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2009/10/26
  • 金を投資するか、時間を投資するか?

こんにちは!
いろはの竹内です。

さて、先日、講演会で札幌に行った時のこと。

夜、美味しい寿司屋に行こうと思ったんですが、
ホテルのフロントの案内もイマイチだったこともあり、
初めてクレジットカード会社を通じて

「札幌で美味しい寿司屋を教えてくれ」

というコンシェルジュサービスを利用したんですね。
で、電話のオペレーターのお姉さんが案内してくれたのが、

「地元の人しか行かない“隠れ家的”な寿司屋さんがあります」

と、まぁ、キャッチコピーの先生を唸らすほどの、
粋な案内コメントを言うんです。

もうその、「隠れ家的」って言葉が胸にグサッと刺さってしまい、
「ぜひぜひ、その店を教えて下さい!」
っていうことで、早速、道案内をしてもらうことになったんですね。

でも、なかなか、その道案内が複雑で、手ぶらでメモも持っていないので、
地元じゃないからランドマークが分かりにくくて、
しばらく、電話口であーでもない、こーでもないと言い合ってしまい、

思わずまどろっこしくなって、
「なんか、分かりにくいですね!」
と、言っちゃったんです。

すると、電話のオペレーターのお姉さんが慌てて言ったセリフが、

「隠れ家なんで・・・」

おいおい、本当に隠れてどうする!

ということで、
隠れ家で忍者のごとく寿司を食ってる今日この頃ですが、
今日のテーマは、「新しいことをするな」です。

まぁ、今回も耳の痛い話なんですけどね。

大事なのは基本の繰り返し

先日、静岡にある布団屋さんに、販促企画のお話を伺いに行った時のこと。

そこのお店、売上をV字回復させている布団屋さんで有名だったので、
いろいろ販促ネタを聞きに行ったんですね。
で、めちゃくちゃ驚いたのが、本当に本当にビックリするぐらい、
基本に忠実に販促をしていたんです。

・販促チラシを年に数回撒く。
・DMをちゃんと切らさずに出す。
・販促企画の「計画」と「反省」を毎日日記に書く。
・お客さんに「声がけ」をする。
・商品を買ってくれたら礼状を出す。

本当に特別なことはやっていません。
むしろ、どこかのコンサルタントの先生が話したような、
言い方は悪いですが“よくある”販促ネタではあります。
でも、ひとつひとつの精度がめちゃくちゃ高いんです!

キャッチコピーを変えてみたり、イラストを変えてみたり、
販促企画を変えてみたり、POPを変えてみたり・・・。
もう常に改善、改善、改善の連続!

地味で地味で、結果が出るのに時間がかかってかかってしょうがないような、
そういう販促を、本当にじっくり取り組んでいるお店でした。

しかも。
その店、インターネットでの販促は一切やっていないんです!

オーダー枕の案内だけはブログで軽くはやっていますが、
ネットでの販売等は、まったくやっていないんですね。
で、「なんでネットビジネスはやらないんですか?」って、
社長さんに聞いたんです。
そしたら、なんて言ったと思います?

「実店舗の販促もろくにできていないのに、
ネットビジネスなんかやっても成功するはずがないですよ」

もう、ガッツーンって脳天を叩かれたぐらいの衝撃的な言葉でしたね。
つまり、「今やるべきこと」がしっかりできていないのに、
「新しいこと」をやって成功するわけがないということなんですね。

詳しく聞いてみると、その社長さんいわく、今、一番力を入れているのが、
商品を購入したお客様に対して、
20日以内に3回礼状を出すということらしいんです。

でも、どんなに従業員と一緒に頑張っても、「2回」が限界みたいなんです。

自分の「販促効果が出る」と予測する「3回」の礼状の発送が、
いまだにできていないらしいのが、とっても歯がゆいらしいんです。

で、ここで普通の人だったら「2回でいいじゃん」って思いますよね?

でも、その社長さんいわく、その「1回」の詰めの部分が、
商売では、めちゃくちゃ大きいと言うんです。

そこを「やる」か「やらない」で、成功で大きな差が出るんですって。
だから、この「3回の礼状を出す」という「基本的なこと」ができない経営者が、
新しい「ネットビジネス」で成功するはずがないと言って、
その経営者は地道に、地道に、ずーっと基本的な販促を繰り返しているんです。

僕は結果的に、この布団屋さんの社長さんの選択は大正解だったと思いますよ。
仮に、その社長さんが数年前に、

「そうか、ネットで布団を売ればいいんだ!」

なーんて、選択して、
楽天に店を出したり、キーワード広告をぶち込んでいたりしたら、
今頃、価格競争、広告費合戦にさらされて、
当然、ビジネス自体が泥沼化していたと思います。

ネットビジネスの“うまみ”を知ってしまったから、
もう地道な努力なんて、できなくなってしまいますからね。

でも、そこの布団屋さんの社長さんは、
「まずはリアル店舗のビジネスをキチンと立て直す」
という目標を持って、地道にやってきたおかげで、
めちゃくちゃな価格競争にさらされることなく、
売上をV字回復させることができたわけです。

いいですか?

