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  • 経営者の人間関係は、残酷である。

こんにちは! いろはの竹内です!

先日、イベント終了後の懇親会で、
ある女性経営者さんと名刺交換をした際、

「あら、千葉県からいらっしゃったんですね」

と、声をかけられました。

「ええ、千葉からきました」

「千葉県といえば・・・」
と、少し間を置いてから、

「やっぱり、“ふなっしー”ですよね」

「……は?」

「あら、ふっなっしー、ご存じでない?」

「いえ、知ってます」

話がどこに行くのか想像すらできません。

「ふなっしー、かわいいですよね」

「ええ、かわいいですね」

「“なっしー”っとか言って」

「言ってますね」

「ところで」

「なんでしょう?」

「千葉の方だったら、ふなっしーの自宅とか、ご存じだったりするんですか?」

知らないなっしーーーー!

と、今さら感のある突っ込みを入れそうになりながらも、
ぐっとこらえて「船橋市のどっかじゃないですか」と、
これまた相手がクスリとも笑わない返答をしてしまい、

我ながら、神対応してるなぁと思う今日この頃でございます(神対応か?)

ということで。

本日のメルマガは「成長が難しい人」という話。

うーん、経営者という立場でありながら、
人からアドバイスを受けるって、ちょっと難しいですよね。

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最高責任者に、厳しいアドバイスをする人はいない

「成長のできない人」の条件として、おそらく多くの人が、

「能力がない人」

と思われるかもしれませんが、

実は、一番成長ができない人というのは、
「注意や文句を言いづらい人」
だと私は思うんですね。

「とても優しい性格の人」

「自分の意見が正しいと思い込んでいる人」

「何かと反論してくる、ややこしい人」

「その業界で長く商売を続けている人」

この辺りの人は、話をしている最中から、相手側に「おかしいぞ」と思われても、
アドバイスをして、つまらない言い争いになるのが面倒に思われたり、
一生懸命やっているから、注意するのが可哀想だと思われたりして、

結局、ずっと間違ったやり方を続けて、失敗の人生を歩んでいってしまうんですね。

そして、もっと気の毒なことに、こういう人は、誰からも注意されないために、
自分自身が「失敗した経営者だ」という自覚を持たないまま、
どんどん年老いていくんです。

そしてさらに、誰からも注意されないことが、
今度は間違った「経験」や「自信」になってしまい、

いつの間にか、能力のない頑固な経営者として会社に居座ることになり、
組織全体の成長を妨げる障害となってしまうんです。

いいですか?

この問題を非常にややこしくしているのは、
世の中には「自分は人の意見を素直に聞く」と思い込んでいる経営者が、
非常に多いことなんですね。

「自分には常に厳しい意見を言ってくれる人がそばにいる」

「自分は人の意見に耳を傾けているほうだ」

「自分の経験や知識におごり高ぶらない自信がある」

と、多くの経営者は、自分が賢者だと
勝手に思いこんでしまうところがあるんですね。

私も、仕事柄、人にアドバイスすることがよくありますが、

感覚としては、10人のうち6人ぐらいの経営者は、
自分のほうが正しいと思って、アドバイスに耳を傾けてくれませんし、

あからさまに嫌な顔をして、話を遮られるし、
あまりにも自分のやり方が正しいと思い込み過ぎて、

修正してあげるのが可哀想に思えたりして、
そのまま、放置してしまうことがよくあります。

もちろん、自分のクライアントさんや会員さんに対しては、
“会費”や“コンサルタント料”という金銭関係が発生しているので、
間違ったことは「間違っている」と厳しい意見は言わせていただきます。

しかし、セミナー終了後のちょっとしたアドバイスや、
友達、知り合い等の懇親会レベルの、金銭が発生しない話し合いの場になれば、

残念ながら、私も“本気”を出しませんので、
それなりに質問に対しては、中立的な回答で調整をかけるようになります。

これは私だけではなく、他のコンサルタントや
バランス感覚の優れた、優秀な経営者さんもそうなのではないでしょうか。

「ここで言うのはでしゃばりすぎだな」という思いが働いたり、
「ここでこの人と悪い関係にはなりたくないな」と思うと、

やっぱり「いいんじゃないですか」と肯定的な回答を出してしまうところがあると思います。
(特に経営者同士の集まりの場は、このような意識が働きやすい)

だけど、この回答を真に受けた人は、

「やっぱり俺の意見は正しかったんだ」

と思いこんでしまい、またさらにややこしい状況に陥ってしまうわけです。

そういう意味では、多くの経営者が、

「注意や文句を言いづらい人」

に属していると思ったほうがいいかもしれません。

立場的に“最高責任者”なわけですから、
常に誰にも文句を言われない状況にあるのは、明らかですからね。

しかも、若いうちならまだしも、
歳を重ねると、どうしても指導やアドバイスをしてくれる人が減りますから、

当然のことながら、「自分が正しい」と思う人が、
経営者に増えてしまうのは、致し方ないことかもしれません。

しかし、それでも、

意識的に、厳しい意見を言ってくれる人に近づいたり、
常に自分とは真逆の考えの人の意見を採用してみたりして、
第三者の意見を取り入れることは、常日頃、意識して行わなくてはいけません。

そういう私自身も、非常におごりたかぶりやすい仕事をしているせいか、
スキルの高い別のコンサルタントに、毎月、高いアドバイス料を支払って、

常に金銭関係の間柄を確保しながら、厳しい意見を言ってもらっています。

結局、厳しい意見を言われて、
「嫌な思いをする」というのは、身体で言うと“筋肉痛”みたいなものですからね。

それをサプリメントを常に口にして、
さらに強いハートを作っていかなければ、
経営者という仕事は、成立しないんだと思いますよ。

■愛を持って、厳しいアドバイスをさせて頂きます。

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編集後記

先日、10年ぶりに、ある経営者さんとお会いしたんですが、
その人が、10年前に会った時と、
なにひとつ成長していないことに驚かされたんですね。

相変わらず、間違ったことを言っているし、
相変わらず、間違ったことをやり続けているし、
相変わらず、妙な自信があるし。

当然、経営も厳しい状態が続いているようでした。

でも、その経営者さんは、
昔も今も、みんなからの「愛されキャラ」なんです。

文句とかケチとかを、言いたくないような、可愛らしい性格で、
それでいて、なんとなく

「まともそうなことをやっているなぁ」という雰囲気を出してくるので、
どうにもこうにも、アドバイスがしづらくなってしまうところがあるんです。

当然、僕も、金銭関係が働いた相手ではないので、
何も厳しい意見は言いませんし、
いつもニコニコと話を聞いているだけにしています。

このように「みんなから愛される人」というのは、
自己成長が難しい立場にいるんだなぁと、改めて思いました。

だけど、逆を言ってしまえば、
みんなから愛されているキャラクターかもしれないけど、

本気でこの10年間、誰からも愛されてこなかったから、
厳しいアドバイスをする人もそばにいなくて、
まったく成長できずに、時間だけが過ぎていったんだと思います。

そう考えると、なんだか少し気の毒に思えてしまいますよね・・・。

うーん、経営者の人間関係って、
いろいろな意味で、残酷なのかもしれません。

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著者/竹内謙礼

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