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2011/03/20
  • 岩手県盛岡市の人から励まされました

こんにちは。
いろはの竹内です。

先日、岩手県盛岡市の「タケウチ商売繁盛研究会」の会員さん2社から、
無事のメールを頂き、ほっと胸を撫で下ろしました。

確かに被害は大きかったようなのですが、
とりあえず、被災して傷ついた中でも、商売のスタートを踏み出しており、

「前を向いて、頑張ります!」

というコメントを頂き、
逆に自分が励まされたような感じではありました。

ただ、それと同時に、全国の経営者のみなさんから、
「これから、日本はどうなるのか?」
という質問を多数頂いている状況ではあります。

見えない不安と戦っているのは、
おそらく、日本全国の経営者のみなさんは同じなんだと思います。

しかし、ここは冷静に、そして落ち着いて、
行動されることをお勧めします。

不用意な発言と行動は注意 

こういう時期のメルマガやツイッター、ブログでの発言は、
筆力にあまり自信のない経営者や担当者は、
正直、執筆を控えた方がいいと思います。

ちょっとした発言が誤解を招いたり、
人を傷つけたり、怒らせたりしてしまう可能性があるので、
焦る気持ちは分かりますが、
ここは社内でじっくり話し合って、冷静な対応を心がけたほうがいいでしょう。

それでも、プッシュ型のセールスを、どうしても行わなくてはいけない場合は、
できるだけ、自分の意見や考え等を入れない、
「ごく普通」の対応を心がけた方がいいと思います。

ちょっと表現が難しいのですが、“当たり障りの無い”というレベルの、
そのような言葉を選んで、慎重な発言を取られることをお勧めします。

そして、発信する前に、

・時間を置いてから、もう一度読み直す。
・誰かに一度、読んでもらう。

この2点は必ず守るようにしましょう。
そうすれば、多少なりとも、表現のリスクは回避することができると思います。

ここで私たちビジネスに関わる人間が、強く認識しなくてはいけないのは、
こういう時期に「商売」というのは、

一部の消費者からは「悪」として映し出されてしまうという点です。

例えば、良かれと思って、
「売上の○%を義援金にします」とアピールしても、
受け止めたお客さんによっては、

「便乗しやがって!」
「今はそんなことをしている場合じゃないだろ!」

と、思われてしまう可能性は、0%ではないということなんです。

もちろん、そのような意見を言う人は、ごく一部かもしれませんが、
こういう時期に、そのような意見をお客様から一通でも頂くのは、
逆に経営者、担当者としても、精神的なダメージは、
非常に大きくなってしまうのが現状です。

だから、こういう時期は、
できるだけ表立った販促に関わる行動は避けて、
「内部」で動けることに注力したほうがいいと思います。

従来の優良顧客に対しての対応や、取引先に対しての対応。
地元へのあいさつ回りや営業、もしくは、こういう時期にこそ、
社内の体制の見直しや、販促ツールの見直しに力を入れたほうが、
私は“得策”だと思います。

もう少しの辛抱です。

辛抱することが、必ず、次に繋がりますから。

編集後記

震災直後、岩手の盛岡で被災した会員さんから、
「これから、私たちはどうしたらいいんですか?」

という質問を受けた時に、
胸がぎゅっと締め付けられました。

経営コンサルタントとして8年仕事をしてきて、
ある程度の困難やトラブルに対して、
アドバイスができる知恵と経験を積み重ねてきたつもりでしたが、

情報が錯乱している今の現状では、
的確なアドバイスをまったくすることができず、

正直、言葉に詰まってしまいました。

しかし、質問を受けた翌日、今現在、私が主宰している
タケウチ商売繁盛研究会の170社の会員さんに、

「今持っている、みなさんの業界の情報を教えて下さい!」

と、声をかけたところ、あっという間に日本中の、
たくさんの業界の、さまざまな情報を集めることができました。

そして、これらの情報が、
今までマスメディアやツイッター、フェイスブックには載っていない、
「本当」の情報がたくさんあることに驚かされました。

考えてみれば、ツイッターやフェイスブックに投稿できる情報というのは、
やはり「限られたもの」になってしまうんだと思います。

そのツールを利用できる人も限られているし、
情報が公にさらけ出されるのが嫌な人もいるし、
下手に自分の意見を言って、叩かれるのが怖い人もいるし、

何より「整理されていない情報」というのは、
今回の情報錯乱の状態では、
あまり役に立たないことを思い知らされました。

正直、私自身も、こういう時期にみなさんのお役に立てる情報があったとしても、
「経営コンサルタント」という仕事は、、
ただでさえ誤解を受けやすく、影響も大きい仕事なので、

ツイッターやメルマガのコメントは、
できるだけ控えめにしているところがあります。

でも、今回は、全国にいる170社の、
「タケウチ商売繁盛研究会」の会員さんの情報提供により、
盛岡の会員さんを励ませるだけの情報は集まったところがあります。

そして、それと同時に、全国で不安を抱えている、情報収集に協力してくれた、
170社の会員さんに対しても、今後の日本の展望や、緊急時での販促手法に関して、
前向きで、元気が出るアドバイスができるようになりました。

やはり「仲間」というのは、こういう時に力を発揮するものなんだと、
涙が出そうになるぐらい、嬉しかったです。

これから、私自身も、本当の意味で、
「経営コンサルタント」としての実力が問われることになっていくと思いますが、
逃げずに、真正面から、この困難に立ち向かっていきたいと思います!

今回の情報収集で、外資系の投資会社の人から聞いた言葉で、
一番心の響いたのが、次の言葉でした。


「『夜明け前』が、実は一番暗かったりするんだよ。
みんなの考え方が暗くて後ろ向きな情報ばかりな時は、
自分だけは、一歩立ち止まってみて、
客観的に現状を見つめなおすと、色々なものが見えてくるはずだよ」


そして、その人は外資系の人らしく、
ウォールストリートの格言をひとつ教えてくれました。


「Bull markets are born on pessimism, 
grow on scepticism, mature on optimism and die on euphoria」


直訳すると、
「上昇相場は総悲観の中で生まれ、懐疑心の中で育ち、
楽観論と共に成熟し、幸福感のうちに消えてゆく」

必ず、日本の将来は、明るくなります!

それを信じて、一人でも多くの経営者を励ますために、
そしてこの困難に打ち勝つために、
私も全力でがんばって行きます!

だから、みなさんも一緒に頑張りましょう!

私たち商売人が、前に進まなければ、
被災地のみなさんに力を貸したいときに、
貸せなくなってしまいますよ!

著者/竹内謙礼

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