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  • 何も知らないことは、何も判断できないのと同じこと

さて、我が家は、嫁と娘2人の女ばかりの家族構成ということもあり、
みんな、サッカーに詳しくないんですね。 

だから、家の中でもっとも「サッカーに詳しい人」というのが、
どうしても父親である私ということになります。

ちなみに、私、竹内謙礼のサッカー知識はどのくらいのレベルかというと、

  •  「オフサイド」の意味が今もなお分からない。
  • サッカーが何人で行うスポーツなのか知らない。
  • 香川選手が海外のどえらいチームで頑張っていることは知っている。
  • 外国人選手で名前を間違えずに言えるのは「ベッカム」だけ。
  • FWとかMFとかDFとか、ぶっちゃけ何を意味しているのか知らない。
  • ゲーム後半ラスト5分ぐらいで出てくる選手を、いつも気の毒だと思っている。

まぁ、こんなところです。

そんな私ですが、家ではかなりの「サッカー通」で通っています。
バレないことをいいことに、今回のW杯も、テレビの前でドヤ顔で、
かなりいい加減な解説を繰り広げているんですね。

だから、最近の私の心配事は、

家族が、外でサッカーの話をしたときに、
えらい恥をかくのではないかということなんです。

先日も試合中に娘に「ポゼッションってなーに?」と聞かれたので、
「コートジボワールの10番の選手名」と答えておきましたが、

その後、こっそり調べて間違いだと判明しても、
父親のプライドとして訂正しませんでした!

ええ、頑張れニッポンですよ! 今は!
細かいことを気にしているようでは、
魂がブラジルまで飛んでいきません!(意味不明)

ということで、今回は無謀にもサッカーのワールドカップの話で、
販促に関する話に切り込んでいきたいと思います。

知らないと、夢を見る

以前、サッカーにとても詳しい知人に、
「日本は今回のW杯で、ベスト何位ぐらいまで食い込めるのか?」と聞いたところ、
かなり厳しい現実を、いろいろ聞かされたことがありました。

技術面や、サッカー文化の違い、選手層の厚さや過去の試合の実績等、
その知人は、私の知らないサッカーの話をたくさん知っていて、

それらを冷静に分析した結果、
「予選突破は、竹内が思っているほど簡単じゃない」と、私に教えてくれたんです。

この時、正直、すごいショックだったんですね。

新聞やテレビの騒ぎようだと、なんだか日本が今回のW杯で、
優勝しちゃうんじゃないかって勢いだったので、

てっきり、楽勝で予選は突破するものだと勝手に思い込んでいました。

むしろ、私の心配は「ベスト4かベスト8か」ぐらいの悩みでしたから、
それだけ、予選に関しては楽観視していたんです。

もちろん、途中でギリシャやコロンビアは手ごわいよって話は耳にしましたが、
「いやいや、そうは言っても、なんとかなっちゃうでしょ」
ぐらいでしか、私は思っていませんでした。

で、蓋を開けてみると、知人の予想通り、
今回のW杯は、とっても厳しい状況に日本は追い込まれてしまいました。

仮に、1戦と2戦をともに日本が勝っていたとしても、
決して、「楽勝」な予選ではなかったんだと思います。

それだけ、日本以外の海外の選手もサッカーが上手なんだと、
素人なりに大きなショックを受けました(当たり前ですが)。

そこで私は思ったんですが……。

人は情報や知識を「知らない」と、
かなり状況を楽観視してしまう癖があるんだなぁと思いました。

先述したように、私はサッカーの知識がまったくなかったので、
すべてを自分の都合のいいように状況を考えていました。
客観的に、敵の戦力も日本の選手層もまったく考えることなく、

「日本はベスト4ぐらい行くかもしれない」

「香川って選手が、1試合で5点ぐらい入れてくれるかもしれない」

「もしかしたら、奇跡が起きるかもしれない」

と、勝手に夢描いているところがありました。
そして、この“夢”が、知識も情報もないもんだから、
いつのまにか膨れ上がって、現実と入れ替わってしまい、

「日本はベスト4に行く」

「香川って選手が1試合で5点入れる」

「奇跡は起きる」

と、勝手に決め込んでしまったところがあったと思うんです。

だから、そんな心境で、テレビの試合を見たもんだから、
「なんで勝てないんだ!」というショックが
サッカーに詳しくもないのに、大きくなってしまったんだと思います。

いいですか?

