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  • 令和フィーバーに「乗る」か「乗らないか」

こんにちは。いろはの竹内です。

先日、久しぶりに実家に戻ってきた次女(大学2年)が、

リビングでボーッとしていたので、

「どうしたんだ?」と声をかけたところ、

「今、右脳を動かしているんだよ」

と、遠くのほうを見つめながら言われてしまいました。

やれやれ。

まさに“次女あるある”ですよね。(ねーよ)

ということで。

本日のメルマガは新元号の「令和フィーバー」の話をひとつ。

みなさんは「令和」の特需で、

どれだけビジネスチャンスを掴みましたか?

≪土曜日の朝から勉強タイム≫
参加費無料【京都】5月18日(土)10:00~12:00
『中小企業がやるべきキャッシュレス決済、インバウンド需要の徹底攻略法』
https://www.nikkei4946.com/seminar/seminar.aspx?ID=2867&TYPE=

「乗ること」が大事なのではなく「乗ったこと」が大事

新元号の特需によって、

多くの企業が令和フィーバーで盛り上がっています。

『全国各地で「令和」フィーバー 記念商品の数々』
https://www.j-cast.com/tv/2019/04/02354197.html

令和の文字が入った記念品やオリジナルスイーツが売れて、

動物園でアシカに「令和」と書かせたり、

令和の由来となる万葉集の本も品切れが続出したり、

予想以上に新元号特需で世の中は盛り上がっています。

特に僕が注目しているのは名古屋市西区にある

オリジナルの金太郎飴を作る「まいあめ工房」さんです。

まいあめ工房
http://myame.jp/

「令和」のロゴの入った飴を作ることを、

事前にメディアにプレスリリースしたところ、

テレビ局3社、新聞社2社の取材を受けて、

サーバーがダウンするほどの注文が殺到して、

通常、この時期の1週間で受ける受注の

180倍もの注文を受けたそうです!

今はサイトも復旧して注文が受けられるようになっていますが、

増産体制に入っても、次から次へと注文が入ってきているとか。

■まいあめ工房の令和飴サイト
https://myame.thebase.in/items/18809560

令和飴は4月の挨拶回りやお客様への特典、

さらに新入社員の営業ツールでも使われているらしく、

相手の反応がめちゃくちゃ良くて、インスタでも拡散されていることから、

リピート注文が後を絶たないらしいです。

このように、令和フィーバーを目の当たりにして

新元号の特需に「乗った企業」と「乗らなかった企業」の差は、

とんでもなく大きな差なんだと改めて思いました。

「乗った企業」は、

・新元号フィーバーが来ることを事前に予測していた。

・新元号フィーバーに向けての準備をして、実行に移した。

この2つができた結果だと思うんですね。

対して、「乗らなかった企業」というのは、

・新元号フィーバーが予測できなかった。

・新元号フィーバーが来ることは分かっていたけど、企画がひらめかなかった

・新元号フィーバーが来ることは分かっていたけど、忙しくて準備ができなかった

・そもそも新元号フィーバーで儲けようという気持ちがなかった。

このあたりに問題があったんだと思います。

「いやいや、新元号とうちの商売は関係ないから」

そう言われる経営者さんもいると思いますが、

おそらく、今、新元号フィーバーでメディアの注目を集めている企業も、

もともと新元号なんて関係ない商売だと思うんですね。

例えば、

・ねんりん家の令和のバームクーヘン
https://www.nenrinya.jp/products/shingengou.html

・「令」と「和」が名前に入っている人を割り引く居酒屋
https://mainichi.jp/articles/20190403/ddl/k27/040/301000c

食品や飲食以外でも、

・新元号記念で無料レンタルのサービスを展開
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000039769.html

・令和のぐい飲みグッズ
https://www.sanyonews.jp/article/885710

もっと言ってしまえば、コンサルタント会社も

・社名に「令和」を入れる
https://www.asahi.com/articles/ASM415D4YM41UTIL03F.html

などなど、ほぼ新元号とは関係ないと思われる企業も、

一生懸命、企画を考えて、そんでもって必死に準備して、

さらにマスコミにプレスリリースまで打って、

それで今回、令和フィーバーに乗っているわけです。

いいですか?

