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2010/11/05
  • グーグルが巨大化していくとどうなるか?

こんにちは!
いろはの竹内です!

先日、新しく出版する本のタイトルが決まり、
家で食事をしている時に、家族の前でその話をしたんですね。

すると珍しく中学生の娘が話しに食いついてきて、
「どんな本のタイトルになったの?」と聞いてきたので、
素直にそのタイトルを言ったところ、

「おっ、また欲ぶかいタイトルつけたな♪」

と、褒められてしまいました。

ええ、お父さんは、欲ぶかいことを言わないと、食べて行けない仕事ですからね。
だから今日も、全国の欲ぶかいみなさんに、
元気にメールマガジンを書かせてもらっています!(開き直り)

さて、本日のテーマは、「ヤフー」と「グーグル」の提携による、
SEOについてのお話です。具体的な対策については、
会員限定のニュースレターや来年のカレンダーにて解説しますが、

今回の提携で、ちょっとネットビジネスの、
今の問題点と、将来性が見えてきたところもありますので、
今日はそんな「近い将来」のお話をさせて頂きますね。

SEOはなくならないけど

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
私、毎年、次年度の「販促予測カレンダー」なるものを、
年末に向けて販売しているんですね。

コチラのページで販売しています。
(これは今年のカレンダーですから、間違って買わないで下さいね)
https://e-iroha.com/calendar2010/index.html

で、今年もその大予測の「ネタ集」めとして、
最新のSEO情報を入手するべく、
専門のSEOコンサルタントの先生に会いにいったんですが、

いやー、SEOは大きく変わりますねー。やっぱり。

もちろん、ヤフーとグーグルが提携することで、
状況が変わるところは多々あるとは思うんですが、
正直、提携に関する部分は「面倒くさくなるなぁ」という程度で、
大きな変化は、そーーーーんなにないと思うんですね。

それよりも、グーグルそのものに対してのお話を聞いて、

「将来、そこまでやるんっすか!」といった印象の方が強かったですね。

ええ、もう「検索エンジン」っていうよりも、
人間の頭脳を持った、コンシェルジュ、召使いって感じの印象を受けました。

なーんでも分かるようになるんですね、グーグルって(笑)
今のグーグルの持っている能力って、凄いんですよ。ホントに。
いっそのこと、世界は国境なんか取っ払っちゃって、

「グーグル」というひとつの国にしちゃえばいいと思いました。

と、そんな冗談はさておき・・・。
それだけ、グーグルっていうのは、僕らの生活に入り込んでいくことは、
たぶん、狂いようのない未来の「事実」なんだと思います。

最近、私のところには、ヤフーとグーグルの提携騒動で、
たくさんのSEO業者やネットコンサルタントさんから、
DVDやレポートなどがメチャクチャ届いて

「メルマガやツイッターで紹介して~」と持ち込まれてきますが、
正直、グーグルとヤフーの提携にみんな目が奪われすぎてしまって、
その先にある3年後、5年後のネットの検索の世界までに、
目がいっている人は、ほとんどいないのかなぁとも思いました。

今回、私が入手した最新のSEOレポートに関しては、
別途、「タケウチ商売繁盛研究会」の会員限定のニュースレターや
来年の予測カレンダーの中で、
詳しく報告させていただこうかと思っているのですが、
それよりも、今回のSEOの変貌ぶりの話を聞いて思ったことは、

「これからはお客さんとのコミュニケーションの“濃さ”が大事だな」

という、とっても当たり前の、基本的な販促ノウハウに着目したところでした。

被リンクの数を増やせとか、キーワードの埋め込み方をどーにかしろとか、
そういうテクニック的なお話ではなくて、
もっともっと、お客さんとコミュニケーションを取って、
もっともっと、自分自身の情報を発信する形を強化して、
メディア化を計り、「ファン」を獲得していかなければ、

従来の「ノウハウ」を駆使して攻略するネットビジネスのやり方では、
遅かれ早かれ、限界が出てくるのは時間の問題なのかと思いましたね。

グーグルの最大の目的は、
「いかに機械的に、利用者に適した検索結果を表示させるか?」
ということですから、

これから先、今のSEO業者のように、意図的に、自分の都合にあわせて
検索結果をいじくっていくのは、難しくなっていくことは明らかだと思います。

グーグル側の「勝手に検索結果をイジられてたまるか!」という思いと、
SEO業者側の「SEOの仕組みを暴いてやるぜ!」というせめぎ合いは、
そろそろ終焉を迎えて、

「どうだ、これでお前ら、SEOはイジれないだろ!」

という「完成型」が、グーグル側には見えてきているのだと思います。
そのような裏技やノウハウがほとんど通用しなくなった
完成型に近い検索エンジンの世界では、

・すごい広告費を投資して、商品力、商品点数の多い会社が生き残るか、
・長いロングテールの末端を狙っていく個人業、零細企業が生き残っていくのか、

この二局化は、避けて通れない世界になっていくと思います。
これはグーグルに限ったお話だけではなく、
楽天市場だって、おそらく今後、大きく稼いでいける企業は、
商品力、商品点数、広告費、価格競争に強い大きな資本力のある会社であり、
キーワード広告だって、最終的に入札の激しい競争を制することができるのは、

利益率のよい商品力と、幅広くリスクを分散できる商品点数、
さらには、低価格で攻略できる企業体質の会社だけであり、
最終的には、どっちつかずの「中間」という会社というのは、
どんどん淘汰されていくんだと思います。