これは、たまたま「サッカー」の話だから、まだ許されたものの、
商売の世界だったら、とても恐ろしい事態になっていたと思いました。

たとえば、ネットショップの知識も情報もまったくない人に、
「ネットショップをやりましょう」といえば、

その人は予備知識もなにもないから、「私にもできるんじゃないか」って、
大きな勘違いを起こす可能性もあるんですね。

ネットショップに詳しい人から見れば、
「その商材では、ネットショップは絶対にうまくいかない」と分かることでも、

知識や情報がない人は、自分の都合のいいように物事を考えてしまうので、
「いや、なんとか頑張れば自分だけはうまくいくかもしれない」と、
淡い期待を抱いて、その無謀ともいえるネットショップ運営にチャレンジしてしまうんです。

でも、結果的に、そういう人は物事を楽観視しているから、
努力もしないし、現実もみないし、競合も調査しないし、
情報の集め方も間違ってしまっているから、
結果的に、ネットショップを途中で放り投げるケースが多くなってしまう……。

私が、サッカーで日本代表がベスト4まで行くんじゃないかと思ってしまったように、
知識と情報がない人は、「こうなって欲しい」「こうなったら嬉しい」という

熱い情熱と、思いだけが強くなってしまい、
結果、途中のプロセスの難易度や苦労に耐えられなくなり、
残念な状況に陥ってしまうんだと思います。

もちろん、「何も知らない」ほうが、恐怖心もないので、
いろいろなことにチャレンジできるし、

新しい発想で、もしかしたら状況を打開することができるかもしれません。
いわゆる奇跡が起こることだって、0%ではありません。

しかし、経営はリスクを最小限にして戦う“ゲーム”なので、
このような玉砕覚悟的なチャレンジは、
できるだけ回避したほうが、成功の確率はぐっと高まるんだと思います。

たとえるのなら、何も現場を知らない経営者が「やればできる!」といって、
無謀な戦略をいきなり会議でぶち上げるのと同じで、

やっぱり、成功を目指すからには、
最低限の現場の情報を集めて、冷静に判断する必要があるのです。

だから、商売で新しいことにチャレンジするときは、
知識や情報を持っている人の意見には、
しっかりと耳を傾けることを心がけてください。

また、自分は常に「知識が乏しい」という謙虚な気持ちをもって、
思いだけが熱くならないように、冷静さを維持するようにしましょう。

とはいっても――。

次のコロンビア戦では、日本が3-0ぐらいで勝っちゃうんじゃないかって
それでも思ってしまうところが、やっぱり本音なんですけどね(笑)

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編集後記

たぶん、日本はアジアの中ではそこそこサッカーが強いと思うんですが、
世界に出てしまうと、やっぱり壁は厚いんだなぁと改めて思いました。

でも、これって地域密着のビジネスだったら地元で勝てるけど、
インターネットで全国区のお店と戦うと苦戦するのと、
ちょっと似ているのかな、と思いました。

どうしても、全国区で勝ちたいのであれば、
やっぱり「商材」や「サービス」を、
全国で勝てるものに切り替えるべきなんだと思います。

たとえば、
FIFAランキングでフィージーは188位ですが、
ラグビーの世界ランキングでは10位だったりします。

それと同じように、必ず、そのビジネス、その人、そのカテゴリーで、
上位が取れるものがありますから、それを見つけて努力するほうが、
商売の世界では成功への最短距離になるんです。

まぁ、それでもサッカーは辞めたり切り替えたりすることができませんし、
世界各国が強いからといって「W杯に出場するのやーめた」とは、
絶対にいえませんからね。

だから、強くなるしか道はないと思うと、
今、W杯で戦っている選手は、
信じられないぐらいのプレッシャーで戦っているんでしょうね。

どちらにせよ、スポーツの世界も商売の世界も、
素人が考えるほど、甘くはないというのは確かなようです。

著者/竹内謙礼

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