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  • 後悔しないで生きるためには、誰かを裏切らなくてはいけない

こんにちは!
いろはの竹内です!

さて、先週からスタートした2017年の予測カレンダーですが、

残すところ、先行予約販売期間が、

あと3日となりました!

≪売切れ御免! 12月2日で終了≫
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■2017年『売れる販促企画とキャッチコピー予測カレンダー』
https://e-iroha.com/calendar2017/

毎年、この時期にメルマガを連日配信しておりますが、
先行予約販売が残りラスト3日になると、
メルマガの【特別版】として、私のプライベートの話をさせて頂き、

みなさんに、この予測カレンダーへの
私の「思い」や「こだわり」を伝えています。

ということで、今年もお恥ずかしい私の過去の話を
少しだけさせて頂ければと思いますので、
どうか最後までお付き合いのほど、よろしくお願いします。

 


私は13年前、観光牧場でサラリーマンとして働いていました。

転職したのが、まだ20代だったこともあり、
役職も何もついていなくて、当然、部下は誰もいませんでした。

しかし、ネット通販の事業を立ち上げることになり、
私は課長に任命されて、初めて部下がつくことになりました。

総務部の新入社員の女性でしたが、新しいセクションということもあり、
「とにかく頑張って結果を出そう!」ということになり、
二人で朝から晩まで働きまくりました。

すると、運よく結果もついてくるようになり、次第に売上も伸びて、
いつしか二人だけではネット通販事業が回せなくなってしまいました。

私は悩んだ挙句、社長に直談判して、
もう一人、男性スタッフを中途で採用することにしました。

しかし、自分が思っていたように、仕事ははかどりませんでした。

片方の一人を立てると、必ず一人が機嫌を斜めにするし、
かといって、片方の面倒ばかりを見ていると、
片方が必ずミスをするし・・・。

二人の部下を抱えると、売上が倍になると思っていた私は、
逆に自分の仕事が倍になってしまい、
次第に手が回らなくなってしまいました。

どうやって解決すればいいのか悩んでいたところ、
悪いことが重なり、社内のパソコンが壊れてしまうという事件が発生しました。

パソコンのハード面の知識がない私は、窮地に追い込まれました。
当然、部下二人も、そのトラブルに対応することができません。

頭を抱えている中、
サイトに出していた求人告知を見て、ひとりの女性が面接に来ました。

履歴書を見ると、ソフトの開発をしていたことが分かり、
私は、会社のパソコンが壊れて困っている話を打ち明けました。

「ちょっと見てみましょうか」

その女性は、その場でパソコンの症状を見て、
「あぁ、なるほどね」といって、パソコンを次々に初期化して、
全てを正常な状態に治してくれました。

私はすぐに社長に、そのシステムエンジニアの女性を採用したいと訴えて、
翌月から、私は3人の部下をかかえる課長となりました。

その女性は年上だったこともあり、
揉めていた二人の間にいつも上手に入ってくれて、

対人関係の面でも、私の負担はとても軽くなりました。

その後、ネット通販部は売上をさらに伸ばし、
新たに二人の部下を採用しました。

そして、発送にも手が回らくなってきて、
6人ぐらいのパートさんも雇用することになりました。

気が付けば、総勢で10人ぐらいの部署になり、
私も課長らしい仕事ができるようになりました。

そんなある日のこと。

「竹内課長だけが先のことを分かっていても、意味がないですよ」
と、部下の男性に怒られることがありました。

どうやら、私が勝手に企画を進めて、勝手に指示を出すために、
現場がてんてこ舞いになっている話を打ち明けられました。

「全員がスケジュールを理解できるようにしてください!」

みんなに怒られて、私は「分かった分かった」といって、
大型のホワイトボードを2枚買ってきて、
そこに2か月分のスケジュールと販促企画の予定を書き込みました。

「ほら、これで先のことがみんな分かるだろ」
これを見て、スタッフのみんなが大げさに拍手をしてくれました。

今思えば、この「2ヶ月先がすべて分かる」という予定表が、
私の「予測カレンダー」の原点だったと思います。

みんなで情報を共有しなければ、
組織はちゃんと動いてくれないということを、
この時はじめて学びました。

こんな感じで、みんなで協力しながら、
ネット通販事業部はさらに売上を伸ばしていきました。

振り返れば、私にとって、サラリーマン生活の中で、
この会社で働いた部下たちが、一番の「仲間」だったのかもしれません。

自分たちで朝礼をやって、独自の会議をやって、勉強会もして、
