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儲かっている人は、なぜ、雑な戦略でも勝てるのか?

こんにちは!
経営コンサルタントの竹内です!

さて、先日、深夜にラグビーW杯の試合を観ようと思って、
夜中にわざわざ目覚ましをセットして起床して、

「五郎丸を応援するぜ!」

と、気合を入れてテレビの前に座っていたんですね。
で、試合開始まで時間があったので、
チャンネルをガチャガチャと代えていると、

ケーブルテレビで、機動戦士ガンダムのテレビアニメが
一挙12話、朝6時まで放送という、
夢のような特番が放送されていることを知りました。

さて、五郎丸を応援するか?
それともアムロを応援するか?

非常に悩ましい選択を迫られたんですが、
結局、

朝6時までアムロを応援する選択をしてしまいました。

ええ、久しぶりに、貴重な睡眠時間をドブに捨ててしまうような、
よく分からない行動を取ってしまいました。

でも、アムロの「オヤジにもぶたれたことがないのに」のセリフを、
放送中の番組でリアルに聴けたのは、
五郎丸のキックよりも、感動だったかもしれません(なんのこっちゃ)。

ということで、本日のメルマガは、
「マーケティングと販促を無力化させる方法」についてのお話。
ええ、商売は戦略が「全て」ではないんです。

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「儲かる」が先か? マーケティングが先か?

意外に思われるかもしれませんが、売上が好調な会社に限って、
マーケティングや戦略、販促テクニックなんかは、
結構、いい加減にやっているケースが多かったりするんですね。

例えば、楽天の老舗のネットショップなどは、
時間をかけてメルマガの固定客を抱えているから、

多少、雑な売り方をやったとしても、
お客さんが、時間をかけてファン化されているので、
結構、バカバカと売れてくれたりするんですね。

あと、雑な商品のコンセプトで、雑なポップで売っているお店でも、
店舗の立地がめちゃくちゃ良かったりすると、
黙ってても客が来るから、結構、売れたりするんです。

観光地の参道のお土産屋さんなどは、
この典型例と言ってもいいでしょう。

そんなに売る側が努力をしなくても、
観光客がやってくる一等地であれば、
やっぱり黙ってても商品は売れてくれたりするんです。

さらには、特に差別化もされていない商品で、
適当なコンセプトの商品でも、

広告費をバカスカと突っ込んでいたりする会社だと、
キャッチコピーや写真がいい加減でも、
ガツガツとお客さんが取れたりするんです。

ネット上で販売されている育毛剤とか、
情報商材などは、この部類に入るんだと思います。

結局、販売にお金さえかければ、
細かい戦略などは、どうでもよくなってしまうんです。

いいですか?

かなり暴論かもしれませんが、
マーケティングや戦略を細かく考えなくてはいけないのは、
実は儲かっていない会社がやることなんですね。

なぜならば、儲かっていれば、そんな細かいこと考えずに、
適材適所でお金を突っ込んで、売上を作ることができるからです。

分かり易く言えば、
ポップのキャッチコピーをひとつ考えるのに頭を捻るよりも、
いっそのこと、銀座の一等地に店をドーンと構えてしまった方が、
手間なく、頭を捻ることなく、売れてくれたりするんです。

むしろ、そのような細かい販促を考えたり、実践したりするほうが、
お金を持っている会社にとっては、まどろっこしくて、
足手まといな売り方だったりするんですね。

例えばの話、火事で燃えている工場があった場合、
どうやって火を消すか、いろいろ作戦を考えたり、
特殊な消防車を呼んだりするよりも、

その工場ごと、爆破して吹っ飛ばした方が、
案外、火は早く沈下したりするものなのです。

そう考えれば、商売というのは、
マーケティングの能力やビジネススキルよりも、
「お金を投資する能力」のほうが
大事だったりするのではないかと思います。

さてさて、みなさんの商売は、どうでしょうか?

細かい販促やマーケティングに囚われすぎてしまって、
「できるだけお金を使わずに稼ごう」という、
ケチな気持ちが足かせになっていることはありませんか?

そのようなチマチマしたお金の稼ぎ方をしていると、
いつまで経っても、売上を爆発的に伸ばすことはできません。

「小が大を食う」という言葉が好きな経営者も多いですが、
実は、「小」は戦略やマーケティングで「大」を食っているのではなく、

「大」が思いもつかないところに、
「小」が命がけで大金を突っ込んで勝っているケースが多いので、
最終的には、商売は投資の“度胸”で決まるんだと思いますよ。

まぁ、その度胸を身につけるためにも、
マーケティングや戦略が必要だったりするんですけどね(笑)

■【静岡】10月15日
売上を爆発的に伸ばしたい会社は必見!
「小さい会社こそ、高く売りなさい」
http://www.b-nest.jp/marketing/h27_06.html

 

編集後記

スカイプを使った会議やディスカッションの場合は、
仮に回線が繋がらなくても、繋がるまで、
いろいろトライアンドエラーが繰り返しできる時間的余裕があるので、
私もよく活用させてもらったりするんですね。

でも、経営に関する個別の電話相談や、
新聞の取材などの「重要な話」をするというのに、

「電話代がもったいない」ということで、そこでスカイプを使う人が、
たまーにいたりするんですが、そういう人と話をすると、
大抵、ビジネスセンスがない人だったりするんですね。

なぜならば、スカイプの場合、
電話が途切れたり、繋がらなかったりする可能性があるので、
「重要な話」には、まったく向いていないからです。

私も過去に、スカイプで電話かかってきて、途中で会話が途切れてしまい、
電話相談ができなくなったり、新聞の取材ができなくなったりしたことが、
多々ありましたが、そういう思いをすると、いつも、

「なーんだ、俺は途中で電話が切れてもいいような相手なのね」

ということで、かなり残念な気持ちになったりするんですね。

おそらく、重要な話でありながらも、スカイプを使ってしまう人は、

・情報の重要性とお金の換算ができない人
・相手よりも自分本位の人
・よくわからないところでケチってビジネスチャンスを逃す人

といった感じで、いろいろな面で、
弱いビジネススキルが浮き彫りになったりしてしまうんですね。

仮に1分100円の電話代だったとしても、
10分話して、1000円です。

1000円で100万円のビジネスチャンスの情報が手に入れば、
それで十分元は取れますし、

逆に、1000円をケチって100万円のビジネスチャンスを逃したら、
それはそれで、大損ですからね。

細かいことですが、これも「投資」の大切な感覚のひとつなんだと思いますよ。

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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