経営コンサルタントの竹内謙礼の公式ブログ。

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大波を乗り切る強い小舟になれ

こんにちは!
いろはの竹内です!

先日、仕事で沖縄県の「南大東島」に行ってきたんですが、
どうしても8km離れた隣の「北大東島」に行かなくてはならず、

渡航証を持っている漁協のオヤジさん(うみんちゅ)に頭を下げて、
小舟のような漁船に乗せてもらうことになったんですね。

で、結論から言わせていただくと、

「あー、船って空を飛ぶんだなー」

というのが良く分かりました。

ええ、南大東島は太平洋のど真ん中にある孤島だから、
とにかく波が殺人的に大きいんです!

2階から1階に落ちるぐらいの勢いで船が落下するもんだから、
ジェットコースターさながらの波乗りツアーになってしまいました!

「いつもこんな大波なんですかぁ!」

「がはははっ、そうじゃよ!」

「船はひっくり返ったりしないんですか!」

「大丈夫じゃよ!」

「・・・本当に大丈夫なんですよね」

「ああ、ひっくり返るのは・・・たまにじゃ!」

ひょええええええええええええ!
と、ビビりながらも、無事、北大東島の港に到着。

「さすが、うみんちゅ!」と感動したのも束の間、
工事中の新しい漁港に降ろされたらしく、

現場監督のおっさんが走って飛んできて、
そりゃあもう、こっぴどく怒られました。

うみんちゅ、詰めが甘いぞ♪

というわけで。

今回のメルマガでは、南大東島と北大東島で大波に揺られて
生死の中をさまよった時に思った

「小さい会社」と「大きい会社」について
少しお話をさせて頂ければと思います。

小さいから、揺れる。

太平洋の荒波に揉まれながら、私が強く思ったことは、
「小さい船は、波の影響をモロに受けやすい」
という当たり前のことでした。

乗る前から分かっていたことだったんですが、
とにかく、めちゃくちゃな状況に追い込まれるわけです。

私も、過去にそこそこ大きい遊魚船に乗ったりもしましたが、
ここまで船が小さいと、荒れ狂う太平洋の波の前では、
まったくもって歯が立たないんです。

でも、ですよ。

同じ船でも大型船だと、これがまったくビクともしないんですね。

以前、八丈島まで客船で行ったことがあったんですが、
どんなに激しい波をくらっても、

船酔いが起きるぐらいの程度で、死ぬような思いをすることは、
まったくありませんでした。

これも当たり前の話になってしまいますが、
同じ海を渡る場合でも、大きい船のほうが、小さい船よりも、
安定して荒波を乗り越えることができるのです。

で、そんな中、泣きそうな顔で船にしがみついているときに、
ふと思ったんですが、

今の経済や景気も、おそらく自分がいる太平洋と同じ荒波で、
めちゃくちゃな状況だと思ったんですね。

2mぐらいの波が突然きたり、
予想していた方向とは真逆の方向から波がきたり、
そう思えば、急に穏やかになったり・・・。

そんな不安定な海のど真ん中で、
今、自分が乗っている小舟は、言ってみれば小さな会社と同じで、

どんな大きさなの波がくるのかまったく予想することができず、
荒れ狂う波に身を任せながら、船が沈まないように、
必死になって舵をとりながら、ドタバタしている状況だと思うんです。

つまり「大きな会社」という大型船は、
多少の荒波でも、そこそこの安定感で乗ってられますが、

「小さな会社」という小舟は、ちょっとした波でも気が抜けない状態なので、
必死になって、目の前の“波”を乗り越えながら、
前へ前へ進んでいくしかないのです。

いいですか?

私が荒波に揉まれながら、ふと顔をあげると、
そこには、悠々と舵をとる沖縄のうみんちゅの姿がありました。

どんな大波がきても、上手に舵を切って、
「がははははっ」と笑いながら小舟を操っているんです。

おそらく、そんな神業ができるのも、
長年積み重ねてきた、経験と知識と勘があるからできるテクニックであって、

そのような波に飲まれない術を知っているからこそ、
小さな船でも、太平洋を渡ることができたんだと思います。

そして、そのようなテクニックさえあれば、
危機的状況でも仕事を楽しむ余裕もあって、

逆に風を味方につけたり、波をうまく利用したりして、
非力な船でも、うまく乗り切ることができるんだと思います。

さてさて、みなさんの乗っている“小舟”は大丈夫でしょうか?

小さな船に安定性がないことは百も承知。

しかし、今さら大きな船に乗り換えられない以上、

荒波でも乗り切るテクニックを身につけて、
笑いながら苦労を乗り越えていくしか技術を身に付けなくてはいけません。

私の出会った南大東島のうみんちゅのように、
大波を乗り越える術を身につけたら、
どんなときでも笑顔を絶やさず、楽しく生きていけるんですからね。

■そんな景気の波を、一緒に予測して乗り越えてみませんか?
竹内謙礼の「2017年 今年の儲かるビジネスキーワード」セミナー
http://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201611/D41170116016.html

編集後記

さて、おかげ様で9年連続で大阪商工会議所で開催している
「竹内謙礼の「2017年 今年の儲かるビジネスキーワード」セミナー」
今年もやらせて頂くことになりました!!!

■1月16日【大阪】
http://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201611/D41170116016.html

こちらは、小売業から流通業、ネットビジネスまでまんべんなく
みっちりとセミナーをさせていただきます。

新年で一発目のセミナーになる人も多いと思いますし、
気合いの入る面白くてためになるセミナーをやりたいと思いますので、
ぜひぜひ、ご参加のほど、よろしくお願いします!

で、大阪の会場に来れない人のために、
東京でも予測セミナーを開催させて頂きます!

こちらはネットビジネスが中心の話になりますので、
Eコマース関連の人は、ぜひご参加下さい。

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全国から参加可能ですよ!

■1月26日【静岡】
2017年 今年はどうなる、どう売る!~竹内謙礼の2017年予測カレンダーより~
http://www.b-nest.jp/marketing/h28_09.html

他にも、募集のホームページは完成していませんが、
下記の日程で「予測セミナー」を展開する予定です。

  • 1月13日 熊本
  • 1月20日 東京 株式会社キャッチボール主催
  • 1月25日 名古屋 東海Eビジネス研究会主催

上記の3か所でも予測セミナーが開催されますので、
告知ページができましたら、メルマガやFacebook等でお知らせします!

これだけの人が「2017年」の予測に注目するわけですから、
セミナーに参加しなければ、乗り遅れてしまいますよ!

新年から「売れる」お話をさせて頂きますので、
従業員のみなさんや同僚をお誘いあわせの上、
ぜひぜひ、ご参加下さいね!

※「あれ? メルマガが届かなくなったぞ」と思ったら?
もう一度、メールアドレスを登録してみましょう!
http://www.e-iroha.com/melmaga/mailmagazine2.htm

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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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