こんにちは。いろはの竹内です!
先日、高校生の娘に、
「最近の学校生活はどうだ?」と尋ねたところ、
「ググれ」
と一言だけ言われて、会話が終わってしまいました。
・・・お父さん、君の学校生活をグーグルで調べても、
そもそも、検索キーワードは何だね?
と、
今日のメルマガのテーマは、
「人間力」のお話です。
うーん、今回のメルマガは、奥が深いかも。
ライバルとの差は「人間」しかない。
以前、回転寿司で売上NO1の「スシロー」の豊?社長と
経営の話をしている時のこと。
競合のカッパ寿司やくら寿司と、どうやって差別化していくのか、
今後のビジョンについて尋ねたところ、
「人間力でしょ」
と、間髪入れずに答えてくれました。
豊?社長いわく、今の回転寿司の業界は、
商品やサービスでの差別化は、
ネタの仕入れや、仕組み、原価率、どれをとっても、
もうトップ3社の違いはほとんど生まれないぐらい、
そこに差別化の余地はあんまり残されていないそうなんです。
「だから、働いている“人間”で差を広げていくしかないんだよ」
なるほど、確かに、
あとは働いている「人」で差をつけていくしか、
他社を突き放す方法はないんだと思います。
実際、豊?社長は「寿司塾」という社内勉強会を開いて、
素材の仕入れから調理方法まで、
社員のレベルアップを図るようにしているそうです。
その成果もあって、スシローは対前年比で110%
激戦の回転寿司業界でトップを走り続けています。
いいですか?
今の世の中、商品やサービスに極端な「差」というのは、
どれもいい商品だし、どれも満足するサービスなので、
正直、商品の性能も味も「これがいい!」という決定打が、
少しずつなくなってきている状況なんです。
だから、差別化を図るのなら、
働いている「人間」でライバルを突き放していくしかありません。
「考える力」
「統率する力」
「実行する力」
「決断する力」
「情報を収集する力」
「継続する力」
このような人間による性能の“差”
同じような商品であるにも関わらず、
高い利益率、高いサービスを提供して、
5年、10年先に生き残れる企業になれるんだと思います。
さてさて。
みなさんの身の回りに、「人間」でしか差が作れないのに、
不毛な販促ノウハウばかり追いかけている人はいませんか?
特にネット業界は、SEOやキーワード広告、
極端な「差」がなくなってきているので、
大きな違いは、そこで働いている「人間」
広告に投資しても、結局は運営する「人間」がダメであれば、
何をやっても売上なんて伸びませんから、
そろそろ、人を育てることに、
■竹内謙礼が『本気』で社員研修で指導します。
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編集後記
コミュニケーション能力といったら、ほとんどの人が、
「話す力」が大事だと思っているようですが、
実は「聞く力」のほうが、何百倍も大事だったりするんですね。
「聞く力」がない人は、
そもそも人の話が聞けないので、情報の収集ができませんし、
その情報も解釈することができないので、
話をして、相手に伝える能力があったとしても、
聞いた内容が間違っていたら、
結果的に「コミュニケーション能力の低い人」
もし、社員のスキルアップを図りたいのであれば、
「話す力」を伸ばすよりも、「聞く力」
コミュニケーション能力が高まって、
社員同士の情報共有や心遣いが広がっていくと思いますよ。
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