経営コンサルタントの竹内謙礼の公式ブログ。

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売上が伸ばす人、売上を落とす人

こんにちは。いろはの竹内です。
さて、最近、仕事に忙殺されて、テレビをあんまり見る時間がなくなってしまい、
気がついたら、

AKB48が「大島優子」以外、誰だか分からなくなってしまったんです!

思い返せば「前田敦子」が卒業して、
その後、顔で判断できるのが「板野友美」と「篠田麻里子」ぐらいしかいなくなってしまい、
ぼーっとしている間に風のウワサ(通称:Yahooニュース)によると、
この二人も卒業するか、しちゃったかで、いなくなるとか・・・。

さらに、AKB以外にもHKT、SKE、JKTなど、
覚えきれないほどのチームがあって、

これに追い討ちをかけるようにBerryz工房、ももいろクローバーZなどなど、
テレビをつければ、もう単語カードなしでは女性アイドルが覚えられない状態になってしまいました。

で、悩み苦しんだあげく、
最近では、もう面倒くさくなって、識別可能な「大島優子」以外の女性アイドルは、すべて、

「まゆゆ」

と、呼ぶようにしました。

ええ、「まゆゆ」が誰を指しており、どういうポジショニングかは分かりません。
また、なんとなく「通称名」であることは分かってるんですが、
「まゆゆ」が、どういう名前を短縮したものなのかは、私は知りません。

でも、おそらく「こんな顔をした人が『まゆゆ』って人なんじゃないか」という憶測の元、
テレビCMやポスターで若い女性アイドルを見ては、

「あ、『まゆゆ』だ」
と言うように心がけています。

みなさんも、この裏技、使ってみてはいかがでしょうか?(つかえねぇよ)

というわけで、
お盆休みのど真ん中にお届けする本日のメルマガは、
今現在、構想中の本、

「就活に負けない子どもの育て方」

から、面白いお話をひとつ。

みなさん、今、大学を卒業しても約2割の人は、非正規雇用だってご存知でしたか?
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0702O_X00C13A8000000/?dg=1

日本人に好かれる「日本人」とは?

さて、以前のメルマガでも紹介しましたが、
私、過去に「就活に負けない子どもの育て方」というDVDを発売しています。

【好評発売中】★就活に負けない子どもの育て方
http://www.netshukyaku.jp/seminar/shukatsudvd.html

最初は、販促に役立つ人材育成のセミナーをやっていたのですが、
突き詰めていくと、人材は“育成”よりも“採用”が重要なことがわかり、
その“採用”の精度を上げるために、「就活」にフォーカスして、

■内定3つ獲得の100名
■内定0個の100名

この両極端の合計200名にアンケート調査を行って、
内定3つ取れる子の子育てのプロセスと、
内定0の子の子育てのプロセスを、
徹底的に比較しまくったデータが、このDVDに収まっているんです。

で、このアンケート結果を考察していくうちに、
ひとつ分かったことがあるんですが、
「就活」というのは、突き詰めると採用側の“仲間探し”のイベントなんですね。

「この学生は、一緒に働きたい仲間か?」

採用側が求めているのは、この1点につきるところがあります。
どんなに太っ腹な企業でも、

「こいつ、人を騙しそうだから採用しよう」

ってことは、あんまりないと思うんですね(ひねくれている経営者は別ですが)。

そう考えると、ですよ。

就活に負けない子どもに育て上げるためには、
「相手から好かれる子」に育てることが第一条件となるわけです。

しかも、この好かれる相手は、「年上」がなおよし!

だって、面接する相手が、自分の父親ぐらいの年齢になるわけですからね。
この人たちに「好かれる」というオーラが発信できない子は、
やっぱり就活では負けてしまう子になってしまうんです。

ここまで読んで、なんとなく勘のいい読者さんはお気づきかもしれませんが、
「人に好かれる」というのは、1~2年でパッと身につく技術ではないんですね。

どんなに厳しい面接の訓練をしようが、対応マニュアルを熟読しようが、
「人に好かれる」というのは、子どもの頃から培った、
子育てのプロセスによって生まれる「能力」だったりするんです。

この“人に好かれる”という「能力」を意識して親が育んで上げなければ、
頑張って有名私立の小学校に入れようが、厳しくしつけをしっかり行おうが、
結果的に、就活では不利な立場に立たされてしまうんです。

ではでは、
どうやったら子どもは「人に好かれる」大人になれるのか?

これは、一部の技術職、及びベンチャー企業や外資系企業には当てはまらないことかもしれませんが、
採用する側は、よほどの事情がない限り、
「日本人」だと思うんですね。

つまり、「日本人」に好かれる「日本人」に育て上げることを目標にすれば、
おそらく、採用時に「好かれる」というハードルはクリアできると思うんです。

そうなると、「日本人に好かれる日本人」とは何なのか?

これは、日本人が美徳としている、
「我慢」や「協調性」が、好かれる要素になるんだと思います。

理屈抜きの国民性として、「ひたむきに頑張る人」や「忠実そうな人」などを、
日本人は、江戸時代よりはるか昔の頃から、ずっとこういうタイプの人が好きだったんです。

この「日本人らしさ」による我慢強さや武士道のようなものがあったからこそ、
日本は「戦争」という理不尽な戦いに強かったし、

敗戦の厳しい状況下でも、
根性とチームワークで世界有数の経済大国にまでのし上がって来れたんだと思います。

しかし、その「日本人らしさ」も少しずつ世界で通用しなくなってきてしまい、
「個」の能力が強いアメリカや中国に推されて、
今の世界における「日本」という国の位置づけが、形成されているんだと思います。

いいですか?

