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  • なぜ経営者は自分が「上等な人間だ」と思ってしまうのか?

こんにちは!
いろはの竹内です。

さてさて、

今回は直接なノウハウではありませんが、
最近、マスコミに取り上げられちゃった人で、
ちょっと「ドキン!」とするような発言をした人のお話です。

みなさんは大丈夫ですか?

「大丈夫!」

って思っているほど、気がついていないものなんです。

図に乗ると足元をすくわれる

「自分が上等な人間だと増長しておりました」

これ、例の違法改築で問題になっている
東横インの西田社長が言った謝罪記者会見でのお言葉。
なんだか萎れたタンポポみたいにへにゃ~ってしちゃって、
もう見ているこちらが「あらら~」って感じでしたよね。

確かにあの会見を見ながら
「そうだ! そうだ!」って思っていましたし、
謝罪記者会見の前に行われた横柄な態度を見る限り、
「絶対にこの社長、増長している!」って思いました。

でも。

絶対に本人はこの問題が発覚する前に、
「図に乗ったら足元をすくわれる」ってことぐらい、
分かっていたと思います。

「調子に乗ると誰かにとっちめられるぞ」
「ここで慎重に慎重を重ねないと」
「あまり偉そうなことを言って敵を増やさないことだ」

いろいろ、考えて考えて、ここまでやってきたことでしょう。
そうでなきゃ、東横インのような大きな会社にはなりませんから。
おそらく、経営者の西田社長っていう人は、
それなりに慎重な人だったんだと思います。

だけど、結果、調子に乗ってた。

調子の乗ってたどころか、明らかに増長していましたね。
最初に事件が発覚した時に、フツーの神経していたら、

「改造は自分たちの流儀」
「ちょっとぐらいならいいと思った」
「60kmのところを67、8kmで走ってしまった」

こんなことを、謝罪会見で言うわけがない。
どうなるかってことぐらい、
社会に出たことがない学生さんだって分かることです。

だけど、なぜ、そこまで会社を大きくしたような人が、
場の雰囲気や流れも読めずにそんなことを言ってしまったのか?

おそらくですけど。

誰も社長に「注意」しなかったから。

そうなんですね。
社長を注意する人なんていませんから、
いつのまにか自分を「上等な人間」だと勘違いしてしまう。

経営者って、自分が思っているよりも、
ずっと周りに理解されていないものなんです。

誰もホントのことを言ってくれませんからね。

でも。
ほとんどの人が

「自分は東横インの社長みたいに増長しないよ~」

って、思っていると思います。

でもでも、ところがどっこい!

ホントに経営者って分からないもんですって!
私、仕事柄、経営者をよく相手にしていますけど、

「相手の立場に立ってモノが考えられる」っていう経営者は、

決して多くはありません。

やっぱり好き勝手商売をやってきた弊害っていうのは、
必ず経営者には出てきます。
人の忠告を真正面から聞ける人というのは実は少ない。

私も実際、そういうことがありました。

ほんの少し前なんですけど、
とあるネットショップの店長さんから人づてで聞いたんですけど、

「竹内さんに名刺を渡したんだけど、凄い偉そうな態度をされた」

っていう話を聞きました。

いやー、正直驚きましたよ。
「ちょっとそれは誤解だよ!」って言いたくなりました。

その当時、ただでさえセミナーの内容が偉そうだったので、
絶対に挨拶だけはキチッとしないと誤解されると思っていたから、
自分では名刺の受け渡しの時はメチャメチャ注意していたつもりでした。

初対面の人にはとにかく低姿勢で。
質問にはできるだけ前向きに答える。
絶対に面倒くさがらない。

自分に言い聞かせて対応していたつもりでした。

でも。

多分、「つもり」だったんでしょうね。
どこかに横柄な態度が出ていたんだと思います。
厳しい指導をするのではなく、ただ単に「偉そうな態度」ということが・・・。

……反省。

それ以来ですが、

私、別のビジネスコンサルタントの先生に
定期的に人間的指導をしてもらっています。

そうやって第三者の指導を常に受けていないと、
絶対に誰も注意してくれないから、見失っちゃいますよ。
私だって、そんなに強い人間じゃないし、
偉そうにしている仕事であればあるほど、

自分を見失いやすいですからね。

図に乗って、誰も相手にしてもらえなくなった時に、
「自分が上等な人間だと増長しておりました」
なーんて言っても手遅れですからねー。

だから定期的にそのコンサルタントに会いに行って、
自分の立場を再確認している今日この頃です。

なんたって竹内謙礼の「謙礼」は、
「“謙”虚に“礼”儀正しく」ですからね。
名前負けしないようにしないと♪

さてさて。

あなたは、上等な人間だと勘違いしている時はありませんか?

姉歯さんや、
堀江社長さんや、
西田社長さんを、

他人事のように思えますか?

編集後記

自分の弱いところと真剣に向き合うのは、
本当に勇気がいることです。

知人のコンサルタントから聞いた話なんですけど、
昔、とあるネット関連の大きな会社の面倒を見たときに、
そこの社長さんが、

「うちは本当に従業員がイキイキ仕事をしている」

って、目をキラキラさせながら話していたんですが、
実際に従業員と話をしてみると、

「こんな会社、とっとと辞めてやる」

そう言って、社員のやる気がゼロに等しい会社というのが、
あったそうです。

でも、そうやってコンサルタントに不満ばかりぶつける社員なのに、
会議や個別ミーティングになると、別人のようにイキイキ発言しているらしく、
だけど、見せかけだけの「イキイキ」だから、
ぜんぜん売上には直結していないことばかり。

ある日のこと、思い余ってそのコンサルタントが、
従業員の士気の低さを社長さんに進言したところ、

「そんなことはない!」

と、言い切るばかり。
自分の会社の社員に限ってそんなことはない、と。
うちは素晴らしい会社なんだと、
とくとくと語ってコンサルタントの注意も聞かなかったそうです。

ちょっとドキッとするような話ですが、
冷静に考えれば「従業員」って言葉自体がオカシイと思いませんか?

人が人を「従える」ことなんて、

そもそもできるわけないんですから。

従業員が一丸となって働いている会社の方が
少ないと思った方が正しいと思いますよ。

難しいですよね、会社を経営するっていうことは。

著者/竹内謙礼

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