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  • このまま「進化する客」についていけるのか?

こんにちは! いろはの竹内です。
さて、私、当たり前ですが「竹内謙礼」という氏名なんですが、
名前の“謙礼”を説明する時が、非常に面倒なんですね。

まず、“けんれい”と言っても、
漢字がまったくイメージできない名前なので、
ほとんどの人が

「はぁ?」

というリアクションになってしまいます。

で、仕方なく漢字を説明するんですが、この言い方が、

『謙虚の“謙”に、礼儀の“礼”』

と、ちょっと恥ずかしい説明になってしまうことが多いんですね。
おそらく、この説明を言い終わった後に、相手から、

「おいおい、こいつ、自分から“謙虚”なんて言っちゃってるよ。あはははっ」

「こいつ、“礼儀”とか言って、ぜんぜんできてねーじゃん。ぷっ」

と、思われているに決まっているんです(被害妄想)。

だから、そう思われないために、
先日、「謙虚」と「礼儀」に変わる漢字を探るべく、
“謙”と“礼”の漢字をグーグルで検索してみたんです。

そしたら、自分自身のホームページが、

「謙」の漢字で、1ページ目の上から10番目にヒット
「礼」の漢字が、2ページ目の上から3番目にヒット

と、なかなか好位置につけていることが判明しました!
つまり、これは“謙”と“礼”の漢字の代表格の名前に

“竹内謙礼”がなりつつある証拠だと思うんですね!

だから、もう少し自分の知名度が上がれば、
“謙礼”の漢字の説明が、もっとラクになるかもしれません!

例えば、ホテルの受付で、氏名を名乗った時に、
「“謙礼”って漢字はどうやって書くんですか?」と聞かれたら、

「“竹内謙礼”と同じ“謙礼”です!」

って、言える日が来るかもしれませんよ(こねーよ)。

ということで。
ゴールデンウィーク明けの一発目のメルマガは、
消費者が「賢くなる」というお話をひとつ。

ええ、世の中では“意外なもの”が成長しているんです。

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消費者は進化する

先日、飲食店のコンサルティングをしている時に、
そこの社長さんから「トマト」の味について、面白い話を聞きました。

よく、トマトを丸かじりして、
『昔食べたトマトのほうが美味しかった』という人がいますが、
実は、それは思い出を美化しているだけなんだそうです。

なぜならば、トマトは改良に改良を加えて進化しているので、
昔とは比較にならないほど、今のトマトは美味しくなっているそうなんですね。

なるほど、確かに、それは一理あります。

農業も突き詰めれば化学の一部ですから、
そのような技術の進歩があって当然と言えます。

昔のパソコンが、今のパソコンよりも使いやすいのと同じで、
野菜の味が昔よりも美味しくなるのは、当然といえば当然の話なんですね。

このように、人は「進化する」という事実が、
化学や技術の世界だけに起こりうるものだと、ついつい思ってしまうところがあります。

しかし、よくよく考えてみると、
実は、目に見えないものが飛躍的に進化していることって、多々あるんですね。

例えば、「経済」。

過去にバブル崩壊やリーマンショック等で、痛い思いをしてきた日本は、
二度と同じ過ちを犯さないように、防御策を張りながら、
日本経済を慎重に運営しているところがあります。

おそらくですが、20年、30年前に比べれば、データも増えて、経験値もアップしているので、
それなりに、今の日本は上手に経済を運営しています。

また、同じように子どもの「教育」も、進化していると思いますよ。

20~30年前までは、「この教え方で正しい」と思っていたやり方も、
いろいろな先生が、いろいろな教え方を考案して、そして進化していった結果、
今の教育が現場で行われていると思うんですね。

おそらく「英語」などは、私が中高生の頃に体験した英語とは、
まったく別物の教育方法で、とっても分かりやすくなっているんだと思います。
(もちろん、先生の個人差はありますが)

このように、一見、進化がなさそうな世界であったとしても、
欲深い人間が、そこに絡んでくる以上、
やはり、体感できないような速度で、物事は進化しているんです。

そんな中、私が注目しているのが「消費者の進化」です。

消費者というのは、“モノを買う”という行為しかしないので、
進化などするはずがないと思っていたのですが、

最近、いろいろな商売に携わるようになってからは、
売り手側が思っている以上に、早い速度で消費者が進化していることが分かったんですね。

身近な「進化」の事例を挙げさせてもらえれば……

・いつもの広告キャッチコピーで、お客さんが買わなくなった。

・いつもの商品を、お客さんがリピートしなくなった。

・スマホでお客さんが商品を買うようになった。

等々、私達が「お客さんの反応」や「コンバージョン」という言葉で置き換えている現象は、
実は、客の「進化」によって発生している出来事なのです。

つまり、お客さんは賢く消費をしようとして「進化」しているわけであって、
現状維持で、ずっと成長が止まっていることは絶対にあり得ないんですね。

いいですか?

お客さんが、お店や商品から離れていく理由は、
「飽きた」のではなく、「進化」しているからなんです。

「進化」したから、安い店を見つけることができるようになった。
「進化」したから、より良い商品を求めるようになった。

このように、「進化」が客離れを引き起こしていることを、
売り手側は、もっともっと真剣に考えていかなくてはいけません。

お店側は、その消費者の進化に乗り遅れないように、
二の矢、三の矢を次から次に発射して、
自分たちも「売り方」を進化させていく必要があります。

例えば、

安いお店が出てくるようであれば、さらに付加価値の高い商品を提供する。
より良い商品が出てくるのであれば、さらにより良いサービスで対抗する。

このように、売り手側も、お客さんに対して、
「進化していますよ!」ということを、しっかりとアピールし続けなくては、
生存競争の厳しい市場では、生き残っていくことはできません。

そういう市場原理を考えれば、
やはりビジネスの世界では「このままでいい」ということは、
絶対にあり得ない行動なんだと思います。

トマトではありませんが、
「昔の方がよかった」
というのは、勝手に思い出を美化させているだけなのかもしれませんよ。

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編集後記

最近、「頭がいい」とか「頭が悪い」とか、
「仕事ができる」とか「仕事ができない」とか、
そういう人の能力の違いって、ほとんどないような気がします。

おそらく、「頭を使う」ことも「仕事ができる」ことも、
突き詰めれば、“心の強さ”に行き着くものだと思うんですね。

“心が弱い”人は、やはり、途中で何事も放り出してしまいます。
仕事も「このへんでいいだろう」と手を抜いてしまいますし、
考えることも「このへんでいいだろう」として思考を止めてしまいます。

本来、そういう中途半端な状況になることはとても嫌なことなんですが、
心が弱いから、そういうことも気にならなくなってしまいます。

しかし、“心が強い”人は、最後までやりぬく力を持っていて、
なおかつ、試練や困難への辛さのストレスの耐久度が非常に高いと言えます。

“心が強い”から、努力も苦だとは思わないし、
“心が強い”から、頭を使って、さらに強い相手と戦おうとします。

だから、最終的には“心”をどれだけ強くするかということが、
仕事の結果に結ばれていくんだと思います。

ただ、それを突き詰めてしまうと、
今度は、心の病になってしまうんだとは思いますが……。

うーん、「心」と「仕事」の関係って、やっぱり難しいですよね。

著者/竹内謙礼

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