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  • 強い組織作りに必要な4つのステージ

こんにちは! いろはの竹内です!

さて、先日、朝起きて家の中をプラプラと歩いていると、
長女に、

「もっと普通に歩いて!」
と、怒られてしまいました。

「は?」

「普通に!」

「はい」

「普通にして!」

「はいっ!」

なんだか良く分からず、カレンダーを見ると、
今日は長女の大学受験の発表日。

なるほど、親の私まで緊張しているように思われたようです。
やれや。まだまだ、お若い♪

そんな受験発表ごときで自分のペースを乱すほど、
私の肝っ玉は小さくありません。

と・・・思っていたんですが、

直後から、新聞の内容がまったく頭の中に入らなくなり、
何度も歯磨きをしたり、靴下を履いたり脱いだりして、
明らかに常軌を逸した緊張感に襲われてしまいました。

あまりにも、その緊張感に耐えられなくなり、
「さーて、コンビニにグミでも買いに行くか」
と、よくわからない言葉を発した私は、

クソ寒い中、サンダルで家から飛び出して、
用もないのにクルマでグルグルと近所中を走り回って、

小一時間ぐらいで戻ってくると、
長女は大学生になっていました。

ええ、ひとしきり私を除く家族みんなで合格を喜んだあとで、
みんなすぐに日常に戻って、
何事もなかったように生活していました。

うーん、こうやって、
子は親から離れていくんですね(←もうすでにバラバラ)。

というわけで。

本日のメルマガは、「組織作り」についてのお話。

箱根駅伝で2連覇した青山学院大学の駅伝監督の
原晋さんのお話を聴講して、

ちょっとその内容を分かりやすくアレンジしてみましたので、
ご参考にしていただければ幸いです。

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青山学院から学ぶ強い組織の作り方

10年前、青山学院大学は、箱根駅伝で優勝候補の一角に入るほどの
実力のある大学ではありませんでした。

それが5年で箱根駅伝に出場。
その後、優勝候補に食い込むようになり、
2015年と2016年と2年連続で優勝校となりました。

そんな弱小チームから強豪校に作り上げるために、
原監督は、組織作りには5つのステージがあると講演会で言ってました。

【第1ステージ】 ≪1対1≫

「私」と「あなた」の関係で組織を作り始めます。

メンバー一人ひとりと面と向かって話をして、
指導して、アドバイスして、
まさに“マンツーマン”で組織を作っていきます。

「コーチング」ではなく威圧的な「ティーチング」の指導と言えます。
就任してからの3年間は、怒鳴りっぱなしだと言っていました。

【第2ステージ】 ≪リーダー育成≫

組織がある程度、コントロールできるようになると、
今度はメンバーを小分けにして、各グループのリーダーを作ります。

そして、リーダーに指示を出して、
効率よく全体を動かすようにしていきます。

このような小さなピラミッドの組織を作ることは、
非常に効率がいい反面、伝えたいこと、やってもらいたいことが、
末端まで届かないことが出てくる恐れがあります。

そうならないためにも、
組織の長はマメにコミュニケーションを取ることが必要になります。

【第3ステージ】 ≪コーチング≫

組織の長である監督は、グループのリーダーに対して
改善策の“テーマ”を出すだけになります。

すると各リーダー同士が、そのテーマについて話し合いを始めて
組織を構築して、自主的に問題解決に向かって動き出します。

そして、次第に横のグループごとの連携が取れるようになり、
お互いが刺激しあい、協力し合い、非常に良い組織へと変貌していきます。

【第4ステージ】 ≪サポート≫

外部指導者を招聘して、各グループのサポートに回ります。
さらに監督は、各リーダーの相談に乗ったり、

メンバーのフォローに回ったり、
悩んでいるスタッフにアドバイスをしたり、
徹底して細かい「サポート役」に徹して、組織の中を循環して回ります。

と、こんな感じで、
箱根駅伝で2連覇できる強いチーム作りが完成しました。

しかし、ここからが本題。

原監督曰く、「第1ステージ」と「第2ステージ」を飛ばして、
いきなり、「第3ステージ」や「第4ステージ」から組織を作ってしまうと、
非常に軟弱な組織になってしまうそうです。

つまり、徹底した厳しい指導がある「1対1」の関係性を作らずに、
さらにリーダーの育成もせずに、

突然、コーチングを始めたり、外部のコンサルタントを招聘したりしてしまうと、
組織の上下関係に、尊敬の念が生まれなくなってしまい、
仮に成長しても、どっかでグループの結束が破たんしてしまうんです。

だから、強い組織を作るためには、
絶対に守らなくてはいけない“順序”というものがあり、

それを踏んでいかなければ、いつまでたっても、
組織のスクラッチ&ビルドの繰り返しになってしまうのです。

いいですか?

原監督は、もうひとつ重要なことをサラリと言っていました。
実は、「第3ステージ」の組織にたどり着くのに8年。
さらに、「第4ステージ」の組織になるまで10年を費やしたそうです。

つまり、強い組織を作るためには、
最低でも10年ぐらいの月日は費やすことは
ある程度、経営者は覚悟しなくてはいけないのかもしれません。

加えて、原監督は青山学院大学のOB監督ではありませんでした。
駅伝が強い広島県の世羅高校出身で、
中京大学でも駅伝をやっていたこともあって、

そこからのコネクションで、優秀な駅伝に強い学生を集めることができたのも、
強い組織を作ることができた要因と言えます。

だから、優秀な素質を持つスタッフを揃えたとしても、
強い組織を作るために、10年もの歳月がかかっていることを考えると、

人材採用に不利な中小企業は、
さらに長期プランで、組織造りに臨む必要があるんだと思います。

さてさて。

みなさんは、“組織作り”を、ちょっと安易に考えていませんか?
「自分たちで考えて行動する組織を作りたい」と言っても、

考える時間を与えたり、ミーティングの回数を増やしても、
残念ながら、強い組織にはなりません。

採用から組織の完成形までをイメージして、
計画的に組織作りをしていかなければ、
いつまで経っても、自立した組織にはならないのです。

もちろん、ちゃんとした組織を作るには、
10年ぐらいかかるかもしれません。

しかし、“今”ここで動きださなければ、
10年先も、20年先も、ずっとダラダラとした
弱い組織のままで終わってしまいます。

「“人材”ではなく“人財”だ」と言っている経営者ほど、
その“財”を、早く欲しがるあまりに、
短期決戦で、組織を作ろうとする傾向があります。

そうならないためにも、
もう少し、“財”を築くためには時間がかかることを、
経営者は自覚したほうがいいかもしれません。

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編集後記

原監督は講演会の最後に「柿の木作戦」という、
ちょっと面白い話をしてくれました。

柿の木についている柿が欲しくて、
木によじ登って柿の実を取っても、それが渋柿だったら、
もうそこで、その人は、それよりも高い柿を取ろうとはしないんです。

でも、最初の柿が美味しくて甘かったら、
その次に高いところにできている柿を取ろうとしてさらに頑張るし、

その苦労して取った柿が、さらに美味しかったら、
もっともっと大変で、もっともっと高いところの、
美味しそうな柿の実を取ろうと思って、
必死になって頑張るわけです。

だから、組織の長に立つ人は、
うまく仕事のプロセスの中に、褒めたり、おだてたりしながら、
“美味しい柿”を作ることをやっていく必要があります。

まぁ、最近の若い子たちは、
美味しい柿を頑張って取ることよりも、

腹を空かして死ぬほうを選ぶから、
余計に厄介なんですけどね(笑)

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著者/竹内謙礼

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