経営コンサルタントの竹内謙礼の公式ブログ。

  1. 竹内謙礼の公式メルマガ
  2. 225 view

「やりたいこと」を付加価値にする儲けの仕組み

こんにちは! 経営コンサルタントの竹内です!

先日、沖縄県の「座間味島」という小さな島に行ってきたんですが、
そこに1軒だけある食堂に、当日の日付けのが入った、
有名人のサイン色紙があったんですね。

店員さんに「誰か有名人でも来ているんですか?」と尋ねたところ、
なんと!! 元日本代表の有名サッカー選手が、
バカンスで座間味島に来ているではありませんか!!

これはとっておきの情報を手に入れた思って、
私は宿の主人や、一緒にゲストハウスに泊まっている人に、
「今、サッカー選手の○○さんが、この島にいるらしいですよ!」

って、これまた、島のいたるところで、
ベラベラと自慢して歩き回ったわけです。

で、次の日に、シーカヤックに乗るイベントがあり
そこでたまたま超美人の女性と2人組のペアになったので、
私は、さらに自慢モードに拍車がかかり、
ここぞと言わんばかりに、サッカー選手ネタを披露することにしました。

「俺、とっておきの情報を持っているんだよね」
「へーっ、どんな情報ですか?」

「実はさ、今、元日本代表のサッカー選手がこの島に来ているらしいんだよ」
「あー、その話ですか」

「えっ、知ってたの?」
「知っているも何も……私の旦那ですから♪」

えええええええええええええええええ
えええええええええええええええええ
えええええええええええええええええっ!

思わずシーカヤックから落ちそうになってしまいました(汗)
どうやら、その日は旦那さんに子どもを預けて、
奥様一人でシーカヤックのイベントに参加したとのこと。

結局、私はそのJリーガーの美人奥様と一緒にシーカヤックを漕ぎ、
「この人に何かあったら大変だ!」と思いながら、
ずっと緊張しまくりの1日を過ごすことになりました。

で、イベントが終了して施設のほうに戻ると、
旦那さんの元日本代表のサッカー選手がそちらで待っていてくれて、

シーカヤックの旅行会社の人と知り合いだったらしく、
最後は、握手をしてもらって、写真も一緒に撮ってもらいました。

いやー、日本代表の選手だから、近寄りがたい人かと思っていましたが、
すごいフレンドリーな人だったから、逆に驚きましたよ。

と、ここまで読んでいる読者のみなさんは、
おそらく「元日本代表って誰なんだ?」と思うかもしれませんが、

それに関しては、セミナーや名刺交換の時にでも、
ぜひ、僕の“自慢ネタ”として、聞いてもらえればと思います。

ということで。
2014年、最後を締めくくるメルマガのネタは、

「やりたい」と「やりたくない」の
バランスについてのお話をひとつ。

付加価値とは「開き直り」である

おそらく、多くの起業家は、
事業を立ち上げた時に、こういうビジネスが「やりたい」と思って、
いろいろな理想の元で、商売を始めたと思うんですね。

でも、その後、売上が立ち行かなくなって、理想が追いかけられなくなり、
現実と向き合うことで「やりたくない」という仕事を選んで金にしながら、
今に至っているんだと思います。

これは起業家以外でも、同じことが言えます。
サラリーマンだって、最初は「やりたい」と思っていたことがあって、
今の会社を選んだと思います。

また、二代目や三代目の社長さんも、最初は親の仕事をする背中を見ながら、
こういう仕事を「やりたい」と思って、後を引き継いだのだと思います。

でも、結局、「儲からない」「売上が伸びない」という現実が、
自分の理想を捻じ曲げてしまい、
ストレスの多い仕事をするようになってしまっているのです。

だから、この辛い現状を分解すると、
「やりたい」=「儲からない」
「やりたくない」=「儲かる」
この公式は、やっぱりお金儲けをやる上で、成立してしまうものなんです。

芸術家でも、スポーツ選手でも、
「やりたい」でお金儲けができている人はごくわずかで、
ほとんど人は、「やりたくない」でお金を稼ぐしか道はないわけです。

でも、ですよ。
ちょっと考え方を変えてみてください。

今の世の中は、数年前に比べて、
そう簡単にはお金儲けができなくなってきています。

価格を安くしないと売れない。
広告費を使わなくては売れない。

このように、大きい会社がもっと大きくて強くなり、
小さい会社が、もっと不利になって儲けにくくなっている世の中では、

「やりたくない」という仕事が、今後、もっともっと増えて、
もっともっと儲からなくなっていく可能性が高いわけです。

では、どうすればいいのか?

