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  • 「職人」はなぜ商売が下手なのか?

こんにちは。いろはの竹内です。

先日、顧問先の20代の男性社員(ホスト風)から、

結婚の報告があったんですね。

「結婚、おめでとう!」

「あーざっす!」

「結婚式は挙げるのかい?」

「ういっす!」

「ほーっ、仲人は誰にしたんだい?」

「・・・ナ、ナコウド? なんすっか? それ?」

おやおや、今の若い子は「仲人」の意味すら知らないようです。

「結婚式で新郎新婦の両脇に座っている人のことだよ」

「は? 何のためにいるんっすか?」

「・・・」

「そもそも、そこに座って何やってるんっすか?」

「・・・」

「親でもないのに、そんなところにいていいんっすか?」

そんなツッコミをされて、

だんだん仲人の意味が分からなくなってきてしまい、

最後は、

「まぁ、盲腸みたいなもんだな」

と適当なことを言って、話を強制終了させて頂きました。

ふーっ、今の若者ときたら、

大人を困らせることだけは一人前です(は?)

と、いうことで。

20代の若者に論破されたコンサルタントがお届けする

本日のメルマガのネタは、

「職人はなぜ商売が下手なのか?」

という切実なお話を一つ。

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生き残りたければ、金を稼ぎなさい

世の中には手作業で商品を作り出す

「職人」という仕事がたくさんあります。

工芸品、木工品、建築、金属加工、調理人・・・。

このように手作業でモノを作り出す職業の人は、

世の中に素晴らしい商品を作り出してく役割があるので、

日本には必要不可欠な人達と言えます。

しかし、職人の数は年々減ってきています。

なぜ、減ってきているのか?

理由は、儲からないからなんですね。

職人の仕事は手作業ですから、当然、重労働になります。

そして、重労働で出来上がった商品でも、

機械で作った商品のほうが安かったり、 機能性が高かったりするので

結局、職人が作ったものは売れなくなってしまい、

儲からなくなってしまうのです。

そのような時代の流れもあり、一部の人から

「職人を守っていかなくてはいけない!」

という考え方が生まれて、最近では、職人さんでも

自分の作った商品を、自ら売る人が増えています。

しかし、いかせん、商売が下手なせいか、

なかなか収益に繋げられないのが現状だったりします。

では、なぜ、職人さんは商売が下手なのでしょうか?

ひとつに職人さんは

「客のことを考えてない」

というのが、一番大きな理由だと私は思っています。

作ることに興味があって「職人」の道を選んだんですから、

客やお金に興味が持てなくなるのは、

ある意味、当然といえば当然と言えます。

しかし、結果的に客に興味がないために、

客の欲しいものが作れなくなってしまい、

良い商品を作ることができても、市場とマッチしたものが作れず、

「売れない」 というスパイラルから抜け出すことができなくなってしまうのです 。

また、もう一つの要因として

職人自身が「人の話を聞かない」というのもあると思います。

自分の世界観を持っているのが職人であり、

自分の積み上げてきたものを表現するのが職人なので、

結果的に「自分以外」 の意見には否定的になってしまう人が多いのも事実です。

第三者からのアドバイスを聞かない。

耳の痛い話を聞かない。

自分を否定するような話は聞かない。

こんな感じでネガティブな態度を繰り返していくうちに、

次第に周囲の人達からも距離を置かれてしまい

改善策を職人に対して講じなくなってしまうんです。

そして、最近、私が強く思うことは、

職人自身の「表に出ようとしない」というスタンスが、

余計に職人の世界を衰退させている点です。

“職人は裏方”

という思いが強いせいか、

表にでないことが“美”として捉えられてしまい、

結果的に、世の中の消費者に商品の良さどころか、

職人の素晴らしさも伝わらず、

商品が売れないことに加えて、

働き手や労働力不足を引き起こしてしまい、

結果、自らの業界の首を絞めてしまっているのです。

いいですか?

職人の世界が衰退してしまったのは、

消費者の理解が乏しいわけでもなく、

機械製品が悪いわけでもなく、

ただ単に「良いものを作っていたら、それで良い」という、

職人自身が“油断”してしまったことが原因なんです。

良いものを作って、自分自身が満足して、

それをお金に変えられるのは、芸術家しかいません。

しかし、職人は芸術家ではありませんから、

どうしてもお客様に喜んでもらう必要があります。

でも、その役割を、今までは問屋さんがやってくれたり、

小売業者さんがやってくれたり、営業がやってくれていたから、

なんとか職人は芸術家のようなスタンスでいても、

メシを食っていくことができました。

だけど、次第に儲からなくなってしまい、

職人の回りから「売る人」が消えて、

今は職人自らが「売る人」にならなければ、

生き残ることができない時代になってしまったのです。

職人が頑固で、わがままで、お金がもらえる時代は

おそらく二度と来ないと思います。

これからの職人は、商売人の要素を含んでいかなければ、

絶対に生き残っていくことはできません。

「そんなの職人じゃねーよ!」

そう思われるかもしれませんが、

最終的には、商売が上手にならなければ

好きな商品が作り続けることすらできませんからね。

そういう背景を真剣に考えると、

これからの職人は、もっともっと商売に対して

アグレッシブになっていかなくてはいけないんだと思います。

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編集後記

私、来月で48歳になるんですが、

最近、ちょこちょこ身の回りで、

同じ年ぐらいで病気で亡くなる人が増えているんですね。

うーん、48歳って若いと思っていたんですが、

そうでもないんだな、と改めて思ったりしています。

よくよく考えたら人生の折り返し地点は当に過ぎていますし、

過労がたたって一気に身体にガタがくるのも、

だいたいこのくらいの年齢のような気がしますからね。

今までは「老後のためのお金をどうやって残そう」とか、

「不動産や株に投資してどうやってお金を増やそう」とか、

そういうことばかり考えたりしていましたが、

もしかしたら、48歳という年齢は

お金を「貯めるほう」ではなく、

残りの人生で「使うほう」にシフトしているのかもしれません。

48歳になったら、今のうちに「できること」を、

もっと真剣に考えていく必要がありそうです。

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著者/竹内謙礼

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