経営コンサルタントの竹内謙礼の公式ブログ。

  1. 竹内謙礼の公式メルマガ
  2. 144 view

初恋は、男の一生を左右する

こんにちは!
経営コンサルタントの竹内です!

さて、いよいよ、2015年の最後のメルマガとなりました!
毎年、年末はのんびり溜まった仕事をこなしながら、

まったりとした時間を過ごすのが常なんですが、
今年は、事務所の引っ越しに追われまくってしまい、
スッチャカメッチャカな年末の状況です。

12月30日の現時点でも、
内装業者に、壁の塗り残しがあるとかないとか電話したり、

管理人と、共有スペースのペンキ塗りがあーだこーだと話し合ったり、
年末とは思えないような、揉めに揉めまくった会話をしながら、
慌ただしく年を越しそうな感じです。

ということで。

今回のメルマガは、仕事納めで読んでいる人と、
年末年始に仕事が不安でメールボックスを開けてしまって、

思わず、正月休み中に、このメルマガを読んでしまっている人と、
さらには、仕事初めで「やる気でねぇな」と思いながら、

景気づけで、このメルマガを読んでいる人と、
様々なシチュエーションがあると思いますので、
それらも全部ひっくるめて、

明るく、キャバクラの話でもひとつ♪

■2016年は、予測カレンダーで一気に加速!
https://e-iroha.com/calendar2016/

 

惚れたほうが、負け

 

99%の人が信じてはくれないと思いますが、
私、事務所の引っ越しの忙しいさなか、コンサルティングの調査で、
年末に、キャバクラに通い詰めたんですね。

ええ、信じてください。本当に仕事なんです。マジで。

で、そこで、
『ホストに400万円突っ込んで、先週、捨てられたばかり』
という、幸の薄さホヤホヤの女の子と出会いました

別れたばかりということもあって、
会話は暗いわ、酒が入ると愚痴モードになるわで、

まぁ、金をドブに捨てたようなキャバ嬢が私の横に座って、
とくとくと、逃げられたホストについて語り続けた訳です。

正直、「こりゃハズレだな」と思ったんですが、
彼女は、半べそをかきながら、
とても面白いことを、ポツリとつぶやいてくれたんですね。

「惚れたほうが、負けなのよねぇ~」

なるほど。

確かに、ホストに400万円も突っ込んで逃げられたわけですから、
最初から、彼女の“負け”は決まっていたんだと思います。

でも、恋愛の世界だけではなく、商売の世界も、実のところ、

「惚れたほうが、負け」

だと思うんですね。

だって、惚れてなければ、
人は絶対に、価格の安いほうでモノを買いますから。

つまり、「価格の高いものを買わせる」という付加価値に関しては、
“惚れさせる”という行為を、お客さんにさせなければ、
価格競争から逃げることはできないんです。

いいですか?

商売は、究極の話をさせていただければ、
「惚れさせる」ということが、最も大切なテクニックなんです。

お客さんに、市場価格以上のお金を支払ってもらうということは、
売り手や商品に「惚れさせる」という付加価値がなければ、
絶対に成立しないことなんです。

また、従業員や取引先にも、
支払っているお金以上の働きをしてもらうためには、

やっぱり、相手に“惚れさせる”というロジックがなければ、
成立しない人間関係だと思うんですね。

「社長のために、頑張ろう!」
「あの取引先のために、人肌脱ごう!」

そう思って、必要以上に、その人のために、
最大限のパフォーマンスを発揮しようとするのは、
やっぱり「惚れている」からなんだと思います。

そして、最終的には「惚れた」ほうが、負けとなってしまい、
負けたから、たくさんお金も払うし、
たくさん働くことになってしまうんです。

でも、相手は「負けた」なんて、これっぽっちも思っていません。
なぜならば、「惚れている」わけですから(笑)。

損したなんて思っていなんです。

だから、商売は、惚れたほうが負けであって、
惚れさせたほうが、勝ちという勝負になるんだと思います。

さてさて、あなたの2016年は、
お客さんや従業員、部下に対して
「惚れさせる仕組みづくり」ができていますか?

「あの商品だったら、私、絶対に買う!」
「今年は、もっとあの営業担当を喜ばせてやりたい」

そんな究極の心理状況に持っていくのであれば、最終的には、
『惚れさせるために、何をすればいいのか?』
を突き詰めたのが、マーケティングや販促戦略だったりするので、

そこを見直していけば、2016年の戦略が見えてくると思いますよ!

■お客さんを惚れさせる仕組み、盛りだくさん!

2016年予測カレンダー
https://e-iroha.com/calendar2016/

 

編集後記

 

ご存知の人も多いと思いますが、
キャバクラに行くと、

  • どさくさに紛れてメールアドレス、LINEを交換してくる。
  • まめに連絡が来る。
  • 「店に来い」というメール以外の、日常的な話もちゃんと送ってくる。
  • 定期的にメールや連絡が入るので、常に記憶を呼び戻させる。

と、こんな感じで、なかなか一般のビジネスでも見習うべき
ちゃんとした顧客作りの仕組みがあったりするんですね。

しかも、キャバ嬢との会話の中で、
私が「本を書いています」なんて言うと、

ちゃんと、次の日にはメールで「買いました!読みます!」って、
本の表紙の写真つけて、送ってきたりするんですね。

でも。

「こりゃコピペだな」というメールが、
やっぱり、ほとんどだったりするんですね。

それでも、10回に1回ぐらいは、
「これは、俺だけにしか送っていないメールだな」

と勘違いさせるような内容のメールも混ぜてくるので、
結局のところ、ウソ「9」のホント「1」ぐらいの比率でも、
“惚れさせる”仕組みが成立していたりするんです。

うーん、惚れさせるテクニックに関しては、
やっぱり、恋愛から学ぶのがベストだと思いますし、

その恋愛をビジネス化している、キャバクラやホストクラブには、
おそらく販促のノウハウが、たくさん詰まっているんでしょうね。

ということで。

なんだか下世話な話で2015年を締めくくりましたが、
2016年もよろしくお願いします!

■竹内謙礼とメール相談、電話相談ができる!

「タケウチ商売繁盛研究会」
https://e-iroha.com/kenkyukai/index.html

竹内謙礼の公式メルマガの最近記事

  1. なぜ、社員は「3年目」と「8年目」で辞めるのか?

  2. 「安売り」という病気を完治させる方法

  3. ド田舎の古民家カフェにお客が殺到する理由

  4. なぜ、人はホリエモンの話をすぐに信じるのか?

  5. 「裸の王様」が国民を幸せにした理由

関連記事

楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
竹内謙礼の無料動画セミナー 女子大生の看板サンプルブログ 羽沢横浜国大駅のブログ
経営コンサルトによる記事を検索してご覧頂けます!
アーカイブ
PAGE TOP