「就活」には、学歴や筆記試験の能力はもちろん、
「人に一瞬で好かれる」という能力を持ち合わせていなくてはいけません。

その能力がなければ、「面接」をクリアできませんし、
なにより、就職後に、営業や社内の対人関係で、その能力を求められることが多いので、

最終的には、
「大人に好かれる子ども」
というのが、社会における最強の武器になるんだと思います。

そのためには、親はできるだけ小さい頃から、
年齢の離れた人たちと接触させる機会を作ってあげることです。
そして、その人たちとコミュニケーションを取るための、
「我慢」や「協調性」を大切にする“日本人らしさ”を身につける必要があると思います。

部活動でコーチや監督と接するのもよし。
ボランティアでおじいちゃんやおばあちゃんと接するのもよし。
身近なところで言えば、母親や父親と会話を増やすことも重要です。

「最近、思春期で子どもと会話が少なくてさぁ」

そう嘆く親も多いと思いますが、
そうやって子どもの頃から、年上の人の言葉に耳を傾けない子に育ててしまうと、

将来的に、就活で「年上に好かれる」という方法が分からず、
面接や仕事で苦労する子になってしまうことが考えられます。

もちろん、「就活」=「人生」ではありませんし、
就活で成功する子が、仕事でも活躍するとは限りません。

また、“日本人らしさ”というのが、世界で通用する人材かどうかは、
その点に関しては、調査不足なので、なんとも判断しにくいところはあります。

ただ、人生の大半は「仕事」に費やすことは間違いないので、
それを考えると、親は最低限、子どもを会社に放り込めるだけの人材に
きっちりと育てる義務はあるんだと思います。

「就活なんて、ずっと先の話だろう」
「小さい頃から、就活を意識させるなんてバカバカしい」
「就活の話まで、親は関わらなくていいだろう」

長いスパンで子どもの将来が見据えられない親は、ついついそう思ってしまうものですが、
その油断がおそらく、目の前の「勉強」ばかりに目が行き過ぎてしまって、
肝心な「就活」に弱い子を育ててしまい、

最終的には、

「大学を卒業しても非正規雇用が2割」という厳しい現実に直面してしまうんだと思いますよ。

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編集後記

実は企業が欲しい人材というのは、
ここ何十年、ほとんど変わっていないのが現状です。

過去の新聞を振り返っても、
「有名企業」が常に人気で、そこにたくさんの学生たちが集まり、
厳しい就活が繰り広げられているのは、今に始まったことはありません。

その中で、企業は常に自分の会社の売上を伸ばすために、
「優秀な人材」を取ることを心がけています。
決して、「無能な人」「仕事ができない人」を取るようなことはしません。

そうなると、ですよ。

「優秀な人」というのは、一体どんな人なのかを紐解けば、
ある程度、企業が欲しがる人材というのが見えてくると思うんですね。

その「優秀な人」というのは、
「コツコツ努力する人」
「要領がいい人」

だいたい、この2つのどちらかを満たしている人(もしくは両方)が、
いわゆる世間でいう「優秀な人」なんだと思います

コツコツ努力するから、成績も優秀だし、
要領がいいから、仕事も効率がいいし、
この2つの条件が、採用の世界だけではなく、
仕事の世界でも求められる能力だったりするんです。

では、この2つの能力は、どうやったら身につくのか?

それは、おそらく「勝ち癖」だと思うんですね。

「勝つ癖」のある子は、負けた経験があるからこそ、
「勝とう!」という気持ちが強いわけであって、
その勝負に勝つために、コツコツ努力をしたり、要領よく練習をしたり、
何かしら勝つための工夫を凝らすから、そのような能力が自然に身につくんです。

しかし、この「勝つ」という癖がない子は、
途中で止めたり、諦めたりすることが身についてしまうから、
結果的に、努力をしたり、要領よく仕事をしたりすることを放棄してしまい、
社会に出て苦労する大人になってしまうんだと思います。

「勝ち負けにこだわる人じゃなくても、仕事ができる人はたくさんいるよ!」

もちろん、その通りです。

でも、冷静に考えれば、採用する側にとったら、
「勝ち癖」のある子のほうが、採用したいという本音はあると思います。

売上目標を定めたり、期日を設けたりしても、
それに向かって突っ走れる人、達成できる人は、やっぱり企業としては欲しい人材です。

反対に、目標が達成できないことに何の感情もなく、
人よりも「頑張ろう」「負けないぞ」という気持ちがない人材に対して、
高い給料を払うことは、経営者としては我慢できないところがあるんだと思います。

みなさんの会社や身の回りにも、
「勝ち癖」がなくて、困った大人たちがいるんじゃないですか?(笑)

そう言う意味では、この、「就活に負けない子どもの育て方」というのは、
「できるだけ優秀な子を採用したい」という経営者にとって、
採用面でも非、常に役に立つデータが満載だと思いますよ。

秋の採用を考えている経営者は、一見の価値あり!!

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あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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