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  • 仕入れ商品は、なぜ淘汰されるのか?

こんにちは! いろはの竹内です!

さて、私、パソコンなしでは仕事が成り立たないもので、
「会社用」と「出張用」の2台のノートパソコンを所有しています。

そして、この2台をクラウドで共有して、
完璧なバックアップ体制を作ることによって、万が一、パソコンが壊れても、
大丈夫な体制にしているんですね。

で、先日なんですが、その万全の体制の中、

パソコンが2台同時に壊れるという「奇跡」が起きました!

ええ、会社用のノートパソコンが不調になり、メーカー修理に出した直後に、
出張用パソコンのキーボードが壊れるという、通常ではあり得ない出来事が起きたわけです。

・・・・なんなんでしょうね、新年早々。

すべてのテンションが思いっきり下がりましたよ。

怒りというか、空しさというか。

例えるなら、クルマがパンクして、
荷台からスペアタイヤを出したら、
そのタイヤもパンクしていたという状況です。

もし、パソコンに人格があるとすれば、

「おまえら、マジで何やってんだよ」と言ってやりたい気分です。

で、結局、出張先から戻ってきて、
メーカーから修理で戻ってきた初期化されたノートパソコンと、
新しく購入したノートパソコンを同時に2台セッティングするという荒業をやってのけて、

地獄絵図のような日曜日を過ごすことになりました。
作業が終わった頃には、うっすらと夜が明けてましたね(しかも月曜日)。

というわけで、今回のメルマガのネタは
「仕入れ商品を売る」ということについてのお話。

果たして、仕入れ商品に明日はあるのでしょうか?

誰でも答えを知っているテストで、勝つことはできない

突然ですが、もし、学校のテストの内容が
事前に生徒にダダ漏れていたら、どうなると思いますか?

当然、生徒たちは、テストを事前に解いて、答えを丸暗記して、
みんな100点が取れるようになりますよね。

だから、このテストでは、頭の良さと悪さとかは関係ありません。

「手の内」がすべて公開されてしまうというのは、
すべての人が平等になってしまって、
競争を消滅させてしまうものなのです。

で、ここからが本題。

おそらく、この“テスト問題流出事件”が、
「仕入れ商品」の理屈になってくるんだと思います。

「仕入れ商品を売る」ということは、
直訳すれば「みんな売り方を知っている商品を売る」ということです。

仕入れ価格も、
売値も、

商品の紹介方法も、
売場や商品ページのデザインも、

すべての売り方の回答は、お店にいったり、
ホームページをのぞきにいったりすれば、

テストの問題がダダ漏れているのと同じように、
「売り方」を知ることができるのです。

だから、本来であれば、仕入れ商品を売るというのは、
みんな平等になるはずなんです。

しかし、ある日のこと、そこに「101点」を取る人が現れます。

みんな、なぜ、その人が多くの人を出し抜いて
1点多く取れたのか分かりません。

でも、お店にいったり、周囲の人の噂を聴いたりすれば、
その1点多く売っている理由はすぐに分かります。

「腎臓を売って、1点多くもらったんだってさ」
「政治家に賄賂を渡して1点多くもらったんだってさ」

得てして、こういう非常識な追加点をもらうケースは、
非常識な理由になるケースがほとんどです。

で、このように、すべての情報がダダ漏れして、
その事情が分かった人たちは、すぐに行動を起こしはじめます。

「よーし、俺も腎臓を売りに行こう」
「よーし、俺も政治家に賄賂を渡しに行こう」

そういう勇敢(?)な奴らが、次々に101点を取れるようになって、
逆に「そこまではできない」という人たちは100点止まりになり、

そして、少しずつ、その差が広がって、
真正直な100点の人たちが淘汰されていくのです。

いいですか?

「仕入れ商品」というのは、
全員がダダ漏れているテストを知らないまでは、
一人勝ちできる業界なんです。

でも、それが守りきれるのはほんの一時であって、
すぐに売り方が浸透していき、市場は値崩れを始めます。

そして、その市場を崩すのは、
決まって無茶な売り方をする人たちなんです。

赤字でもへっちゃらな会社だったり、
規模が大きいから赤字が吸収できたりする会社だったり。

でも、このような無茶を許してしまうのも、
すべては「テスト問題がダダ漏れている」という現状があるからです。

なぜならば、売り方に難易度がない分、
他のことで無茶ができるからです。

しかも、最近は、このテスト問題が漏れる速度が非常に早いので、
売り方のアドバンテージを守るのが難しくなってきています。

では、どうすれば「売り方」を死守することができるのか?

ひとつは、ダダ漏れている“テスト問題”は使わないという手です。

つまり、誰でも売れる商品は、誰でも参入することができるので、
こういう商品では、勝負しないということです。

そして、もうひとつは、
次から次へと自分が“テスト問題”を作ることです。

つまり、回答がダダ漏れる前に、
採点者であるお客さんに、テストの回答を渡してしまうことです。

いわゆる“顧客の囲い込み”って奴ですよね。

このように、誰でも100点を取れるテストを受けずに、
自分で作ったテストを、お客さんに直接渡して添削してもらうというのが、
おそらく、「オンリーワン商材を、優良顧客に売る」という理屈になっていくだんと思います。

それが、世で言う、
利益率が最も高く、参入障壁の高いビジネスになるんだと思います。

もちろん、テスト問題を作るのも大変だし、
採点者のお客さんを集めるかも大変だとは思います。

でも、みんなが100点を取れるテストで、
腎臓を売ったり、政治家に賄賂を渡したりするような、
命を削るような売り方よりも、ずっとマシだとは思いませんか?

どうせ命を懸けて商売をするなら、
私はたとえテストで30点だろうが50点だろうが、
後者のほうが幸せだと思いますよ。

編集後記

先日、久々に映画「タイタニック」を観たんですが、
あの映画に出てくる多くの乗客は、

「自分の船が沈むはずがない」と思って、
そのまま海の中に消えていってしまいました。

それと同じというわけではありませんが、
「まさか自分が」と思っているところに、
ビジネスの落とし穴というのは訪れるものです。

その“まさか”の危機感があるのかないのかが、
これからの商売人としての人生を
大きく変えていくのかもしれませんね。

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著者/竹内謙礼

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