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  • ヒット商品は「質」ではなく「数」で決まる

こんにちは! いろはの竹内です!

先日、出張先でベトナム料理屋店に入った時のこと。

「おめでとうございます!」

店に入るなり、突然、女性店員が私を祝福してくれました。

「お客さん、今日はついていますよぉ~!」

「なんでですか?」

「じゃーん、本日、500円デーなんです!」

「・・・はぁ」

「ビールとおつまみ1品つけて、なんと500円ポッキリ!」

「おおっ、それはラッキー」

私は、早速、ビールとつまみを注文しました。

で、つまみを食べ終わったところで、
追加の注文をしようとしたところ、

「あー、お客さん、すみませんね、今日は500円デーなんですよ」

「さっき聞きましたよ」

「500円デーだから、注文はこれでオシマイなんです」

「は?」

「つまりぃ、500円しか使っちゃいけない日なんですよぉ!」

・・・この店は、バカなんでしょうか?

「もっと酒呑んで、食事もしたいんだけど」

「すみません、500円しか使えないキャンペーンでして」

「いやいや、メニューだってあるし、金は払うよ!」

「ごめんなさい、これ、決まりなんですよ」

「・・・」

「すみませんね、ホント」

「・・・じゃあ、お会計」

「はい! まいどぉ~!」

「えー、お会計は・・・500円になります!」

「・・・はい」

しぶしぶ500円玉を渡す竹内。

「ありがとうございまぁすっ!」

「・・・」

「お客さん」

「なんですか?」

「今日は、とってもついていますね♪」

ついてねぇーよ!

と、何の目的で、この500円デーが行われているのか、
最後まで、さっぱり分かりませんでしたが、
世の中、いろいろなお金儲けの方法があるんですね!(儲かってないだろ)

そんなわけで、本日のメルマガは、

「これ売れると思うんだよね」の危険性について、

いろいろ厳しいお話をさせていただきますね。

≪募集≫ 6月26日 【in高知】

「売上が伸びる販促計画の立て方」
http://www.cciweb.or.jp/kochi/seminar-kenshu/20170626_hansoku.html

社長の目がキラキラしているときが、一番危険。

コンサルティングの仕事をしていて、
意外に困るのが、突然、新商品を突き付けられて、

「これ、売れると思うんだけど、どう思う?」

と、自信満々に意見を求められる時なんですね。

社長の思い入れも強く、もうすでに投資もして、在庫も抱えていて、
目なんかキラキラしてして、ニコニコしているんです。

だけど、私は表情を曇らせたままです。

なぜならば、たいていが、こういうパターンで紹介されるものは、
自己満足の商品で、差別化が難しく、説明が長くて、
売れないことがほぼ確定している商品のケースが多いからです

まず、今の世の中で
「商品」だけで大きく差別化できるものなど、ほとんどありません。

これだけモノがあふれている時代ですから、
どこかで似たような商品があって、代替えも簡単にできて、
競合がいて、価格競争に入っている可能性が高いと言えます。

その逆で、突飛すぎたアイデア商品だと、今度は市場が二ッチ過ぎてしまい、
マーケットが狭くなり、高い確率で売れなくなってしまいます。

つまり、「売れる商品」というのは、
みなさんが思っている以上に、たどり着くのが、とても難しいものなんです。

冷静になって考えてみてください。

そんなに簡単に、ヒット商品が生まれたら、もっと商売がラクにできるはずですよね?

だけど、世の中のほとんどの人が「売れない」ということに頭を抱えていて、
何年も何十年も苦労して商売を続けている現状を考えれば、

小さな会社の社長さんが、ちょっとひらめいたぐらいのアイデア商品で、
いきなり市場をひっくり返すような大ヒットを飛ばすということのほうが、
むしろ非現実的な話になってしまいます。

そう考えると、いきなり社長さんに突き付けられた新商品が、「売れる」という可能性は、
知らない人から宝くじの当たりチケットを渡されるぐらい、確率が低いことだったりするんです。

さらに、肝心なのは、「売れる」ということは、
商品の中身ではなくて「売り方」で決まるということを理解することなんですね。

どんな方法で、誰が、どうやって、誰にその商品を売っていくのか、
その戦略や仕組みによって、売れるか売れないかが決まるわけであって、
商品の良し悪しだけで勝負が決まるものではないんです。

だけど、本人は「良いものを作ったら売れる」と思い込んでいるから、
肝心な売るための戦略がアバウトになってしまっているんです。

しかも、そこを直視してしまうと、厳しい現実をつきつけられてしまうので、

「なんとかなるだろう」
「きっとクチコミで売れるだろう」
「この商品が売れなかったら、世も末だ」

と、自分の都合の良い風に物事を考えてしまって、
「売り方」を考えずに、新商品の開発に手を付けてしまい、

その結果、とんでもない借金を抱えて、
にっちもさっちも身動きが取れなくなってしまうんです。

いいですか?

売れるヒット商品にたどり着きたいのであれば、
もっともっとスピードをあげて、たくさんの新商品を出すことです。

ただでさえヒット商品が生まれるのは確率が低いことですから、
市場に商品を出して、失敗と成功を繰り返して、
ヒット商品を作り出す“センス”を磨く必要があります。

もちろん、1個1個丁寧に時間をかけて、
納得できる新商品を作ることも悪い戦略ではありません。

しかし、それは宝くじを1枚1枚買って
当たりを引くのを待っているようなものですから、
どうしても、効率が悪くなってしまいます。

しかも、時間がかかりすぎてしまうと、
アイデアを出した時期と、売り出した時期にズレが生じてしまい、
余計に売れないう商品を生み出しやすくなってしまいます。

さてさて。

あなたの会社の新商品は、社長の思いつきで作ったものですか?
それとも、1年間で100個の新商品のうちの1個ですか?

ヒット商品は、「アイデア」ではなく「数」で決まりますので、

のんびりコンサルタントに意見を聞くような暇があったら、
どんどん市場に商品を出して、たくさん失敗して、その経験を生かして、
いつか市場をひっくり返すような、大ヒット商品を作ってもらいたいところです。

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編集後記

小さな会社でヒット商品が生まれにくいのは、
「人数が少ない」ということも、要因のひとつといえます。

良い商品を作っても、売り込んだり、営業してくれたりする人がいないので、
どうしても継続して売ることが難しくなります。

だから、小さな会社はヒット商品を考える際には、
「どうやったら、積極的に売り込まなくても、売れる商品になるのか?」
という根本的なところから、もっと真剣に考えなくてはいけないんですね。

では、売り込まなくても売れる商品とは、いったい何なのか?

それは「悩みが深い商品」を作ることです。

そう簡単に解決しないことを、解決させる商品。
常にお客さんが頭を悩ましていることを解決させる商品。
それが解決するんだったら、いくらでも金を払うという商品。

そのような悩みが深いものは、お客さんが自ら商品を探しに来てくれるので、
営業で回らなくても、お客さんが自ら買いに来てくれます。

次回、6月26日に高知県でやらせていただくセミナーでも、
新商品を売り込むための販促計画について、
じっくりと解説させていただきますので、

みなさん、もし、お時間があれば、奮ってご参加いただければと思います!

≪募集≫ 6月26日 【in高知】

「売上が伸びる販促計画の立て方」
http://www.cciweb.or.jp/kochi/seminar-kenshu/20170626_hansoku.html

※「あれ? メルマガが届かなくなったぞ」と思ったら?
もう一度、メールアドレスを登録してみましょう!
http://www.e-iroha.com/melmaga/mailmagazine2.htm

著者/竹内謙礼

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