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  • なぜ、商品にこだわる経営者は事業に失敗するのか?

こんにちは! いろはの竹内です!

先日、受験が目の前に迫っているのか、
長女が真剣な顔をして、私に声をかけてきました。

「お父さん」

「なんだ」

「私、いろいろ考えたんだけどさ」

「お、おう」

「受験する学校、1校やめるからさ」

「うん」

「鎌倉に家を買って」

・・・この子は、大学には行かさないで、
部屋に閉じ込めて、シルバニアファミリーとかで遊ばせていたほうが、
もしかしたら、世の中のためかもしれません。

と、受験シーズンまっさかりの本日♪

メルマガのネタは、

「売る」と「こだわり」の関係について。

うーん、商品にこだわっているからって、
売れるってわけではないんですよねー。

■メールと電話相談で月々5000円~
「タケウチ商売繁盛研究会」
https://e-iroha.com/kenkyukai/index.html

 

商品にこだわる人は、なぜ貧乏になるのか?

先日、私の「タケウチ商売繁盛研究会」の会員さんで、
ついに東証一部上場を果たした会社さんがありまして、
その会社の、上場記念パーティに参加してきたんですね。

で、その会社の経営者さんが気を利かせてくれて、
私のテーブルに、商売が絶好調な社長さんばかりを集めてくれて、
ワイワイガヤガヤと盛り上がったわけです。

そして、その後も、同じテーブルのメンバーで二次会へと流れて、
みんなでビジネスの話で、かなり盛り上がったんですが、

そこで私が感じたことは、
「商品への“こだわり”が凄い」
という、新しい発見でした。

売れている社長さんというのは、
商品やサービスにメチャクチャこだわっているんですが、

そのこだわっている理由が、商品そのものの“こだわり”というよりも、
「お客さんのために、こだわっている」という思いのほうが、
とても強いんだなぁと思ったんですね。

例えば・・・。

  • お客さんに、買ってもらえるために、こだわろう。
  • お客さんに、喜んでもらうために、こだわろう。

と、そんな感じで、立っているポジションが、
「売るため=お客様のため」で、
ビジネスモデルを必死に考えているんです。

対して、売れない経営者というのは、
“こだわり”が「売るため」ではなく、

「自分が満足するため」になっているから、
常に、お客さん不在のビジネスになっているんですね。

例えば・・・。

  • 自分は、この商品しか売ることができないから、こだわろう。
  • 私はこの商品が好きだから、こだわろう。

と、こだわりが“自分のため”になっているから、
お客さんに支持もされず、愛されず、

「売れない」

という悪循環に陥ってしまっているんです。

「いやいや、私もお客さんのためを思って商売していますよ!」
そう反論する、売れない経営者さんもいると思いますが、

そもそも、「売れていない」という段階で、
お客さんから支持もされていない商品ということになるので、
自己中心的なビジネスをやっている証拠でもあるんです。

自分が「売れない」と嘆くぐらいの売上しか叩き出せない商売は、
偶然、モノ好きなお客さんに売れているだけの話で合って、
もはや商売ではなく「趣味」の領域の話になってしまうのです。

いいですか?

「売る」ということは、
お金目的でやってはいけないんです。

なぜならば、「売れる」という現象そのものが、
お客さんの支持を受けなければできないことなので、

売れるためには、
「お客さん」を主役にビジネスを考えなくてはいけないんですね。

でも、商材やサービスに異常にこだわってしまうと、
どうしても、「それしかできない」「それしかやらない」という視点になってしまって、

お客さんの満足度よりも、経営者の満足度に全てが傾いてしまい、
自己中心的で、傲慢なビジネスになってしまうのです。

私が、売上が絶好調だった社長さんたちに会って思ったことは、
自分たちのこだわりやプライドよりも、

お客さんのこだわりやプライドを大事にしたことによって、
お客さんに支持されて、「売上」を作ることができた会社ばかりでした。

言い訳もせず。
人のせいにもせず。
逃げ出さず。

ただ、愚直に、目の前のお客さんと向き合って、
お客さんのために、頑張ってきた社長さんたちばかりだったんです。

よく「商品にこだわっているから、売れた」という、
職人気質の経営者の成功体験を耳にしますが、

それは、その“こだわり”が、多くのお客さんに受け入れられたから、
「売れる」という現象に繋がったわけであって、

その“こだわり”が市場に受け入られなければ、
当然、「売れない」ということに繋がってしまうのです。

で、売れない社長さんに限って、
ごく一部のマニアックなお客さんに売れただけで、
「うちの商品を愛してくれる人もいるんです!」と勘違いしてしまい、

そのちっぽけな売上を逃したくないあまりに、
どんどん意固地な商材と、意固地なビジネスモデルになってしまい、
経営が泥沼化していくんだと思います。

結局のところ、「良いものが売れる」のではなく、
「お客さんが良いものだと思われたものが売れる」というビジネスの公式を
商売人は、絶対に忘れてはいけないんだと思いますよ。

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編集後記

さて、東証一部上場の記念パーティにおいて、
その会社の社員さん達が、会場のみなさんに対して、
ちょっとした催し物を披露してくれたんですね。

それが、かなり手の込んだ舞台イベントで、
終了後には、場内は盛大な拍手に包まれました。

その中で、私は、その会社の社員研修をやらせてもらっていたこともあり、
従業員さんたちの一人ひとりの顔や名前を知っている分、

一生懸命、出し物をやっている光景を見て、
涙がちょちょ切れるぐらい、感動していたわけです。

おそらく、気持ちとしては、
“親戚のおじさん”みたいな感じだと思います(笑)

「頑張れ! 頑張れ!」と言いながらも、
心の中では「失敗しちゃダメだぞー」と祈り続けて、

一人、会場の隅で、ウルウルと目を潤ませながら
社員さんたちの成長を涙目で見守っていました。

そこでふと思ったんですが・・・。
研修をさせてもらった私ですら、
こんな“親戚のおじさん”みたいな感覚になるんですから、

おそらく、経営者は、お父さん、お母さんみたいな感覚で、
社員さん達を、ずっと見守っているんだと思います。

たまにしかやってこない私と違って、
経営者と従業員は、毎日、飽きるほど接しているわけですから、

当然のことながら、楽しい時もあるし、悲しい時もあるし、
怒りたくなる時もあるし、大笑いする時もあるかもしれないけど、

やっぱり、経営者と従業員というのは、
切っても切り離せない、親子関係に近いところはがあるんです。

でも、一般的な“親子”と違って、
そこには、お金が絡んで、給与が絡んで、
権利が絡んで、人が絡んでくるから、

従業員と経営者は素直に気持ちを表現することができず、
結果的に、組織作りというのは、
どこの会社も難しいテーマになってしまうんだと思います。

それでも、親が子に対する愛が変わらないのと同じで、
経営者というのは、自分が責任を持って雇った従業員のことを、
めちゃくちゃ大好きであることは変わりありませんので、

その愛情を理解した上で、従業員というのは、
会社の売上を伸ばすために、命がけで先頭を突っ走ってくれる経営者に対して、

尊敬する気持ちと、深い愛情を持ってあげることが、
働く上で、大切なモチベーションになっていくんじゃないかなぁと思う今日この頃です。

親子の関係と一緒で、日ごろの感謝の気持ちというのは、
なかなか伝えにくいものですからね。

「母の日」「父の日」と同じように、
「社長の日」というのが、年に一回あってもいいかもしれませんね(笑)

■参加者募集! 3月11日
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http://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201601/D41160311018.html

著者/竹内謙礼

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