる」
という選択も、ちょっとはアリの経営戦略だとは思いますよ。
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編集後記
最近、経営者の方から、「従業員の給与を上げるべきか?」
という相談をよく受けます。
サラリーマン生活が長かった私から見れば、
そりゃあ給与は上がったほうが嬉しいと言うのが本音ですが、
業種内容や商品、サービスによって、
ある程度会社の「利益」というのは、
「給与」というのは、その業界の標準値から、
そんなに極端にあげることって難しいのが現状なんですね。
だから、従業員から見れば「もっと給与を上げて欲しい」
物理的に、今いる業界から転職でもしない限り、
給与というのは極端に上がることは、
それと、一度でも従業員に「頑張ったから給与が上がる」
給与が上がらなかった時の、
加えて「頑張った」なんて主観ですから、
どんなにお金を稼いでもキリがないところがあったりします。
そもそも、お金はたくさんあって困るものではありませんから、
昇給した給料に対しても、すぐに従業員は慣れてしまって、
経営者に対しての感謝の気持ちなんか、
だから、最終的には、経営者は、
「いかに給与を上げずに、従業員を満足させるか?」
逆に従業員は、
「いかに給与を上げてもらうために、社長に認めさせるか?」
重要になっていくんだと思います。
でも、先ほど言った通り、営業の歩合制ではない限り、
従業員のお給料がドカーンと上がることはほとんどありません。
そんなに自分の給料に不満があるなら、
そうすれば、きっとアナタも気づくはずです。
「あー、俺の給料って、適正だったんだなぁ」
「あー、俺って、安い給料で働かされていたんだな」
これに気づくのは一生に一度あるかないかです!
その自分の才能に気づくためのセミナーを、
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