経営コンサルタントの竹内謙礼の公式ブログ。

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商売で成功するために必要な、たった一つのこと

こんにちは!
いろはの竹内です!

さて、先日、大手出版社の
文芸担当の編集者さんと、打ち合わせをしているときのこと。

「で、竹内さん、次、何を書きたいわけ?」

「壮大なストーリーものですね」

「へー」

「読み終わって、感動の嵐みたいな」

「例えば?」

「『君の名は。』みたいな」

「は?」

「・・・あ、いや」

「本気で言ってるの?」

「はい」

「ちなみに、次、竹内さんが出す本って、なに?」

「日経から検索エンジン対策の本を出します!」

「は?」

「検索エンジンの仕組みを、女刑事が謎解きするストーリーです!」

「・・・それ、感動するの?」

「はい!」

「タイトルは?」

「『検索デカ』です!」

と言った途端に、編集会議の空気が凍り付き、
「まぁ、その本、見てからだね」

と、編集者に鼻をほじられながら言われて、
とぼとぼと帰路についたわけでございます。

見てろよ!
「検索デカ」がドラマ化した暁には、

新垣結衣が主役だからな!(どーでもいい)

と、もうすでに
誰に向かって吠えているか分からない状況で書かせて頂く、

本日のメルマガは、
「売上アップには継続が大事」
という、ごく当たり前で、シンプルな話をさせて頂きます。

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実はそんなに複雑なことじゃない

最近、売上アップの指導をしていると、
どんなに良質な販促テクニックがあったとしても、

最終的には、その会社や担当者が、その仕事を続けられなければ、
意味がないんだな、と思ってしまいます。

ネットショップのSEO対策も、
店頭のPOP作りも、
販促チラシやDM作りも、

最終的には「続けられない」というのは、「止めてしまう」のと同じな訳ですから、
効果なんて、出るわけがないんですね。

だから、販促を実践するうえで重要になってくるのは、
「どんな販促テクニックを実践するのか?」という問題ではなく、

「どうやって継続させるのか?」という、環境作りのほうが、
売上アップには、非常に大切なファクターになってくるわけなんです。

例えばですが、

「Facebookで、もっと製造現場の臨場感のある写真をアップしたほうがいいですよ」

と、アドバイスしても、
それを実践する人がいなかったり、

継続して監視したり、褒めたりする上司がいなかったら、
この販促ノウハウは、“絵に描いた餅”になってしまうわけですね。

まして、上司が「お前、やってみろ」と丸投げするだけでは、
やっぱり良質なコンテンツ作りが、長続きするわけがないんです。

だから、上記の販促ネタを実践するためには、
まずは「Facebookに写真をアップする」という作業よりも前に、

  • 適切な担当者を決める
  • やる気になってもらうために、Facebookの事例をまず自分が実践する
  • どのようなネタを日々アップすればいいのか、計画表を一緒に作る
  • 情報をアップしたら、褒めてあげたり、アドバイスしたりして一体感を作る
  • 週に1回ミーティングを開いて、Facebookのことについて話し合う
  • 継続していることを、常に評価してあげる

というように、

「はじめる」ことよりも「続ける」という環境作りのほうが、
何倍も成功するビジネスには大切だったりするのです。

いいですか?

おそらく、商売というのは、
続けることさえできれば、ほぼ8割は成功したも同然だと思うんですね。

ただ、残念ながら、多くの人が「続ける」ということができず、
途中で放り出してしまうから、失敗してしまうんだと思います。

お金儲けのテクニックや情報は、実は、そんなに複雑なことが
多く存在しているものではありません。

ただ、自分の身の丈にあわないことをやってしまって、
長続きできなかったり、

間違ったことを、長く続けてしまったり、
そもそも、「長続きする」ということが、できない性格だったり、

どこかに「長続きする」という行為そのものが
ボトルネックになってしまって、

せっかくのビジネスを頓挫させている人が、
圧倒的に多かったりするのです。

だから、そういう不具合を解消するためにも、
まずは、

「長続きさせるためには、どうすればいいのか?」

この観点から物事を考えると、
思いのほか、スムーズにビジネスモデルが回りだすと思います。

「継続は力なり」という単純な言葉で解決はしたくないですが、
最終的には、お客さんの「信頼」というのが、

長い間、蓄積されて積み上げられて構築されるものだから、
「商売」と「継続」は、関連性が深いものなんだと思いますよ。

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編集後記

日経MJで、新しく始まった水曜日の連載が、
脚本家でエッセイストの大宮エリーさんのコラムなんですね。

で、まぁ、これがゆる~い文章で、
面白かったりするんです。

私も、同じ日経MJで、毎週月曜日にコラムを持っているんですが、
ご存じの通り、クソマジメな内容で、
クスリとも笑わないような、お堅い文章を毎週書いているわけです。

あっ、でも、非常にタメになる内容を書いていますよ。
それが目的のコラムでもありますから。

でも、だからこそ、なおさら、ああいう大宮エリーさんのような、
ちょっとゆるい、そして文化的なコラムを読むと、

「あー、俺も、いつか、ああいうゆるいコラムとか書きたいなぁ」
と思ってしまうんですよね。

文化人みたいな、糸井重里のような、林真理子のような(竹内、迷走中)。

だけど、そういう需要をまったく周囲が求めていないために、
いつもいつも、固い記事ばかり書いているのが、現状だったりするわけです。

来年ぐらいは、ネット媒体でもいいので、
ゆるい、アホみたいな連載を持ってみたいですね~。

■「誰でも気軽に入れますよ。まずは雑談からでもOKです」

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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