「じゃあ、今、ネットビジネスに完全依存している会社は死ねっていうのかよ!」

そう思われるかもしれませんが、
あながち、この極論は、
間違っていないと思います。

僕は、ネットビジネスで規模が大きくなり過ぎた会社は、
一度、「死」を選んだほうが、賢いかもしれないと思っています。

まぁ、「死」というのは大げさかもしれませんが、
一度、死んだつもりになって、再度、ビジネスモデルを構築し直して、
新たに出発をする覚悟がないと、

どうしても、今後の生き残り策を講じることはできないぐらい、
ネットビジネスは危機的状況に追い込まれているんだと思います。

今後、人口が減り続ける日本では、
ネットビジネスといえども、売上を拡大路線していくことは、
ほぼ難しくなっていくと思いますし、

その中で競争が厳しく、価格競争にさらされるネットビジネスは、
中小企業が持ちこたえられるほど、
生易しい市場ではなくなっていくことは明らかです。

今後のグーグルや楽天のネット市場を占めていく割合を考えると、
これらの巨大サービスの会社に、
いつまでも主導権を握られ続けられるビジネスというのは、
そんなに旨味が残っている業界ではないような気がします。

それよりも、実店舗の販促方法と同じように、
お客さんと積極的に接触して、お客さんと熱いコミュニケーションを取り、

「この商品を買うなら、このお店」
「このサービスを利用するなら、このお店」
「この問題を解決すのなら、この人」

このように、自分がお客さんに「真っ先」に選ばれるような、
そんな関係性が築きあげられるような、
地道で、当たり前の販促をもう一度見直していかないと、
今後は生き残っていけないのかもしれません。

とっても皮肉なお話なんですが、
地域密着、限られた商圏の販促で悲鳴をあげていた商売人が、
十数年前に「ネットビジネス」という活路を見つけて、

我先にと飛び込んだインターネットの世界でしたが、
結果的に、ゴールドラッシュはあっという間に終わってしまい、
気がつけば、価格競争と激しい広告費合戦にさらされる、

ネットビジネスを始める前の、苦しい販促の時代に戻ってしまっているのが、
今の現状だと思います。

それよりも、そのゴールドラッシュに安易に乗ることをやめて、
地域密着型、限られた商圏での販促に力を入れて、
確実にこの10年間で指名買いのファンを作り続けてきた企業というのが、
実は、最近、確実に売上を伸ばしつつあったりします。

もちろん、そのような地味な手法は、売上規模が極端には大きくなりませんが、
こちらの方が、むしろ適正の企業規模、売上であることは確かであり、
今までのネットビジネスの売上というのを素直に「バブル」と認めて、
どんどんネットビジネスの売上を占める割合を、
小さくしていく必要があるのかもしれません。
(ブランド化に成功した企業や、依存度が小さい企業は別ですが)

私は決して、ネットビジネスに将来性がないと言っているわけではありません。
ただ、今まで以上に、お客さんとコミュニケーションを取って、
ファン化させていく、「古臭い」といわれる個人商店的な販促手法が、
実はこれからの時代、インターネットの世界でも、
必要なのではないかと思っているところです。

奇しくも、フェイスブックやツイッターという、
個人間のコミュニケーションツールが台等してきて、
さらに、これらのコミュニケーションツールを、
グーグルが検索結果に反映させようとしている時代が到来しつつありますから、

最終的には、ネットビジネスの販促というのは、
ぐるぐるめぐりめぐって、

また地道な「コミュニケーション」という販促手法に舞い戻ってきたというのが、
今のネットビジネスの現状だと思います。

キレイなホームページを作って、価格で勝負して、
複雑なノウハウを駆使して、広告の露出で戦っていく販促よりも、
おそらく、お客さんとどうやって関係性を深めていけばいいのか、
商売の基本的な戦略を、深く突き詰めて考えていくほうが、

5年、10年先のネットビジネスにとって重要なことなんだと思います。

ただし。

お客さんをファン化させていくのには、
もの凄い手間と、時間がかかることだけは忘れないで下さい。

本当に、今、この瞬間から、「変わるぞ!」という強い意志を持って、
長期計画で、その改革プロジェクトに取り組んでいかないと、

数年後、本当に取り返しのつかないことになるかもしれませんよ。

編集後記

日本という国は、世界のアナリストからは、
「ゆでガエル」と言われているそうです。

カエルをビーカーの中に入れて、アルコールランプで熱しても、
カエルはスイスイと泳ぎ続けていて、
お湯が熱くなっても、「まだ大丈夫だろう」って、
いつまでも気持ちよく泳ぎ続けるそうです。

で、本当に熱くなっても、まだ泳ぎ続けていて、
「まだ大丈夫、まだ大丈夫」
と、しぶとく泳ぎ続けるらしいんですね。

でも、マジでどうしようもないぐらいの熱湯になった時に、

「あっ」

という間に、カエルは突然、熱せられて死んでしまうそうです。

今の日本も、そんな「ゆでガエル」と同じで、
自分たちがいつまでも「経済大国」「技術大国」だと思っていて、
ずーっと油断し続けてきたんだと思います。

韓国制のクルマや液晶テレビが勢いづいてきて、
中国も経済力を身につけてきて、
ビーカーのお湯はガンガン熱せられているにも関わらず、

「まだ大丈夫」

って思っているうちに、
「あっ」という間に世界との競争力が鈍化してしまい、
今のような混沌とした日本経済になってしまったんだと思います。
(まだ死んではいませんが)

でも、それは、今の日本経済に対してだけではなく、
日本の国の、今の企業さん全体にも言えることだと思います。

「まだ大丈夫」という油断が、
気がつけば、取り返しの付かないことになっていることは、
特に客が見えないネットビジネスの世界では、よくあることです。

「危機感」を持つことと、
「危機感」を持って「行動」に移せることは、
似ているようで、大きく違うことだと思いますよ。

著者/竹内謙礼

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