こんにちは。いろはの竹内です。
先日、知人の経営者と
サッカーのW杯の話をしている時のこと。
今回は日本代表もベスト16までいったので、
「4年後はどうなるんだろうね」と知人に振ったところ、
「あー、小柳ルミ子のことだろ」
と、想像もしていなかったところに、話をブッ込んできました。
「・・・小柳ルミ子の何が心配なんだよ」
「ほら、彼女、今年で66歳なんだよ」
「はぁ」
「4年後となると、70歳」
「はぁ」
「身の回りで古希を迎えた人でW杯を騒いでいる奴いるか?」
「・・・いないね」
「だから4年後の小柳ルミ子が心配になってさ」
そんなの知らねぇーよ!
その前に小柳ルミ子の年齢を知っているあんたは、
いったい何のマニアなんだよ!(大澄賢也マニア♪)
と、その帰りの電車の中で、
70歳過ぎてもW杯で騒いでいる人で、
セルジオ越後さんがいたことを思い出した、
超にわかサッカーファンのコンサルがお届けする
本日のメルマガは、
「プライドの整合性」
についてのお話。
人はプライドを持って生きているんですが、
そのプライドの整合性が取れていない人って結構多いんですよね。
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厄介なのは「プライドを平気で放り出す人」
コンサルタントという仕事柄のせいか、
お会いする人のほとんどは、
気合の入った決意でお話しされる方が多いんですね。
「どんなことがあっても売上を伸ばしたいんです!」
「今回は本気で売上を伸ばそうと思っているんです!」
「会社も今回ばかりは本気なんです!」
これには決意表明という一面もあるかもしれませんが、
それ以上に、
「自分はちゃんとした人間だと思われたい」
という高いプライドが、
このような決意表明をさせてしまうところがあるんだと思います。
周囲の人に良く見られたい、かっこよく見られたい、と、
そのような思いが大きくなってしまうと、
どうしても、“大きなことを言ってしまう”というのが、
人間の持つプライドとしてあるんです。
しかし、このプライドを維持できるのは、
せいぜい半年ぐらいです。
ほとんどの人が、決意を語ったことなど忘れてしまい、
会社の方針が変わって予定通りにいかなくなったり、
やってみたら難しくて、やる気がなくなってしまったり、
自分の見せたプライドなんかどうでもよくなってしまい、
うやむやにしてしまう人が多いんですね。
だけど、このプライドを守るために口にした
決意表明というのは、言われたほうは、
案外、しっかりと覚えていたりするものです。
「SNSで絶対に結果を出しますから見てて下さい!」
「私はどんなことがあってもこの商品を売ってみせます!」
そんな声高らかな宣言を、
私はたくさんの人から言われてきましたが、
最後までやり抜ける人は、ほんのわずかしかいませんでした。
ほとんどの人が、
「自分を良く見られたい」というプライドを守るわりには、
最後までそのプライドを貫き通すことができず、
プライドのない行動を平気で取ってしまうのです。
いいですか?
プライドには「整合性」が必要なんだと思います。
高いプライドを持って、第三者から高い評価を得たければ、
最後まで、その行動を貫き通したことで、
初めて相手から、そのプライドを満足させてくれる
高い評価をもらえるのです。
しかし、プライドが高いのに、
都合よくプライドを放り出してしまう人は、
プライドの整合性が取れていないために
いつまでも矛盾した行動を取り続けるんだと思います。
「やる!」と宣言して、やらなかったり、
他人に偉そうなことを言って、自分ができていなかったり、
「どんなことがあっても成功させるぞ」と言って、 簡単に諦めたり、
最初のプライドと、 最後のプライドの整合性を取ろうとしないために、
仕事も行動も全てが中途半端になってしまうんです。
その点、仕事ができる人はプライドの整合性が取れています。
宣言したからには、どんなことがあっても諦めないし、
目標達成のためには、非情にもなれるし、
プライドが高いから、細かいところまで妥協しないし、
そのようなプライドの整合性が取れている人だからこそ、
大きな成功をつかみ取ることができているんだと思います。
さてさて。
みなさんのプライドは口先だけですか?
それとも結果が出るまで保つことができるプライドですか?
プライドの整合性が取れていない人は、
人間としても周囲の人の信頼を得られていない可能性があるので、
仕事に取り組む姿勢そのものを改めたほうがいいかもしれませんよ 。
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編集後記
簡単に儲け話に飛びつく人は、
そもそも商売のセンスがないという厳しい現実があります。
なぜならば、そんなに簡単に儲けられる話など、
あなただけが思いついたはずありませんから、
必ず他人が簡単に参入してきて、すぐに価格競争に陥って、
儲からなくなってしまうことは明らかだからです。
このような始める前から分かっているようなことを、
簡単に始めてしまう時点で、
その人は金儲けに対する“臭覚”が乏しいんだと思います。
しかも、こういう「簡単」な金儲けに手を出してしまう人は、
「簡単」なことしかやりませんし、
「簡単」な情報収集しかやりませんから、
「簡単」に商売を諦めてしまうところがあるんだと思います。
そういうところが、
「中途半端な人間」を生み出してしまう根源なんだと思います。
自らの意思で、
「簡単」ではなく「苦難」を選べる人間のほうが、
商売に向いているのかもしれませんね。
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