仕事では檄を飛ばしあい、喧嘩をしたこともたくさんありました。

でも、それと同じぐらい、たくさん笑ったことがあったし、
お酒を飲みいったり、視察にいったりして、
今思えば、絵にかいたような、仲の良い「組織」だったと思います。

だけど。そんな楽しい時間は、そう長くは続きませんでした。

ネット通販で売上を伸ばした私に、新たな野心が芽生えてしまい、
『独立』という言葉が頭をよぎることになってしまったからです。

そして、私は、こともあろうに、部下を全員裏切って、
会社を辞めることを選択しました。

自分が作り上げた組織を捨てて、
自分が採用したスタッフを置いてきぼりにして、
自分だけ、新しい世界に飛び出すことを決断してしまったのです。

本当に、本当に、何日も悩みました。

自分がいなくなって、この部署はどうなるんだろうか?
自分を頼りにしている部下は、今後、誰が面倒みてくれるのか?
この後、自分たちで仕事がちゃんとできるようになるのか?

ずっと、自分の育てた部下のことが気になり続けました。

でも、結局、自分の欲には勝つことができず、
私は会社を辞めることにしました。

ある日の朝礼で退職する旨を伝えると、
部下は全員、静まり返ってしまいました。

何か言われるかと思ったんですが、結局、誰一人、何も言いませんでした。

今、振り返れば、何か言ってしまったら、
おそらく決断した私を責めることになるので、
あえて、誰も不満を口にしなかったんだと思います。

「送別会も、送別の品も何もいらないからね」
私は後ろめたさもあって、自分の部下にそう告げました。

そして、有給も取らず、退職の日まで働き続けた私は、
社長への挨拶を終えて、自分の部署に荷物を取りに行きました。

すると、みんなが仕事の手を止めて、
私のところに駆け寄ってきて
「お世話になりました」といって挨拶をしてきました。

そして、一通の封筒を私に差し出しました。

「この中に、竹内課長に対する思いを、
ポラロイド写真と一緒に一人ひとり書き込みました。
独立して辛くなったら、読み返してみて下さい」

おいおい、最後にそんなことを言ったら、泣いちゃうじゃないか!

そう思いながらも、ずっと涙腺を引き締めながら、
「必ず読むよ」といって、その封筒を受け取りました。

そして、私は、その足で、自分の勤めていた会社を後にしました。

一緒に働いてきた、自分の大切な仲間たちを裏切る形で、
私は、一人、身勝手な行動を起こして、独立したのです。

何度も何度も、心の中で「申し訳ない」という気持ちになり、
何度も何度も、帰りの車を運転しながら
「ごめんなさい」という言葉を繰り返し口にしました。

それから13年――。

実は、まだ、部下からもらったその封筒は、
一度も封を空けないまま、
ずっと会社の引き出しの中で保管されています。

仕事で辛くなって、何度も封筒を開けようと思ったことはあったんですが、
たぶん、そこに書かれているみんなのコメントを読み返してしまうと、

懐かしくて、申し訳なくて、涙が出て、
また元の職場に帰りたくなってしまいそうだったからです。

だから、私はぐっとその気持ちを堪えて、
13年経った今でも、その封筒を開けていません。

ただ、それでもひとつだけ言えることは、

そんな大切な仲間たちに支えられたからこそ、
今の自分があるということは紛れもない事実だということです。

その思いを胸に、今の仕事をひたすら頑張り続けているというのが、
私、竹内謙礼そのものなんだと思います。

さてさて。

そんな部下たちと、いつも2ヶ月先のホワイトボードのカレンダーを見ながら、
あーでもない、こーでもないと言いながら
熱い議論しあっていた日々が、

ついつい昨日のことのように思えてしまいます。

私の勤めていた地方の小さな小さな観光牧場が、
当時、2万店舗もある楽天市場のネットショップの中で、
お客様投票が2年連続で1位を取り続けられたのも、

半年先のスケジュールを先読みして
販促企画を展開することができたからだと思います。

そして何より、

「うちの部署は、こういう方針でやっていくんだ!」

ということが、スタッフ全員で共有できたことが、
強い組織力を生んだことに繋がったんだと思います。

そんなわけで。

ちょっと恥ずかしい私の過去の身内話ですが、
そんな思いもこもった予測カレンダーだと思ってもらえれば、
社内のみなさんで活用してもらう方法も変わってくるかもしれません。

大切な仲間と一緒にこの予測カレンダーを使ってもらえれば、
私も嬉しい限りです。

■【あと残り3日】

2017年『売れる販促企画とキャッチコピー予測カレンダー』
https://e-iroha.com/calendar2017/

 

著者/竹内謙礼

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