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  • 今やるべきことは本当にネット通販なのか?

こんにちは。いろはの竹内です。

先日、用事があって町役場に行ったところ、

町長へ直接手紙が出せる目安箱の前で、

若い主婦が職員に熱く語っているところに出くわしたんですね。

「昨日の夜、いいアイデアを思いついたんですよ!」

「ほー、どんなアイデアですか?」

「町内の主婦全員に1000円を配るんです!」

「・・・ほ、ほぉ」

「そしたら、おしゃれな服が買えるじゃないですか」

「・・・」

「町も明るくなるし、女性が元気な町になる!」

「・・・」

「このアイデア、町長に手紙で伝えてもいいでしょうか?」

「・・・どうぞ」

いやー、春になると、ホットな人が町に溢れかえりますね!

きっとあの目安箱の中には、

町民たちの欲にまみれた罵詈雑言が詰まっているんだと思います。

そんなわけで、1000円もらえるといいですね♪(なんのこっちゃ)

というわけで。

本日のメルマガは「ネットビジネスの転換期」のお話をひとつ。

最近のEコマースの行き詰まり感を見ていると、

2001年ごろのネットショップの黎明期を思い出すんですよね。

≪土曜日の朝から勉強タイム≫
参加費無料【京都】5月18日(土)10:00~12:00
『中小企業がやるべきキャッシュレス決済、インバウンド需要の徹底攻略法』
https://www.nikkei4946.com/seminar/seminar.aspx?ID=2867&TYPE=

歴史は繰り返されるのか?

自分がサラリーマン時代に乳製品のネットショップを始めたのが

だいたい2001年ごろでした。

当時は「ネットビジネスなんて儲かるはずがない」と、

さんざん社内から反対されていて、

なかなか上司からのOKが出なかったんですね。

一番の反対理由は、

「もっと他にやることがあるだろ」

という上司の言い分。

ネットショップなんかやっている暇があるんだったら

営業に出てお土産屋さんやお店に乳製品を置いてもらえとか、

店舗開発してお店を増やしていけとか、

当時、売上を作っていた従来のやり方を続けろというのが、

上司が私に言った「今、やるべきこと」でした。

でも、実際に広報や営業の仕事をしながら、

私の中では、もうすでにそのようなアナログな方法では、

売上は作れないと思っていたところがあったんですね。

なので、何度も上司に頭を下げて、

ようやくネットショップをやらせてもらうことになり、

時代も良かったこともあって、ネット通販事業は大当たりして、

2年で会社の半分の売上を占めるぐらいの事業に成長させることができました。

しかし、です。

20年近くの月日が流れて、

ネットショップはご存じの通り飽和状態になりました。

市場規模は年々大きくなっていますが、当然、店舗の数や商品点数も増えて、

さらにAmazonのような胴元が商品点数を増やしていることもあって、

一店舗当たりの売上や客単価は下落傾向にあるため、

市場規模は年々鈍化している状況なんです。

https://webtan.impress.co.jp/e/2010/09/09/8731

つまり、店舗数が多すぎ、価格競争が激しすぎ、広告の費用対効果が悪すぎ、

さらに資本力のある企業のネットショップ進出に加えて、

配送料の値上げに、人件費の高騰・・・。

みなさん薄々勘づいているとは思いますが、もうすでに中小企業が

ネットショップをやっていく時代ではなくなってきているんです。

たまたま、この20年間のEコマース業界が

中小企業にとって攻略がしやすかっただけの話であって、

こっから先の20年間は、今以上に資本力の乏しい中小企業では、

攻略できる市場ではなくなっていくんだと思います。

いいですか?

最近、明らかに売上が厳しくなっている状況にも関わらず、

それでもネットショップ運営にこだわり続ける経営者を見ていると、

その昔、ネットショップに反対していた自分の上司のことを思い出すんですね。

「今やるべきことはネットショップだ」

と言っているネットショップ運営者は、

当時、「今やるべきことは営業だ」と言っていた、

自分の上司と状況と立ち位置は何も変わらないと思うんです。

「会社の売上の大半を占めているのはネット通販なんだよ!」

そう思って、今の事業を伸ばそうと思っているのかもしれませんが、

本当に心の底から、このネット通販の市場が

10年、20年と安定して成長し続けると思っていますか?

人口も減って、送料も上がって、人件費もあがって、

商品原価も上がる中、おそらくネット通販で買われるものって、

かなり限られていくのではないかと思います。

そうなると、購入する会社も限られていくと思うので、

今以上にネット通販の業界に中小企業の生き残る隙間は

なくなっていくのではないかと思います。

まぁ、会社が倒産したりすることはないと思いますけど、

少なくとも儲かりもしないから、やっていることは公務員と同じですよね。

“ザ・安定”を目指す自営業者という

なんとも夢のない苦しい生活を強いられることにはなると思います。

そうならないためにも、

経営者はもっと現実を見て、もっと想像力を膨らませて、

もっと明るい未来を描ける商売を作り出していかなくてはいけません。

少なくとも、今の目の前にある“儲け”を失うのが怖くて、

未来の“儲け”に対して思考停止になっている場合ではないと思います。

さてさて。

みなさんの会社の上司や経営者は、

ネットビジネスにこだわり続けていますか?

それとも、新しいビジネスを創造しようとしていますか?

おそらく、ネット通販の次に来るビジネスは、

もっと頭を使って、もっと行動力や考察力が問われる、

「頭のいい人」にしかできない商売なんだと思います。

残念ながら、ネット通販は頭を使わなくても

誰でも簡単に売上が作れる商売でしたからね。

そうじゃなきゃ、これだけ競合が増えたりしませんから。

それだけ、自分達が何の変哲もない

平凡なビジネスをやっているという危機感が、

これからのネットショップ運営者には必要なんだと思いますよ。

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編集後記

人間というのは、一貫性のない生き物です。

昨日言っていたことと、今日言っていたことは違いますし、

今日思っていたことと、明日思っていたことも違うわけですから、

考えと行動に矛盾が生じるのは致し方のないことだったりします。

さらに精神的なバランスだったりバイオリズムだったり、

天気だったり、友達関係だったり、目に入ったニュースだったり、

様々な不確定要素が絡んできますので、

人間はもっともっと一貫性のないものになっていきます。

そう考えると、会議や商談の席で、

相手が一貫性のないことを言い出した時に、

「あの人、前に言っていたことと違うじゃん」

「この間はこう言っていたのに」

「前はこう言ってたじゃないですか」

と反論するのは、ちょっとナンセンスだったりするんですね。

だって、自分だって必ず一貫性のない行動をしているのですから、

そういうことで人を責めたりするのは、

ある意味、自分を客観的に見られていない証拠でもあります。

人間は一貫性のない生き物だと覚悟して接すると、

少し仕事にも幅を持たせて準備できたり、

気持ちを楽にして人と付き合いができるようになったりしますので、

あまり相手に対して完璧を追い求めないほうがいいとは思います。

基本、自分も含めて世の中の8割ぐらいの人はポンコツ人間ですから、

もう少し肩の力を抜いて人付き合いができれば、

仕事そのものが面白くなっていくとは思いますよ。

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著者/竹内謙礼

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