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2014/05/02
  • これから採用する社員は優秀ではない「これだけの理由」

こんにちは! いろはの竹内です。
さて、先日、「ホワイトボード」という単語をパソコンで打とうと思ったら、

最初の「ホ」と「ひ」を間違ってしまって、

「ひわいとボート」

と打ってしまったんですね。

「卑猥とボート」

なんでしょう、この想像がまったくつかないシチュエーションは?
湖のボートの上で、何か興味深いことがあったのでしょうか?

しばらく、この打ち間違った言葉を凝視しながら、
自分の中で、とっても新しい作品が生まれそうな予感を巡らせていた、
ゴールデンウィークのど真ん中の今日この頃。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?(しらねーよ)

ということで、今日のテーマは、
「人材採用」について、ちょっとお話をひとつ。

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人の採用は年々難しくなる

さて、ご存知だと思いますが、
今、「人材採用」が非常に難しい時代になってきています。

景気が好調なのに加えて、人件費が上がり、優秀な人材が取り合いになり、
人を手配することが、非常に難しくなってきているんですね。

特に中小企業や、アルバイトを中心に事業を回している会社は大変な状況です。
現状の給与体系だと人材が集らないし、かといって、給与を上げてしまうと、
既存のスタッフの給与もあげなくてはいけなくなるので、

問題は時給や月給を上げて募集すればいい、という単純な問題ではなくなってきています。
しかし、それでも景気が好調なわけですから、

事業にはどうしても新たな「人材」が必要である状況は変わりありません。

だから、企業は無理をしてでも、人を採用するようになります。
と、そうなるとですよ。

おそらく、これから採用するみなさんの会社のスタッフは、
今働いている人たちに比べて、

少しだけ仕事の能力が低い人材がやってくる可能性が高いと思うんですね。

なぜならば、同じぐらいの能力がある人材でも、
今はワンランク高いとことを狙って就職できる時代ですから、

冷静に考えれば、“やや能力の低い人材を採らざるを得ない”という状況は、
やっぱり出てくると思うんです。

もちろん、会社によっては、とっておきの採用術があるので、
このような事態には陥らない会社もあると思います。

しかし、冷静に考えて、

・他社に比べて給料も悪い

・他社に比べて福利厚生も悪い

・他社に比べて仕事の内容が面白くない

・他社に比べて立地も悪い

・他社に比べて将来性もない

・他社に比べて知名度もない

という比較社会における状況下で、
「私、条件の悪い会社でも頑張ります!」
といってくれる神様のような人は、ごくごく稀だと思ったほうがいいと思います。

つまり、今後、よほど会社の財務状況が改善したり、
取り扱っている業務のジャンルが変わらない限りは、
景気が良くなるに連れて、人の採用は難しくなり、

その採用した人の能力は、年々低くなっていくことは、明らかだと思うんですね。
では、どうすればいいのか?

選択肢は以下の3択しかないと思います。

1・レベルの低い人材を採用しても、成立する事業の仕組みを作る

2・採用した人材を、優秀な人材に教育する仕組みを作る

3・優秀な人材が働きやすい環境を作る

理想を言えば、「1」ですよね。
ある程度のレベルの人材を採用しても、そのままマニュアル通りに動けば、

まぁまぁ70点ぐらいの点数まで引き上げられるような仕組みがあれば、
人材採用に頭を抱える必要もなくなります。

ただ、現実問題として、そのような「誰でもできる仕事」というのは、
参入障壁の低いビジネスになってしまうので、
結果的に、あまり儲かるビジネスには転換しづらいのが現状だったりします。

「2」に関しては、理想といえば理想なんですが、
人材の能力はDNA的な要素が強く、
あまり採用してから「伸びる」という期待は持たないほうがいいと思います。

もちろん、人材教育というプログラムは必要だとは思いますが、
そこからの“伸びしろ”に関しては、
最初に採用した当時のポテンシャルを大きく上回ることは、あんまりないと思うんですね。

そうなると、今、私が注目しているのが、
この「3」の採用パターンだったりします。

つまり、優秀な人材が、給与や福利厚生に関係なく、

「この環境だったら、私、働いてもいい!」

と思える状況を、雇用する側から与えてあげるのが得策だと思うんです。

これは「アルバイト」の採用で説明すれば、分かりやすいと思います。
「月曜日から金曜日までフルで働ける方」といえば、
募集してくる人材は限られてしまいますが、

「週一回の勤務でもOK」とすれば、
優秀な人材が申し込んでくる可能性はぐっと高まります。

つまり、良い人材を採用すために、時給や福利厚生の条件を上げるよりも、
良い人材が集るように、週5回の勤務体系を、

週1回の勤務でも対応できるような職場環境を整えることの方が、
ずっとラクだと思うんですね。

これと同じ理論で当てはめれば、正社員の採用だって、
工夫次第では、挽回できるチャンスはたくさんあると思います。

「在宅勤務OK」

「入社1年目から海外勤務」

「託児所あり」

などなど、仕事の『環境』を整えることで、
レベルの高い人材を振り向かせることは可能になるわけです。

いいですか?