極論を言ってしまえば、
「やりたくない」をやっても「儲からない」という状況であれば、
「やりたい」をやって「儲からない」ほうが、
ずっと幸せなんじゃないかというのが、私の新たな持論だったりします。

つまり。

「やりたくない」=「儲かる」の公式が崩壊するのであれば、

「やりたくない」=「儲からない」をやるよりも、
「やりたい」=「儲からない」を選択したほうが、

同じ時間を過ごしたとしても、
ずっと幸せな人生を歩むことになるわけです。

いいですか?

かなり乱暴な意見になるかもしれませんが、
結局、高付加価値、高単価のビジネスを展開できる人は、
“開き直り”がどこかであったんだと思います。

「どうせ大変なら、もう好きなことやらせて頂きます!」
という、気持ちの切り替えがどこかであったからこそ、

商品やサービスに、“儲け度外視”の付加価値を乗せることができて、
それが結局、お客さんへの感動や喜びを与えるきっかけになって、
オリジナルの商品やサービスに発展していったんだと思います。

もちろん、好きなことをやって金が儲けられるほど
世の中は甘いもんじゃありません。

「やりたい」だけに目が行き過ぎてしまい、
「やりたくない」をずっと避けている人に成功はありません。

でも、「やりたい」を貫き通すために、
「やりたくない」を我慢することの先には、
必ず成功が待っているんだと思います。

「やりたくない」を、ただやり続けるのではなく、
「やりたい」に向かって、「やりたくない」を続けた方が、
モチベーションは高く維持できますからね。

それがおそらく、長い時間をかけて、
「やりたい」=「儲かる」
という商売の最高の公式を生み出すんだと思います。

さてさて、年末年始、たっぷり時間があります。

2015年の「やりたい」を見つけるために、
いろいろ考えを巡らせてもらえればと思います。

■2015年の「やりたい」を見つけるためのカレンダー

2015年予測カレンダー
https://e-iroha.com/calendar2015/

編集後記

さて、年明けにダッシュをかけて仕事をしたい人のために、
竹内謙礼の年明け1月~2月のセミナー情報をまとめてお知らせしたいと思います!

直接、私と会って、新年から気合を入れさせてください!

■1月14日(水)【福島】
みせましょう!福島商人の底力 商売繁盛塾
http://www.fukushima-cci.or.jp/?p=2743

■1月16日(金)【東京】
売れるイベント 2015年度 12ヶ月計画
http://jmcasemi.jp/seminar/seminar.php?CONTENT_ID=872

■1月20日(火)【大阪】
竹内謙礼の「2015年 ビジネスを成功へ導くためのキーワード
http://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201411/D41150120019.html

■1月21日(水)【大阪】
2015Spring&Summerアピデメッセにて「アマゾン徹底対策セミナー」
http://www.apides.co.jp/exhibition.html

■1月22日(木)【愛知県】
小さなお店・会社のホームページを活用した販路拡大、売上アップ戦略
http://www.hekinancci.or.jp/?p=2326

■2月13日(金)【茨城県】
新聞折込チラシでお客を集める秘策を伝授します
問い合わせ先 xxxx@asaori-iba.co.jp
※件名に「商売繁盛折込セミナー」と記載してください。

■2月25日(水)【千葉】
商業界ゼミナール アマゾン対策セミナー
http://www.shogyokai.co.jp/seminar/2015zemi/index.html

また来年も、全国を駆けずりまわりますので、
どうかよろしくお願いしますね!

竹内謙礼の公式メルマガの最近記事

  1. 【ボカンと売れる】「やること」よりも「やらないこと」を探しなさい

  2. 栄町の岡部ちえこさんを応援しています

  3. なぜ、社員は「3年目」と「8年目」で辞めるのか?

  4. 「安売り」という病気を完治させる方法

  5. ド田舎の古民家カフェにお客が殺到する理由

関連記事

楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
竹内謙礼の無料動画セミナー 女子大生の看板サンプルブログ 羽沢横浜国大駅のブログ
経営コンサルトによる記事を検索してご覧頂けます!
アーカイブ
PAGE TOP