こんにちは。いろはの竹内です。
先日、独り暮らしをする長女から電話があり、
用件だけを伝えて切ろうとしたので、
今年こそ悲願の「父の日」のプレゼントをもらおうと思い、
「今週の日曜日って、何の日だか知ってますか?」
と尋ねたところ、「えーっと♪」ともったいぶった挙句、
「・・・送別会?」
って誰のだよ!
まぁ、もしかしたら、何も分からないふりをして、
こっそり父の日のプレゼントなんかを用意していて、
家に帰ると、娘たちがクラッカーをパーンとか鳴らして、
そんなオチが待っているかもしれませんね♪(落ち着け、竹内)
ということで、本日のメルマガのテーマは、
「動画をどこで見せるか?」のお話についてひとつ。
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動画は「前」「中」「後」
ネットビジネスにおいて「動画をみせる」というのは、
以下の3パターンがあるんですね。
1・興味をもってもらう“きっかけ”の動画
2・理解を深めてもらう動画
3・買うか買わないかを判断する動画
「1」の場合、最初の5~10秒で、
視聴者の気持ちを離さない構成が必要になります。
たとえば、冒頭でショッキングなキャッチコピーを入れてみたり、
不安を煽るような動画を入れたりして、
「この動画をみないとヤバい!」
「2」は、動画を通じて、
商品の使い方を解説したり、動画で商品の特徴を紹介したりして、
商品の利用価値を理解してもらう役割があります。
「3」の動画は“購入判断”の背中押しになります。
買うことはほぼ決まっているけど、念のための確認の動画であり、
お客様の声だったり、商品を買った後のシーンだったり、
申し込みや購入を決定づける重要な動画になります。
このように、同じネット上に公開する「動画」でも、
お客の理解度や、購入する際の心理状況によって、
伝えなくてはいけない「内容」や「構成」は、
大きく変わってしまうところがあるのです。
いいですか?
動画は「どんな内容のものを作るか」よりも、
「どのタイミングで動画を見せるか」のほうが、
圧倒的に重要だったりするんですね。
たとえば、ネットショップの場合、
「1」の商品に興味を持つきっかけづくりであれば、
商品ページの冒頭で、短尺の動画を見せるべきですし、
「2」の商品の理解を深めてもらう動画であれば、
商品ページの真ん中あたりで見せるのが得策ですし、
「3」の購入への背中押しになるのであれば、
カートのそばで、少し長めの動画見せるのが正しかったりします。
このように、お客の心理状況に合わせて、
動画の内容、尺、構成は、それぞれ変える必要があって、
その役割を認識した上で、動画を活用しなければ、
お客の購入意欲をかきたてることはできないんです。
しかし、そこまで深く考えずに、
「動画を見せたら、欲しくなるだろう」と、
同じ動画をホームページの至る所で使いまわしてしまうと、
顧客心理とミスマッチを起こしてしまい、
売上につながらない、非効率な動画になってしまいます。
結局のところ、「動画」だろうか「写真」だろうが「文章」
ページのコンテンツの一部であることには変わりありませんので、
その点も含めて、
動画マーケティングの本質になるところがあったりします。
さてさて。
みなさんは、自社で制作した動画の
「使い方」について真剣に考えたことはありますか?
動画はテレビやスマホで日常的に見ている分、
「こんな動画を作ればいいんじゃね?」と
安易に考えてしまう人が多いのが現状です。
動画は「見ている立場」と「作る立場」では、
考え方に雲泥の差があるコンテンツなので、
従来のマーケティングの常識をすべてリセットしたうえで、
ゼロからマーケティングを学ぶ覚悟が必要だったりします。
世に登場して、歴史の浅いデジタルコンテンツなので、
現場での試行錯誤は、まだまだ必要なんだと思いますよ。
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編集後記
人は歳を取ると、
「若い人に何かを伝えたい」
「地域の役に立ちたい」
と、「教えたい」や「貢献したい」という行動に
自然と気持ちがシフトしていくものなんですね。
専門職の指導員になったり、
NPO法人のスタッフになったり、
自治会に参加したり、
今まで培ってきた知識や経験を、
後世に残すことが「生きがい」と思うようになることが、
年老いていく人の、必然的な流れになっているところがあります。
しかし、私のようなコンサルタントの場合、
最初から「教える」というポジションにいるので、
年老いてからのステージが、
すでに培ってきた知識や経験を人に教えていますし、
若い経営者への貢献の気持ちは、ずいぶん前から持っています。
そのせいか、年老いてからの「やりがい」というのが、
なかなか見つけることができないモヤモヤした状況が
ここ何年か、ずっと続いている状況です。
コンサルタントはという職業は、
世でいう“上がり”の職業のひとつだったりするので、
それこそ、人生の残りの10年間の目標というのは、
探すのが大変になりそうな気配がします。
結局のところ、「人に教える」なんておこがましい仕事は、
若いうちにやらずに、
老後に取っておく仕事のひとつかもしれませんね。
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