経営コンサルタントの竹内謙礼の公式ブログ。

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新入社員にこれだけは伝え欲しい「仕事のルール」

こんにちは!
経営コンサルタントの竹内です!

さて、次女(高1)の高校は入学早々の6月に文化祭があるらしく、
何の出し物をするのか、ちょっと聞いてみたんですね。

「縁日? それともお化け屋敷?」
「いや、演劇だよ」

「ほーっ、それは面白そうだ。で、何の劇をやるんだい?」
「ムーミン」

「は?」
「ムーミンだよ。知らないの?」

「知っているけど……ムーミンで劇をやるのか?」
「うん」

「難しくないか? ムーミンは」
「だよねー、登場人物が多すぎるんだよ」

いや、難しいのはそこじゃないだろ!
誰がニョロニョロやるんだよ!

そもそも、劇でやるほど、面白い話がムーミンにあったか?

ということで、今、私は「反ムーミン派」となって、
全力で次女を説得しているところでございます。

どうにか、オーソドックスなディズニー系か、
日本昔話系で落ち着てもらいたいところです。

そういうわけで、今回のメルマガのネタは、
「仕事の取り組み方」についてのお話。

新入社員に、ぜひ伝えてもらいたいと思います!

 

仕事は、「徹底的」で勝負が決まる。

さて、今まで私はセミナーや勉強会で、
仕事というのは「やる」か「やらない」かで勝負が決まると、
いろいろなところで言ってきました。

どんな仕事でも「やる」ことさえできれば、
必ずその行動に対しての結果が伴ってきますし、

「やらない」という選択をとってしまったら、
その時点で何も生まれないので、結局、売上に繋がるはずがない――。

つまり、この「やる」と「やらない」の間には、
成功者と失敗者ほどの、大きな差があると、
私自身、そう信じてコンサルティングをしてきました。

でも、最近、この考え方は、
ちょっと間違っているのではないかと思い始めています。

例えば、ブログを書くとか、チラシを撒くとか、
SEOをやるとか、アマゾンに出品するとか、
だいたいのことは、すぐに実践できる販促ノウハウなので、

僕のセミナーを聴いてから、会社やお店に戻って、
実行に移している人は、思いのほか多いことが分かったんです。

しかし、それでも、実践して結果を伴わない人が多いということは、
おそらく、それは、

「徹底的にやる」

ということが、できていないのではないかと、
最近、思ったりしています。

例えば、「ブログを書く」という販促があった場合、
それを「やる」という人は、多かったりするんですが、

その後、なかなかアクセス数が増えなくて、
「なーんだ、やっぱりダメじゃん」ということで、
すぐに止めてしまうことで、

結局、「やる」だけで終わってしまう人が実に多いわけです。

でも、「やる」から一歩踏み出した「徹底的にやる」という人は、
その仕事に対しての“徹底”が、物凄いんだと思います。

なぜ、アクセスが増えないのか、“徹底的”に検証して、
いろいろな検索キーワードを“徹底的”に調べて、

“徹底的”にうまくいっている会社のブログを研究して、
それらも踏まえて、最初のノウハウを自分の会社とマーケットに合わせて、

“徹底的”にカスタマイズして、トコトン、しつこいほど、
ガンガンにこねくり回して攻めていって、

ようやく、自分なりの「結果」に辿り着いている人が、
本当の仕事における“成功者”なんだと思います。

結局のところ、「やる」で終わらせるのではなく
「やる」から、さらに徹底的に仕事を詰める人だけが、
もしかしたら、この世の中で成功している人になるから、

これだけ、社会には「成功者」が少ないのかもしれません。

いいですか?

僕が考えを改めたのは、おそらく「やらない」と「やる」には、
そんなに大きな差はないということでした。

なぜならば、社長や上司から
「やれ」といわれたことに対して、大概の社員は「やる」という行動をとるから、
ここのあたりには、大きな差はないと思ったからです。

しかし、それでも社員の能力に大きな差が生まれるのは、
おそらく「やる」と「徹底的にやる」に、
ものすごい大きな差が存在しているんだと思います。

だけど、この“徹底的にやる”さえ意識して仕事に取り組めば、
結果が出ることは明らかなので、

このへんを、もっともっと追及していくことが、
もしかしたら、世間でいう本当の“仕事”なのかもしれません。

仕事というのは、結局、「やる」ことが大事なのではなく、
その「やる」ということに対して、
どれだけ完成度を高められるかが、大事なんだと思いますよ。

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編集後記

親族で経営している会社の悩みごとの8割は、
おそらく仕事のことよりも“身内”のことだと思います。

父親と折り合いがあわない。
親族の部下が仕事をしてくれない。
息子がまったく言うことを聞いてくれない。

などなど、大塚家具の話ではありませんが、
他人よりも話がこじれるのが、やっぱり“身内”の問題だったりするんですね。

私も、経営コンサルタントとして、
多くの親族会社の“揉め事”の現場に立ってきましたが、

やっぱり、この“身内”の問題が、一番、解決がややこしかったりします。
でも、このややこしい問題が解決すると、
一気に会社の業績が上向くのも事実だったりします。

要は、会社の成長に、身内の問題でストレスをかけてしまうというのは、
企業にとって、最大の機会損失だったりするわけです。

これは非常にもったいない……。

私が主宰している「タケウチ商売繁盛研究会」では、
そのような、ちょっと泥臭い、ナーバスな身内の問題にも、

できるかぎり解決策を講じていますので、
ぜひ、ストレスを抱えている親族経営の方がいらっしゃたら、
一人で抱え込まないで、一度、ご相談していただければと思います。

■月々5000円~タケウチ商売繁盛研究会
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楽天市場等のネットビジネスで
多くの受賞履歴
あり。

大企業、中小企業問わず、実店舗ビジネス、ネットビジネスのアドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。著書に『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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