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なぜ、社長は「みんなで決めたこと」を簡単に変えるのか?

こんにちは。いろはの竹内です。
 
 
 
先日、「たまごっちのブーム再来」というニュースを見て 
 
子どもたちが小さかった頃を思い出し、 
 
妻にその話をしたところ「懐かしいわね」と、 
 
目を細めて話し始めました。 
 
 
「あの頃、大人気だったわね」 
 
「そうそう」 
 
「どこのお店も売切れで」 
 
「うんうん」 
 
「だから代わりに『キティちゃんの万歩計』を買ってさ」 
 
「へ?
万歩計?」 
 
「うん、形が似てるから」 
 
「・・・」 
 
「ごまかせると思ったのよ」 
 
「・・・」 
 
「で、子供に『たまごっちだよー』って渡したら」 
 
「・・・」 
 
 
「『これ違うよ』って真顔で言われて」 
 
 
「・・・」 
 
「簡単にバレて」 
 
「・・・」 
 
 
「この時、子どもの成長を感じたわ」 
 
 
 
そんなので成長を感じるなよ! 
 
 
まったくたまごっちを何だと思っているのでしょうか(万歩計) 
 
 
そんなわけで、本日のメルマガは、 
 
 
「サボるという『最適化』」 
 
 
というお話をひとつ。 
 
 
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「最適化」と「手を抜く」は紙一重 
 
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私は実店舗でもホームぺージでも、 
 
個別にコンサルティングした際は、 
 
契約が終わってから数年後に、 
 
こっそり見に行くことを心がけています。 
 
 
で、多くのパターンが指導した新しい売り方を 
 
独自でアレンジした売り方に変えて、 
 
まぁまぁうまく回っていたりします。 
 
 
しかし、中にはアレンジし過ぎて、 
 
ダメな方向に突っ走っているケースもあって、 
 
酷いのになると、前の売り方に逆戻りして、 
 
グダグダになっているケースも多かったりします。 
 
 
なぜ、ダメな売り方に戻してしまうのか? 
 
 
理由はシンプルで、人間は放っておくと 
 
「サボる」生き物だからなんですね。 
 
 
コンサルタントがアドバイスした時や、 
 
社長や上司が厳しくし指導した時は、 
 
一時的に間違っていることが修正されるのですが、 
 
時間が経つにつれて緊張感がなくなり、 
 
指摘したことを忘れて、忙しさに追われて、手が回らくなって、 
 
 
気が付けば「サボる」を選択し、 
 
仕事の手を抜くことを最優先にしてしまうのです。 
 
 
 
いいですか? 
 
 
 
「売上が伸びない」というのは、 
 
そもそも、「売り方」が間違っていたわけですから、 
 
素直に第三者のアドバイスの通りにやるのが、 
 
売上を伸ばすためのセオリーだったりするんです。 
 
 
しかし、大胆な変革は必ずスタッフにストレスをかけてしまうので 
 
どうしても「やりやすいように変えてしまう」という、 
 
サボりの精神が生まれやすくなってしまいます。 
 
 
このような自分の都合に合わせて、 
 
新しい売り方を変えてしまう会社は、 
 
効果的な経費削減策も途中でやめてしまうし、 
 
新しく決めた会社のルールも元に戻してしまうので、 
 
結果、状況が何も変わらず、 
 
 
売上と利益がずっと下がり続けてしまいます。 
 
 
 
さてさて。 
 
 
 
みなさんの会社では、一度決めたルールや売り方を、 
 
適当な理由をつけて、変えたり止めたりしていませんか? 
 
 
売上アップも経費削減も、 
 
スタッフにとったらストレスでしかないので、 
 
ついつい新しい売り方を自分たちの会社にあわせて 
 
「効率化」や「最適化」という言葉を隠れ蓑にして、 
 
手を抜くことを優先させてしまいます。 
 
 
しかし、そのやり方は時として“サボり”につながり、 
 
元のやり方に戻してしまう原因にもなりかねないので、 
 
そうならたないためにも、「新しい売り方」のストレスというのは、 
 
何度も何度も繰り返しスタッフに体感してもらって、 
 
ストレスを感じないぐらいに習慣化させることのほうが、 
 
 
最適化よりも売上アップにつながりやすいと思いますよ。 
 
 
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編集後記 
 
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そもそも「新しい売り方」の成果が出るのは、 
 
数年かかるケースのほうが多かったりします。 
 
 
つまり、アドバイス通りのことを、 
 
忠実に、長期間、継続することが重要であり、 
 
最適化したり、効率化したりするのは、 
 
結果が出てから、さらにずっと先に行うことだったりするんですね。 
 
 
特にホームぺージやネットショップの場合、 
 
アクセス数を増やすのにも時間がかかりますし、 
 
季節要因などを考慮して、計測するのにも時間を要するので、 
 
1年~1年半ぐらいの数字を検証してみないと 
 
施策がうまくいったかどうか分からないことが多かったりします。 
 
 
しかし、多くの経営者が目の前の数字しか追いかけていないので、 
 
現場の従業員から、 
 
「あの売り方だと、どんどん売上が落ちていきます」 
 
「あのやり方は、うちの現場にあっていません」と言われて、 
 
その言葉を鵜呑みにして、元の売り方に戻してしまい、 
 
結果、改善のチャンスを逃してしまったりするのです。 
 
 
最終的に、経営者はコンサルタントのアドバイスよりも、 
 
長年連れ添っている従業員のことを信じる傾向が強いので、 
 
どんなに正しい売り方をコンサルタントが言っても、 
 
従業員の意見を信じるケースの方が多かったりします。 
 
 
結局、ダメな経営者は、 
 
滅多に合わない優秀なコンサルタントよりも、 
 
毎日そばにいてくれる仕事をしない従業員のほうを、 
 
かわいがってしまうものなんですよ。 
 
 
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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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