今後、人材採用が難しくなる世の中で、
従来の採用条件をキープし続けていても、良い人材が採れるはずがありません。

それであれば、経営者側が従業員の雇用スタイルを変えない限り、
年々、ダメな人材が集って、ダメな会社になっていく可能性は、十分に考えられます。

そうならないためにも、

「採用」に関しては、新たな視点で大胆な改革をしていかなければ、
さらに1年後、2年後、もっとキツイ状況に陥ってしまうと思います。

売上を伸ばすことと、人材を採用することは、
両輪だと思って、真剣に取り組まなくてはいけないんだと思いますよ。

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編集後記

自分が出版社に新卒として就職した当時、
同期入社が私以外に5人いたいんですね。

で、かれこれ20年ぐらい経ったんですが、今の状況はこんな感じになっています。

A君→転職して大手出版社に勤務

B君→起業して編集プロダクション社長

C君→今もなお同じ会社で働いている

D君→今もなお同じ会社で働いている

E君→フランスに移住して現地の取材コーディネイター

「A君」は、総務部に配属されたせいか、
会社の財務状況がよくわかっていたらしく、
早々に転職活動を開始して、うまく大手の出版社に転職しました。

今は神奈川県の郊外に、ちょっと大きめの一軒屋を建てて、
年に数度の海外旅行と、週末の日曜菜園で楽しそうな毎日を送っています。

「B君」に関しては、入社した当初から、
「俺は社長になるんだ!」と豪語していたので、
その夢をかなえて、今はそこそこの社員数を抱える、
大手編集プロダクションの社長さんをやっています。

それなりにお金を自由に使える立場でもあるので、
大好きなクルマのレースを趣味として、スポンサーもバンバンつけて、
今では全国のいろいろなサーキットを転戦しながら、充実した日々を送っています。

「C君」と「D君」に関しては、申し訳ないんですが、
当初から「仕事があんまりできない人たちだなぁ」とは思っていました。

で、結局、転職する野心もなく、今もなお、その会社に勤めているんですが、
おそらく、今のその出版社の業績から考えれば、

ビックリするような酷い労働条件、酷い給与体系で働かされている可能性が高いと言えます。

事実、所用で久しぶりにD君にあって、彼の給与を聞いた時に、
「新卒の頃と変わってないじゃん!」という言葉が口から出そうになりました。

どうやら、業績が下がって、年々給与が下がっているそうです。
で、オマケに休日出勤が増えているそうで、
私に「なんかいい仕事があったら紹介してくれ」と嘆いていました。

さて、最後の「E君」ですが、
彼は会社を辞めて、大学院に通い、好きだったフランス語を勉強。
そして、フランスに移住して、今、現地で出版社やテレビ局の取材コーディネイターとして、
好きなフランス語を活かして生計を立てています。

そんなにお金にゆとりのある状況ではないと思いますが、
気持ち的には、6人の中で、一番幸せなのかなぁと思ったりしています。

当時から、仕事がメチャクチャできるタイプではありませんでしたが、
彼は彼なりに、自分の能力を生かせるいい仕事を時間をかけて見つけたんだと思います。

と、さまざまな人間模様が、
今もなお繰り広げられていると改めて思った次第です。

飛行機の離陸に例えてちょっと考えてみたんですが、
入社した時は、みんな同じように滑走路をズルズルと走っていたんですが、

社会人になったとたんに、
それぞれの飛行機が離陸しはじめて、それぞれの角度をつけて飛び始めたんだと思います。

離陸した直後の飛行機の角度は、ほんの少しの差しかなかったんですが、
どんどん離陸して地上から離れていくにつれて、その小さな角度が飛べば飛ぶほど大きくなっていき、
気がつけば、何万フィートもの高度差になってしたりしています。

人生も同じで、最初の小さな「差」というのが、
時間が経つに連れて、大きくなってしまい、
最終的には、埋められない「差」になっているのではないかと、
なんとなく、客観的に同期入社の仲間を見て思いました。

だから、オヤジ臭いことを言わせてもらえれば、
若い頃の「差」を、もう少し意識することができれば、
10年後、20年後の「差」も変えていくことができるんだと思いますよ。

自分もそうでしたが、入社1年目でゴールデンウィークに出社して、
「なんで休日なのに仕事なんだよ!」とブーブー言ってたんですが、
もしかしたら、それも離陸する時の「小さな差」だったのかもしれませんね。

著者/竹内謙礼

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