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  • 経営者が自分の「失敗」を認めない理由

先日、テレビドラマで娘の悩みを聞く父親を観て、
「カッコいい」と思い、私も娘(高2)を呼び止めて、悩みを聞いてみることにしました。

「そこに座りなさい」

「は? 何?」

「最近、悩み事はないか?」

「は?」

「悩み事をお父さんに言ってみなさい」

「いきなり言われても、ないわよ」

「なんかあるだろ」

「うーん……あ、そうだ!」

「なんだね、言ってみなさい!」

「学校にさぁ、冷水機があるのよ」

「冷水機?」

「ペダル踏んで、冷たい水がチョロチョロ出るやつ」

「ふむふむ」

「あの水ってさぁ……どこに流れてんの?」

「は?」

「あれ、まさか、あの箱の中で循環とかしてないわよね?」

「……それは、ないと思う」

「良かった。ありがとう」

 

と、無事、娘の悩みをひとつ解決することができましたが、
これからの日本をしょって立つ若者たちは、

みんな、このような奇怪な悩み事を抱えているのでしょうか?

さて、そんな悩み事の解決屋の経営コンサルタントがお届けする
本日のメルマガは、

「アドバイス」についてのお話。

あなたは人のアドバイスを素直に聞いていますか?

「素直」に人の話が聞けない人は、永遠に迷走する。

世の中には、人のアドバイスを「聞ける人」と、
まったく「聞けない人」の2種類が存在しています。

これが本当に不思議なことなんですが、
「絶対に失敗するから止めておきなさい」というアドバイスでも、
平気でそれを実行する人って、結構、多いんですね。 

私も、この仕事を長くやってきて、
商売に「絶対」はないことは重々承知しています。

しかし、「絶対に成功する」ことは断言できませんが、
「絶対に失敗する」ことぐらいは、高い確率で断言することができます。

なぜならば、商売は成功する確率よりも、
失敗する確率のほうが圧倒的に多い仕組みになっているからです。

私のところにも成功した事例よりも、
失敗した事例のほうが圧倒的に多く集っています。

「失敗する」という話のほうがデータが多いから、
結果的に「これは止めておきなさい」というアドバイスのほうが確実にできるわけです。 

だから、絶対失敗するような戦略を立てた人に対しては、
当たり前ですけど、

「絶対失敗するから止めたほうがいいですよ」とアドバイスするようにしています。
だって、失敗することが分かっている人を、止めない人はいませんからね。 

しかし、それでも、そのアドバイスを無視して、
その失敗に突き進む人っているんです。

「やってみなくては分かりません!」

「やるだけやってみます!」

「勉強のつもりで挑戦してみます!」

まるで「やるのは私の勝手ですから」といわんばかりに、
明らかに失敗に向かって突き進む人っているんです。

いいですか?

残念ながら、そういう選択をする人に救いの手はありません。
なぜならば、その人は第三者からのアドバイスを「聞けない人」ですから、

永遠に、正解を見つけることができないまま失敗を繰り返すことになるからです。

もちろん、「失敗」も勉強になります。
むしろ、商売は「失敗」からしか学ぶものがないといっても過言ではありません。

しかし、それは「成功」に突き進んだ上での「失敗」が勉強になるわけであって、
明らかに「失敗」に向かって突き進んだ「失敗」からは、何も学ぶことはないんです。

後悔も、悔しさも、学びもない「失敗」は、やはり短い人生でする必要がない「失敗」といえます。

 そして、明らかに失敗に突き進む人を見ているときほど、
バカバカしくて寂しい気持ちになることはありません。 

破滅に向けて突き進む人に、失敗するためのアドバイスをするのは、
経営コンサルタントとして屈辱以外なにものでもないですからね。

でも、本人が「失敗してもいいからアドバイスしてください」といえば、
やはり気持ちを押し殺して、失敗するためのアドバイスをするしかありません。

本当にバカバカしいんですけども、その人の自己満足のために、
不毛で、無意味なアドバイスをし続けるのが、
「経営コンサルタント」の情けない仕事の一面だったりします。

だから、みなさんも人の意見は素直に聞くようにしましょう。
もちろん、周囲の人がダメだと言ったことに限って成功することもあると思いますが、
やはり、それで成功するケースはレアだと思っていいと思います。

ビジネスの基本は、やはり失敗のリスクをできるだけ回避して、
小さな成功のチャンスをモノにしていく手法のほうが、確実性が高いです。

そう、「ビジネスは失敗が多い」という基本構造は絶対に忘れないことですよ。
そうすれば、数少ない成功をモノにできるようになると思いますよ。

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編集後記

最終的には、人の話を素直に聞けるか、
それとも素直に聞けないかに、全てはかかっていると思います。

よく経営者で、周囲が「ダメだ」といっても、
それを実行してしまう人っていますよね?

彼らは「経営者だから好きなようにやらせてくれ」という意識が強くなりすぎてしまって、
失敗するか成功するかは、二の次になってしまうんですね。

そして、仮に失敗しても、人のせいにしたり、タイミングのせいにしたりして、
「失敗」を「成功」の体験にすり替えて、

「自分の選択は正しかった」

と、「失敗」を学習しないまま、終わってしまうんです。

自分の好きなことをやって、商売で成功することはまずありません。
やっぱり客の好きなことをやらなくては、商売は成功しないんです。

これが客のためになることなのか、
それとも、自分がやりたいことなのか、

そこの見極めが「素直に人の話を聞く」という姿勢に繋がるんだと思いますよ。

著者/竹内謙礼

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