ここで大事になってくるのは、

「新元号フィーバーで儲かったか?」という話ではなくて、

「事前に起きることを予測して、準備して、そして行動に起こせたか」

ということだと思うんですね。

新元号のフィーバーに乗れなかった企業というのは、

小さなチャンスでも売上に繋げようという貪欲さがないのか、

日々の業務に追われて、新しい販促企画を考える余裕がなかったのか、

売上を作るための企画力と想像力がなかったのか、

そのあたりの社員のモチベーションや、

社内の構造に大きな問題があるんだと思います。

簡単に予測できた新元号フィーバーにも乗れないような会社が、

売れる広告を予測したり、楽天のスーパーセールに乗って販促企画を展開したり、

お客様の気持ちを予測したサービスを行ったりすることはできないと思うし、

もっと言ってしまえば、細かい販促企画が必要な、

ブランディングとかファン作りとかできないと思うんですね。

そしてなにより問題なのは、

新元号フィーバーのニュースを目の当たりにして、

「あらあら、みんな便乗しちゃって」(笑)

と他人事のように傍観して、何も感情がこみあげてこない人達が社内にいることです。

他人がビジネスチャンスを掴んだニュースを見たわけですから、

「ちくしょー、俺は何をやっていたんだ!」

と、悔しい気持ちになるぐらいでなければ、

たぶん、一生、金儲けのチャンスなんて巡ってこないんだと思いますよ。

さてさて。

今回の新元号フィーバーに乗った企業というのは、

売上を作るための予測力と、

売上を作るための貪欲さと、

売上を作るための企画力と行動力があったと思うと、

「乗った企業」と「乗らなかった企業」というのは、

雲泥の差があると考えたほうがいいかもしれません。

何が売れるか分からない時代だからこそ、

どうなるか分からない企画にアグレッシブに乗れる社内体制がなければ、

これからの厳しい時代に生き残っていくことは難しいんだと思いますよ。

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編集後記

まだ、新元号の令和フィーバーには3回乗るチャンスがあります。

1回目は、新元号が施行される5月1日。

おそらく深夜0時に施行されるので、

夜中にイベントをやる企画はウケるかもしれませんね。

カウントダウン企画や、福袋企画などは、

メディアとしてもウケはいいんだと思います。

2回目は、母の日です。

おそらく令和の元号が入った母の日グッズはウケがいいので、

プレスリリースを早めに流すと、マスコミが取材をしてくれるかもしれません。

特に10連休後の母の日ですから、ギフト需要は節約モードになる可能性が高く、

単価を抑えて、利益率を上げるのならば、

こういうお祝い系のギフト商品をラインナップさせたほうがいいと思いますよ。

3回目は、6月の父の日ですね。

当然、令和のロゴの入った酒やワインとは売れると思いますし、

母の日以上に「何を贈ればいいのか分からない」というのが父の日ギフトなので、

意外性があればあるほど、メディアのウケはいいと思います。

他にも、

・令和元号記念でクーポンを配布する

・令和元号記念でセール販売をする

・「れいわ」で「0」「輪」で輪っかのドーナツやベーグルを販売する

などのイベントも面白いと思います。

また、メディアとしては令和フィーバーだけではなく、

元号が変わる「ビジュアル」を取材したい新聞やテレビもありますから、

・新元号が変わることで、システム担当者が連休中に一人出勤して、
システムがちゃんと動くのかどうかチェックする光景

・新元号のセールに向けて前日の夜から店舗内装を変える準備をする光景

・新元号を記念して子供を無料にして盛り上がる光景

・商品名や動物の赤ちゃんなどに『令和』と名前をつける光景

こういうこともプレスリリースを使って

事前にマスコミにアプローチしておくと、取材は受けやすいかもしれませんね。

メディアは今から事前に取材スケジュールを抑えにいきますから、

できるだけ早くプレスリリースは打ったほうがいいですね。

今週中か、遅くても来週にはメディアに情報は流したほうがいいと思います。

このように実際に令和ブームの企画を考えてみると、

実践して、メディアを呼んで、売上に繋げていくことが、

いかに難しいことかというのが理解できると思います。

実際、先述したまいあめ工房さんは、

こういう企画の作り込みと行動力に定評があるせいか、

ファン作りと付加価値をつける戦略が非常にうまく、

インスタのフォロワーは法人企業にも関わらず、

1万人ぐらいついていたりしています。

■まいあめ工房のインスタ
https://www.instagram.com/myamejp/?hl=ja

このように、令和ブームに乗った企業というのは、

自分の商品価値と企業価値をあげることが上手なんです。

だから、ファン作りもSNSの使い方が上手いから、

こういう新元号ブームにちゃんと乗ることができるんです。

「こういうブームに便乗するのはうちの会社のイメージじゃないからさ」

と、売上を作ることを“さぼる”言い訳は絶対にしていませんよね。

そう考えると、この話の行きつくところは、

価格競争に巻き込まれて安売りで死んでいく企業なのか、

それとも、付加価値をつけて勝ち残っていく企業なのか、

こういう話に発展していくのではないかと思います。

たぶん、こういう力の差は、

5年後、10年後に、さらに大きな差になって、

本当に令和の時代に生き残れる企業の“差”になっていくんだと思いますよ。

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著者/竹内謙礼

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