世の中、絶対に「うまい儲け話」なんてないんです。
だから、お金儲けで成功するには、

・金と人を投資するか?
・時間と手間を投資するか?

この2種類しか“絶対”に選択肢がないんですね。

金も人も使わないでお金儲けをすることもできないし、
時間も手間もかけないでお金儲けすることもできない。
でも、お金と人をかければ、時間と手間をかけずに儲けられるし、
金と人に余裕がなければ、時間と手間をかければ、なんとか儲けられる。

で、一番、商売でやってはいけないのが、


金と人が投資できないくせに、
時間と手間をかけたがらない。


でも、これをやってしまう人が非常に多いんですよね。
人間、そんなに強くはないですから。
例えばこんなこと。

・お金がなくて利幅が薄いビジネスなのに、ネット広告をガンガン使い続ける。
・優秀な従業員がいないのに、多角化経営を試みる。
・DMを作りこめばいいのに、適当に書く。もしくは5年ぐらいで止めちゃう。
・地道に営業活動すればいいのに、5年ぐらいの短い期間で辞めてしまう。

儲かるわけがないですよ、そんな人が。
特に「飽きっぽい人」は、本当にアウト。経営者として資格ナシ。
そう言う人は、ちゃんとサラリーマンやって、上司に管理された方がいい。

だって、「カンタンに儲ける」ということばかりを考えているんですから。
失敗する確率の方が圧倒的に高い。

さてさて。

どれだけ、その布団屋さんが、
地道な販促をしているのか、次回の「タケウチ商売繁盛研究会」の、
ニュースレターで具体的な販促活動を報告します。

読みたい人はコチラ!
http://e-iroha2.com/kenkyukai/

たぶん、このニュースレターを読んだ人は、
「えー、そのくらいの販促、うちはやってるよ」
「それ、俺もやったけど、ぜんぜん結果でなかったよ」
「なんだか当たり前のことばっかりだねぇ」
「そんな費用対効果の悪いことやって、売上なんて伸びるの?」

そう思うかもしれません。
でも、ハッキリ言わせてもらいますが、

そういう人ほど、実は何にもやっていないのが世の常なんですね。
最後に、その静岡の布団屋さんの言っていた言葉がまだ耳に残っています。

「竹内さんは、コンサルタントの先生だから、
いつもセミナーとかで新しいノウハウを提供しようとしているでしょ?
でもね、私なんかから言わせれば、先生の話は毎回、同じ内容でもいいと思っています。

だって、いい販促のお話だったら、毎回聞いてもタメになるし、
もし、その中で『これはまだやっていない』という話があれば、
自分が『当たり前のことが、まだできてない』という証拠ですからね。

いつまで経っても『基本的なこと』はできないもんなんです」

新しいノウハウももちろん大事ですが、
それを生かすも殺すも、「基本のノウハウ」だということは、
忘れないで下さいね。

編集後記

さて、冒頭でもちょっとお知らせしましたが、
ドロップシッピングの「もしも」さんの方で、
現在、「ドロップシッピング選手権」というのを開催しています。

売上高が高い人にいろいろ商品を用意しているんですが、
今年一番の目玉商品が、ナント!

竹内謙礼と行くシリコンバレーツアー!
http://www.moshimo.com/campaign/championship-7

ええ、「私」が賞品でございます!(本当にいいのか?)
7日間、一般の人ではほとんど接触不能な
グーグルを初めとしたアメリカ西海岸のIT企業を、
グルリと通訳つきでご案内させて頂きます!

「すみません、竹内さんはいらないんですけど」

って、優勝者に言われても、ついいきますよ!
7日間、飽きさせないために、全力で接待させて頂きます!

ネットビジネスに自信のある経営者は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

えっ?

シリコンバレーは遠いって?

だったら、もっと近い水戸でいかがかしら?
7日間じゃなくても、2日間は一緒に頑張らせて頂きます!

水戸【自習勉強会】
http://www.e-iroha.com/seminar0911/

上野から「スーパーひたち」で72分。
ビジネス書1冊読みきるぐらいですから、きっと近いですよ。
ええ、「近い」と自分に言い聞かせて、水戸までやってきてくださいな。

著者/竹内謙礼

記事をご覧になって下さりありがとうございます、
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